つのつの × レパー × saito takatsugu
グループ展も直前となり、出展いただく作家さんの紹介をします!
【つのつの】
実際ある風景とCGのキャラクターが融合する、幻想的な作品を製作されています。京都の街並みが背景になってる事も多く、京都出身者としては親近感があり、目を引く作品ばかりです。
◾︎かわうそ考察【作品について】
つのつのさんの作品でまず注目するのは、建物と同じ大きさのキャラクター。
大きくて、柔らかな丸みのあるフォルムは無機質な周りの建物と対極で、キャラクターがより呼吸してるかのような臨場感があります。
でも、作品をよく見ると、曲げた腕のシワや足のくぼみなど、空気を入れたバルーンの様なラインがあり、かなり繊細な拘りに心を撃ち抜かれました。
ただCGでキャラクター立体的にするだけでなく、膨らませるというこの発想、とても面白いです。それにバルーンだからこそ体のハリ感や、ムチッと感(柔らかさ)、がより表現されているのが個人的に好きな所です。縫い目によってできるくぼみや影の細かい表現が、触るとフニャっと凹むのも想像ができます。
柔らかさの表現は女の子を魅力的にする重要ポイントであると私は考えています。
◾︎かわうそ考察【作品の特徴について】
特徴として、『夜、虚ろ、狭さ』があると思います。
最近制作されている作品に対して『夜の京都の街』、『虚ろな表情』、『閉じ込められている』そんな印象を受けました。
基本的に膝を抱えていて、立ってると思ったら顔は不満げ。
でも、可愛いキャラクターのそう言った顔はとても興味深く考察しちゃいますよね。心配してしまうというか、気にかけてしまう。つのつのさんのキャラクターはみんな虚ろげでとても惹き付けられる、この作品達の魅力は満足気では無い表情も大きく関係しているのでは無いかと感じています。
今回の展示では、つのつのさんの立体作品とキャンバス絵が展示されます。
今回新作のキャンバス絵は、とても可愛い魅惑的な目をした女の子の作品の展示などもありますので、是非会場でご覧になられてください。
※つのつのさんのポストカードを展示会で販売致します。数に限りがありますので、なくなり次第終了といたします。
つのつの
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【レパー × saito takatsugu】
今回の展示は『B=コヌミ』というキャラクターをモチーフにsaitoさんが創る作品と、pyokoさんが描くコヌミの転写作品のとなります。
B=コヌミは作り手によって、七変化を遂げるので今回のコラボレーションもとても楽しみにしています。
◾︎かわうそ考察【saito takatsuguさんのこと】
きっと、エッジの効いた作品が並ぶのではないかと感じています。saitoさんの作品はSNSでしか見た事がないのですが、シンプルな表現の中に様々な考えや思想が込められているのだろうと。
saitoさんの作品を見て。モノとモノが重なる時、その間に僅かな時間が挟まっていて、その蓄積によって現在があるのだと、それを可視化できる表現をされているのではないかと思わされました。
どこか鋭さを感じさせるsaitoさんの表現とB=コヌミの合作は、今までのコヌミのポップさとはまた違う表現になるのだろうと思っています。楽しみで仕方ありません。
◾︎かわうそ考察【展示作品のこと】
今回の展示では、1つ大きな1620×1620mmサイズの作品を展示くださるとのことで、とてもワクワクしております。
小柄な人がすっぽり収まるサイズのキャンバスに、何が描かれてるのか、どのような事が読み取れるのか、目で見る迫力のある作品に心躍らせております。
※作品の販売は致しません。
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この2組に合うコーヒーの紹介
この2組の作品に合うだろうと思っているのが『aiブレンド』。
浅煎りのマイルドな酸味が特徴のブレンドです。
2組の作品からはポップさの中に、奥行き、深みを感じていて、そういった部分がこのコーヒー豆の味と通ずるのではないかと思いました。
コーヒー豆にも焙煎者の個性や考え、思想が現されると思っています。
そうした表現はジャンルを超えて、繋がるのだと強く実感しました。
是非、ご賞味ください。
明日はfrom_photoboothさんと杉本さんの紹介をいたします。
是非、ご覧ください。
皆様のご来場を心よりお待ちしております(^_ ̫ _^)
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