ズタボロな経歴を語る vol.6
コラム「ズタボロな経歴を語る」
前回までのお話はこちら▶vol.5
こちらのコラム、サボりまくって約1年更新していませんでした。ダメ人間です。このコラムを完結させるのが今年の目標のうちのひとつ。頑張ります。
■「やりたいこと」「好きなこと」はなんだろう?
暇すぎる事務の仕事をしているうちに、転職を考え始めた。
ただ、前回の転職時と大きく異なったのは「やりたいことをやれる仕事」に就こうと強く思ったこと。
もう後悔はしたくない。だからこそやりたいことを見つけよう。
そんな気持ちで日々検索を繰り返していた。
当時、あまり趣味のなかった自分は「やりたいこと」「好きなこと」がわからなかった。
だれかに褒められたことがあるからマッサージ師になってみようか、それとも花が好きだから資格を取って花に関する仕事をしようか。
冷静に考えればCADを勉強して不動産事務がいいのではないか。
こんな感じで考えがとっ散らかったまんま検索を続けていたら、気づいた。
あれ?そもそも広告めざしてなかった?
■思い切った決断
そうだった。わたしは広告がやりたかった。
それを忘れるくらい、遠い環境で働いていたのだと気づかされる。
ひとまず、電通のHPを見る。入れるわけがない、と肩を落とす。
広告に関するさまざまなことを検索しているとよく引っかかる「宣伝会議」。
どうやら広告系の出版社らしい。
見ていると教育講座に目が留まる。
そこにあったのが「コピーライター養成講座」だった。
なぜか見た瞬間「これだ!」と思った。
考える仕事、そして書く仕事。
これはたぶん、自分に合う。
数か月先から始まる講座に、あまり迷わずに申し込んだのであった。
■コピーライターになるための最短距離
そこからは、「コピーライターになるためにはどうしたらいいのか」を考え始めた。
ネットで調べるとよく書いてあるのが次のようなこと。
光、のちくもり。そんな気分だ。
コピーライター養成講座に通ったからといって、コピーライターになれるわけではない。
通う前から出鼻をくじかれてしまった。
でも、だからといってこのままでいいわけがない。
このまま事務を続ける=時間の無駄だと思った。
■「経歴を汚す」と見るか「チャンス」と見るか
どうしたらいいのか悩み、学生時代インターンでお世話になった企画系会社の社長に相談することにした。
(我ながら、当時の行動力には脱帽する)
「書くのが好きなら、転職してみないか」
まさかこんなことを言われるとは思っていなかった。社長の知り合いの人材系会社で社員を募集しているというのだ。
仕事内容は、講座のパワポ作りや参加者募集のためのチラシ作り。
なるほど、講座と仕事のダブルでコピーの勉強ができるというわけだ。
ここで転職したら今の会社を辞めることになる。つまり経歴に傷がつく。悩ましかったが、この目の前のチャンスを逃すわけにはいかないという思いのほうが強かったのをおぼえている。
その後、その会社でインターンさせてもらい、面接なしで採用。
とんとん拍子で2度目の転職に踏み切ったのであった。
久々に長い文章を書いて手がキンキンに冷えています。
早めに続きを書けるように頑張ります。
続きはこちら▶︎vol.7
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