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デスメタル/エクストリームメタル特化DTM使用機材/プラグイン紹介
DTMerらしく機材(プラグイン)紹介でもしてみたいと思う。とは言え俺はそこまで音作りのスキルやノウハウがある人間ではないので参考と言うより冷やかし半分で読んで欲しい。ちゃんとした情報が欲しいならガチの所を当たって下さい。
DAW PreSonus『Studio One 4』
最初に使い始めたのは3の頃でそれからずっとStudio One頼りである。
ギター
Solemn Tones『The Odin III』
DTMでメタルやってる層なら知る人ぞ知る名ギター音源。以前まではThe Odin IIを使っていたがつい最近IIIにバージョンアップした。メタルコアやDjentに特化した音源でYoutube等に上がっている公式動画も大体今風なメタル/ヘヴィミュージックばかりなんだが俺はこれでOSDMやブルデス、グラインドコアやブラックメタル等をやる。そういうコアなメタルにも余裕で対応出来る現在最強のギター音源。9弦の半音下げ、ダブルドロップCまで対応しているが俺は基本的に7弦の一音下げ、ドロップAに留めている。
Three-Body Tech『heavier7Strings』
The Odin IIに出会う前に使っていたギター音源。それまではろくに弾けないギターを無理矢理録っていたんだがリフやフレーズ、サウンド面で限界を覚えついに手を出した。パワーコードとブリッジミュートに秀でており最初に導入した時は「ようやく人に聴かせて恥ずかしくない曲が作れる!」とテンション爆上がりになったのをよく覚えている。だが結局1年程で限界を覚えThe Odin IIにシフト。単音が甘く打ち込み臭さが残り、テクデスやブルデスには向かない音源だと思う。その後はクリーンギター専門にした。
IMPACT SOUNDWORKS『SHREDDAGE 3 JUPITER』
The Odin IIIと使い分けたくて購入したが、リフ/リズムに関しては結局The Odin IIIに及ばず専らリードギター及びクリーンギター用に使用している。
アンプシミュレーター
Positive Grid『BIAS FX 2』
ToneCloud目当てで導入。暫くメインで使っていたが、どうにも音に汁っ気が強く乾いた音を求めて別のアンプシミュレーターを探し始めた。
IK Multimedia『AmpliTube 5』
セール時に購入。BIAS FX 2とそれ程印象は変わらず。ただアンプシミュレーターと預金残高は多いに越した事は無い。
Neural DSP『Fortin Nameless Suite』『Omega Ampworks Granophyre』
前者はMeshuggahな音を出したくて購入したが全然出来ず断念。SlipknotのMick Thomsonが使用しているアンプらしい後者はダークさのある音でなかなかに悪くない。
Bogren Digital『Ampknob - Trivium RHYTHM』
Bogren DigitalがTriviumとコラボレーションしたアンプシミュレーター。他にLEADとBASSがあるが俺はリフ専門なんでRHYTHMだけ購入。変な癖が無く極めて使いやすい高品質アンプシミュレーターだが、音作りのバリエーションに乏しいのが弱点か。
TOONTRACK 『EZ MIX 3』
3は少々重いんで2と併用。自分でギター弾いていた時から使っていたが、改めて再導入した結果大分使いやすく今のメインとなっている。より歪み潰れたノイジーで極悪な音が欲しいブルータルデスメタルのDeath Zombie From Hellではこれと他アンプを混ぜるという荒業でブルデスっぽさを出している。
ベース
Submission Audio『DjinnBass 2』
他にも多彩なメタル用ベース音源をリリースしているSubmission Audioのフラッグシップ音源。文字通りDjent向けのゴリゴリなヘヴィサウンドを出せる高品質ベース音源。上記のアンプで音作りをしている。
IK Multimedia『MODO BASS 2』
Spectrasonics『Trilian』と双璧を成す有名ベース音源。フィジカル・モデリングを採用しており軽く高音質なベースサウンドを実現している。俺は主にアップライトベース(ウッドベース)が欲しい時に使っている。
ドラム
Toontrack『EZ Drummer 3』
DTM界隈で知られる有名ドラム音源。細かい音作り必須の玄人向けなSuperior Drummerと比べて即戦力ですぐに形に出来る手軽さが俺みたいなズボラ人間には嬉しい限りだ。メタル関係の拡張パックは一通り導入している。その他インダストリアル等デジタルサウンドをやりたい時は『DARK INDUSTRIAL』『ELEMENTS』『ELECTRONIC』を使用している。
Ugritone『KVLT Drums II』『Riot Drums 2』『OSDM Drums』『Punk N Grind Drums』『Tight Studio Drums』『Vintage Doom Drums』
メタルコア、Djent向けが大半を占めるDTMメタル音源にあってオールドスクールデスメタル、ブラックメタル、ハードコア向けというニッチな路線で人気のUgritoneによるドラム音源。格安で使える嬉しい存在だが、やはりEZ Drummer等と比べると少々甘い所があるか。
Bogren Digital『Krimh Drums』
EZ Drummerをも凌ぐ即戦力&高品質なメタルドラム音源。ほぼ弄らずプリセットのみで使えるサウンドになるが、拡張パックの多さではEZ Drummerが上回るだろうか。ろくに弄れないもののFree版もあり、頻繁に音作りを変えたりしないのであればそっちでも十分だったりする。
シンセ、キーボード等
Toontrack『EZkeys 2』
音楽的にシンセの類はほぼ使わないが、ピアノ等が欲しい時に使う音源。プログレッシヴロックにも影響を受けているんでメロトロンが使いたい時は『Mellotoon』、インダストリアルやダークアンビエント等をやりたい時は『Cinematic Pads』を使用している。
Pepto Audio『Black Metal Keys』
文字通りブラックメタル向けの幽玄かついい意味でチープなキーボードサウンドを出せる音源。ブラックメタルプロジェクトMankind Must Be Destroyedでたまに使う。
SpitfireAudio『BBC Symphony Orchestra Discover』
フリーのオーケストラ音源だが質は高く、滅多にやらないがオーケストラが欲しい時に使用する。
それ以外はサンプリング音源とかStudio One付属音源、フリーでゲットしたMidiとかも使ったりする。マスタリングはiZotope『Ozone 10』だ。多少弄る時もあるが大体これに丸投げで済ませている。
マイク 適当に買ったダイナミックマイクの安物(1000円程度)
グロウル、スクリームオンリーなんでこれで特に問題無い。本当はSM58を導入するべきだろうが。
防音ブース VERY-Q
広い部屋に引っ越したのを機に導入。夏場は暑いイメージがあるが小型扇風機に加え俺はグロウルオンリーで実は声量が無いのでそこまで暑くなる前に収録が終わるんで問題無し。腹から声出すメタルのクリーンVoタイプだと滅茶苦茶暑くなると思われる。何れにせよ換気は必須。高い買い物だったが昔は毎週カラオケやスタジオで収録していた事を考えると十分に元は取れている。
これ等を駆使して制作された楽曲。参考程度に