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2024年ベストアルバム:メタル/ヘヴィミュージック

順位、アルバム数制限は無し。ただ喰らったアルバムを列挙。



Blood Incantation『Absolute Elsewhere』

恐らくほぼ全てのメタル/ヘヴィミュージックリスナーが喰らったアルバム。プログとデスメタルの融合が余りにも自然過ぎて凄まじいセンスを感じさせる。

Brodequin『Harbinger of Woe』

ブルータルデスメタルを志す者としては避けて通れないバンド。音質が飛躍的に向上しいい意味でモダンさも感じさせる洗練された高品質ブルデス。いつの日かこのクオリティーに辿り着きたい。

Coffins『Sinister Oath』

アンダーグラウンドなコアさを発散しまくるデス/ドゥームの決定的なアルバム。我々のような地下の住人にとって指標とも言える。

Defeated Sanity『Chronicles of Lunacy』

テクニカルブルデスの帝王は未だ健在。ジャジーな知性に裏打ちされたインテリジェンスな技巧派デスメタル。

Disembodied Tyrant/Synestia『The Poetic Edda』

デスコアはやらない(出来ない)んで純粋にリスナーとして聴ける。シンフォニックさとブルータリティーの両立が極めて高いレベルで行われており喰らった。

Frail Body『Artificial Bouquet』

Blood Incantationと並んで多くのメタル/ヘヴィミュージックリスナーが2024年ベストに挙げると思われるアルバム。今年聴いたブラッケンド/激情ハードコア/Skramzの中で最もクオリティーが高かった。

Gaerea『Coma』

メロディアス/叙情的かつストロングな印象もあるポストブラック。ブラックメタルにおいて俺が目指したいサウンドとは異なるスタイルだが質の高さに喰らった。

Kanonenfieber『Die Urkatastrophe』

Heaven Shall Burnと比較されるドイツのワンマンメロディック/ブラッケンドデスメタル。極めて質の高いメロデス/メロブラでありメロディックメタルコア要素もある。「戦争反対のため戦争をテーマにする」というコンセプトも良い。

Kerry King『From Hell I Rise』

今回のチョイスの中で最もオーバーグラウンド寄りだが何だかんだで聴いてしまうKerry Kingのソロ。Slayerを求める人間も、単純にスラッシュメタルを求める人間にも嬉しいアルバム。

Malignancy『Discontinued』

とにかく変態的なテクニカルデス/ブルータルデス。ただ高速でシュレッドするだけではなくデスメタル的な暴虐さもあるのが嬉しい。

My Dearest Wound『The Weight of Life Was Greater』

チリのデプレッシヴブラックプロジェクトによるEP。DSBMなのに何故か音が良く、曲のクオリティーも素晴らしく高い。

Ὁπλίτης『Παραμαινομένη』

中国のワンマンアヴァンギャルドブラック。2023年にアルバムを3作リリースし話題を呼んだが2024年はこれ1作のみ。マスコア/Skramzにも通じるサックス入り変態アヴァンブラックを味わえる。

Restlessly『Unforeseen Consequences』

ブルデス大国インドネシアのバンド。多少のブラックメタル風コードや不協和音を混ぜつつも基本はストレートなブラストで爆走する。こういうサウンドを目指したい。

Septizin『Secrets of the Body Farm』

ゴアグラインドだがブラスティングブルデスとしても味わえる高品質アルバム。リフとブラスト、多彩なゲロゲロガテラルに奔流される。

Sørgelig『Φ​θ​ο​ρ​ά』

Silencerの精神を受け継いだかのようなマニアックなスタイルながら高品質なDSBM。聴き辛いのに聴き易い。DSBMをやるなら本作をリファレンスにしたい。

Spectral Wound『Songs of Blood and Mire』

NSBMへの対抗勢力であるRABM(Red and Anarchist Black Metal)としてポリティカルな知名度もあるバンドだが、そういったのを抜きにしてメロディックブラックとして質が高い。こういうストレートなブラックメタルもやってみたい所だ。

The Black Dahlia Murder『Servitude』

メロデスは余り聴かないがやはり外せないアルバム。Trevor Strnadの魂は健在!

The Spirit『Songs Against Humanity』

多少デスメタル寄りで殆どブラックメタルなブラッケンドデス。メロディアスなトレモロが良い。

Undeath『More Insane』

高音質でストレートにハイクオリティーな正統派のデスメタルを聴かせてくれる。いつかはこういうサウンドをこのレベルで出せるようになりたい。

Vertiginous『Reek Of Putrefaction Of The Excruciating Lust』

Restlesslyと並んでブルデス大国インドネシアのバンド。磨り潰すような高速ミュートリフ&ブラストで爆走するストレートなブラスティングブルデス。変態性に寄るのも良いがこういうスタイルを志したい。

200 Stab Wounds『Manual Manic Procedures』

ハードコアやスラミングデスの美味しい所を頂いたオールドスクールデスメタル。メタル/ヘヴィミュージックとしても質が高く俺がOSDMで志すべきはこういう路線だろう。

VA『Doom Dragon Rising』

DOOM FUJIYAMAからリリースされたAbiuro/Green Tripe/Heteropsyの3バンドからなるドゥームメタルコンピ。とりあえずドゥーム/スラッジ/ストーナーを喰らいたければここのレーベルが安牌だ。俺もこういうサウンドを目指したい。

本来やる予定ではなかったが折角noteを始めたんで急遽公開。高い知名度のある有名バンドマン/ミュージシャンならともかく、俺みたいなペーペーの下っ端DTMre如きが偉そうに講釈垂れるのもどうかと思ったが、今はやる側の発信が歓迎される時代という事もあり公開に踏み切った。来年やるかどうかは未定だ!

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