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蜃気楼の終わりを見に行こう 本編




何月の話ですか?そんでいま何月ですか?って私が一番思っている。時の流れは残酷なので、帰ってきたら続きを書こうと言って8か月経ってた。
蜃気楼の終わり、2023年3月から始まったACT:SWEET MIRAGEが終わってしまう(そして8か月経っている)
インターネットとの激戦の末に手に入れたチケットとはじめて使うパスポートを手に極寒のソウルを旅したぼっちオタクの旅行記。半年以上前のことを記憶を辿りながら書いてみるです

帰るのも遅くなり寝るのも遅くなり、色々不安であんまり眠れず睡眠時間2時間ちょっとで起床。山奥にある空港からソウルまで飛び、仁川国際空港の広さの洗礼を受けた。ターミナル1で降りれるんだと思いきや1と2の間の謎空間に降ろされて電車移動。入国審査で時間取られるかなと思ってたけどすんなりいけてよかった。でも入国審査ネキがめちゃくちゃ怖かった。イルミモヤ?とだけ聞かれて大きい声で答えたら許してくれた(外国人なんだし英語で聞いてくれてもよくない?)
そこから降りたと思ったら荷物配送サービスのカウンターを探してあの扇形の建物を端から端まで歩くという苦行。たどり着いた最果てにいたコネストおじちゃんにキャリーを預けて、両替もせずにちょうどいいタイミングで来た空港鉄道に飛び乗ってソウルに侵入。


コネストの荷物を送ってくれるサービス
おじちゃん優しかった(でも受付をもっと真ん中に置いてほしい)


なんやかんやで会場に着いた。

あのでかいタペストリーみたいなのほしい



案内版もよくわからん&アナウンスも聞き取れんので何もわからんまま、とりあえずオタクがいっぱい並んでるところに並んでみたらチケットがもらえた!やった!(名字最初のアルファベット列に並ぶんだった気がする)流されるままリストバンドも着けてもらい、メンバーシップのカードはスビンくんを自引きした、そしてその嬉しさのあまりせっかく頑張って書いてきた手紙を出し忘れるのだった…(完)
会場には日本の会場よりずっとグローバルでいろんな言語が聞こえてくるのが不思議で面白かった。それでも言語関係なくメンバーの名前だけでトレカの交換を成立させていくのがワールドワイドオタク現場って感じで見ごたえがありました。そんでみんな何かしらピンクで可愛かったな~

フォロワーさんに開演までかまってもらい写真を撮ったりしていざ入場!
全体的に年齢層が低いなとは思ったけど、やっぱり両隣のモアちゃんたちも中高生くらいだった気がする…不審なアラサーでごめんね…
何回見てもはじまりの演出が好きすぎる、トゥバトゥにしか作れない夢みたいな世界だったしずっと忘れたくない;;;と最初から感極まり、怪物で号泣オタクになり、あっという間に時間が…

そういえばここは韓国!スマホを出して撮影しても没収されない国!と思いいそいそとスマホを出してみたけどカスと呼んで差し支えない画質でしか撮れないことを実感し、静かにiPhoneSE2という化石をポケットにしまったのだった
まわりのオタクたちはしっかり三脚使ったりして撮影しててさすがサムスンの国…!となりました。圧倒的準備不足
でもずっと日本で見てて撮影禁止に慣れている身としては、撮影に気をとられるより目に焼き付けたほうが(自分のなかでは)有意義に思えた。他の人が撮ったもののほうが画質も綺麗だし上手なので…泣
でもさすがにお誕生日おめでとうのくだりだけは頑張って撮った。ケーキを持ってトコトコ歩いてくるカンテヒョン先生可愛すぎたしスビンくんにおめでとうって叫べてよかった。

真冬の練習室で集まって寝てた弟たちがこんなに大きくなって上手になって一緒にコチョクに立てたことが嬉しい(だいたいこんな感じだった気がする)って泣くヨンジュンさんを見てオタクは号泣…普段は見えないあの子たちの背負ってる大きなものが、ヨンジュンさんが泣くときだけちょっと見せてもらえてる気になってしまう。「簡単そうに見えるのは本人が努力した結果上手くやっている証拠」っていうのを、簡単そうに歌って踊るアイドルを見て学ばされる人生です。花道だけ歩こう…幸せなときだけ泣こうね…泣
トゥバトゥへの巨大感情の爆発が止まらないままフォロワーと合流し、初渡韓のくせに無謀にも路線バスに挑戦(その方が歩く距離が短そうだった)!でもここで私の「野生の勘に任せてなんとなくそれっぽいのに乗ってみる」という旅先での悪癖が炸裂し、見事に逆方向に連れていかれてターンエンド。右側通行トラップに頭から引っ掛かった感じ。全くどこかわからん場所で降りて逆方向のバスに乗り、なんとか東横インに到着。韓国にも安心と信頼の東横インがあることを知ったオタク大感動。日本と作りが同じだし日本人多いしほとんど日本だった。安心した。

私がバスを間違えても殴るのを堪えてくれた優しいフォロワーと、ホテルの前にあるピザ屋さんで晩ご飯。ここで韓国にきてはじめての食事(23時くらい)信じられねえサイズのピザとチキンを食べました。おいしかった。

フォロワーのポバトゥとデカいピザ


(ちなみに私が泊ったのは永登浦の東横インでした。コチョクからのアクセスはすごくいいけど治安的にはあまり良いとは言えない感じっぽいので女の子が一人で泊まるのは避けたほうが良さそう。自分で歩いた感じは夜でも明るくて広い道ならまあ…と思うけどちょっと曲がると急にスラムを感じる雰囲気もあったのでご参考までに(?))
ホテルで一人、ツアーが終わってしまった喪失感でメソメソしながら力尽きるオタクであった——


次は二日目~帰国までの記録。

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