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【ライブレポート】RAM RIDER「20周年なんて全然通過点」音と映像のMAGICで満たしたワンマンライブ
RAM RIDERが11月9日に東京・WOMBLIVEにて自身のデビュー20周年を記念したライブ「REPLAY THE MAGIC」を開催。活動の象徴とも言える映像やレーザーを駆使した演出と共に最新アルバム収録の全曲やデビュー曲「MUSIC」まで全26曲を披露し、超満員のフロアを沸かせた。
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ニュースサイトの文体模写はここまでだ!(ここまでしかできなかった、ともいう)
以降は素人個人の感想です。解釈は正しくないところもあるでしょうし、あらすじやセットリストも書かない不親切仕様です。正統派の構成で書いてもいいけどわたしが書くにはおこがましい。なによりもRAMさんご本人が発信した解釈を正とすべきです。じゃあなんで書くんだ。書きたいからです。
↓記事タイトル別案はこちらです。もしライブが前回のように“オーディオギャラクシープレゼンツ”だったら絶対こっちだった。
【ライブレポート】RAM RIDER20周年ワンマンライブ 本名丸出しで中3文集の読み上げも
※以下の見出しの内容と写真は一致しているとは限らないです。
全何曲だったのか、の解釈
某特典内でRAMさんが「ぼく24曲歌うんですよ」って話されていましたが、歌うところが無いlaunchingとOPENING(※PORTABLE DISCOの)もあったから26曲という認識でいます。
そもそも演出もMCの内容も幕間映像も全部意味がありそうなので、曲名と曲数だけなぞるのは適していないと思っています。素人の解釈です。
TBSラジオのジングルの生歌唱(?)もセットリストに含めますか?(チェ・ジバラ文脈だと含むはず。) 幕間映像についていた曲は2018年のワンマンライブの時のDOORだったりおやすみ。のインストでしたが含めますか?
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RAMさんのプロフィール文に書かれているように(最新版には書かれてないけど)、RAM RIDER像とは「音と映像の融合を提唱」しているアーティストであり、RAMさんが表現したい「MUSIC」はきっと聴覚だけじゃなくてもっと広い概念なんじゃないかな。それこそ「MUSICという魔法」なのでしょう。
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(RAMとRIDERの間に半角スペースを入れたいですね)
最後の曲がMUSICだったことへの解釈
RAMさんのDJは最後の曲をいちばんよく聴かせられるよう助走をつける感じで構成されていると聴いた覚えがあります。その理論でいうと今回はMUSIC(本当に最後の曲)あるいはREPLAY THE MAGIC(本編最後の曲)が主題にあたっていそうです。150文字くらい前で「MUSICという魔法」って挙げたばかりだし、ライブのタイトルがREPLAY THE MAGICだしな。
オープニングのREPLAY THE MAGICの別バージョンもかっこよかったねぇ。RAMさんがあんなに圧の強い煽りをやるのは珍しいです。(いいぞもっとやれということを言いたいです)
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あふれる -Overflow- のミュージックビデオがすごいぞ
セットリストの文字列だけ見た人は「SET ME FREEからのあふれる?!?!」と気絶していそうですが、ミュージックビデオ監督つなぎという文脈!たまらないです。
うさぎさんが転んでいたシーン、服部さんのキャラクターのドット数で「転んだ」と分かるのやべぇなと思いました(褒めている意味での「やべぇ」です)
視覚的にもREPLAY THE MAGICのアルバムに入っているべき曲だと思いました。色覚もあふれている。あとあの感じの色彩ってたぶん光の色にしか無い色だと思う(特色を駆使したら出せるのかもしれないけれど)。そもそも虹って光の色だものね。
RAMさん本人は自称「通訳さんスタイル」で歌詞の字幕(縦書き)の真下で歌っておられた。なるほどRAMさんはライブによって世の理を我らに通訳してくれていたのか。なんて尊い仕事なんだ。
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今後スクリーンが無いステージのときはどうするんだろう。“聴けば見えてくる”ということで?今後の普通のライブでさらにどう化けるかが見れるということか?それもいいな。
(ちなみに2021年のやついフェスでの1人セットの時にも歌っていましたね。振り返ってみればこのときも通訳さんスタイルか。)
But I Can Loveは非常にライブ映えする
RAMさんとMarnieさんが歌う意味、説得力のあるステージでした!昨年401 Loungeで聴かせていただいた時よりもお二方自身の力強さも増していると思ったし。(※みんなアトロク2での曲解説を聴いてね!RAMさんご出演時の公式映像がYouTubeにあります。radiko(タイムフリー30を使えばたぶんまだいける)もポッドキャストもTBSラジオ!)
Marnieさんの歌声がとても空間映えする質感なんだと思った!
ギターとパーカッションが入ったライブアレンジも大変好みでした。
ファストラブの映像かわいかったね
2018年のライブの時はファストラブからのTALK 2 TALKというBoseさんつなぎでしたね。今回はGALAXYが終わるかと思ったらファストラブになるやつでした。(直前のライブでもやってるやつだから予習したい人は平時の対バンとかにも行くといいとおもいます!)
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HELLOがSTARS版だったことへの解釈
PORTABLE DISCOの流れのままいくのかと思ったら!
星盤の要素として配置されたという解釈をしました。ファストラブだけだとさすがに割合が低いでしょう。
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アルバムのCDが会場限定であることへの解釈
物理CDは物理であるからこそ、この日のライブを五感で体験しようとカロリーを割いてくれたお客さんの手に渡って欲しかったのだと思う。ボーナストラックのリミックスも良すぎるので、それこそCDはCDで順番通りに聞いて完成するのかなと思いました。
PORTABLE DISCOはあの時代にCCCDじゃないくらいだから、RAMさんが権利関係のキープとか意地悪とかでやってるとは思えないです。
唐突な上に以前も書いたかもだけど僕の1stアルバム「PORTABLE DISCO」はCCCDではないです。当時新人ヒヨっ子のくせにCCCDだけは嫌だ、ということで理由もちゃんと説明して通常CDにしてもらったのです。解決策としてレンタル版はCCCD,販売分はCDにしてもらいました。
— RAM RIDER (@RAM_RIDER) November 15, 2010
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CDの実物、バーコードが付いていなかったので「CD屋に行ったら買える」は本当に無さそうです。今後の何らかのご出演時にも売ってくれるそうなので毎回1枚買おうと思います。(HMVの前を通るたびに逆襲盤を買っていた者の意気込みです)(歌詞カードが文字通りに「カード」の形式をしているのでアクリルフレームに入れて標本みたいにしたいんですが、アクリルの価格を見てウッとなっているわたしです。無印良品の「アクリルフレーム・2」でいけると思うので誰かやっていいですよ)
最高のREMIXを提供してくれたShimamuraくんのSoundcloudで「But I Can Love (DJ Shimamura Remix)」試聴できます。今後も出演するLIVEやDJの会場で販売しようと思うのでスケジュールをお待ちください。Shimamuraくんほんとにありがとう。YMCKのREMIXも素晴らしいですよ。#RR20th https://t.co/NqSsx5YRbk
— RAM RIDER (@RAM_RIDER) November 14, 2024
(個人的には「配信プラットフォームに左右されずいつでも聴けるように」という意味ではWAVなどのデータで買えるのが安心だと思っている…CDの寿命が30年らしいので。。)
Tシャツもピアスしてる
後半でRAMさんも着ていた[Magic R]という名前のTシャツは左すそにキラキラの銀色のタグが付いている。
わたしはステージに向かって右側にいる習性があるので、RAMさんの耳のピアスおよびこのTシャツのタグがよく見えたよ、という事象を述べました。
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(買ったけどまだ開封してないので公式写真を引用する横着)
今回はRAMさん腕時計もブレスレットも着用していなかったな。そもそも最近はライブだとしてない時もあるか。Apple Watchを右手にアンナ流な気がする。一昔前は何かとブレスレットをしていたり、DJの時はごつい指輪をしたりしていた印象がある。
特典のリハーサル観覧レポート
「リハーサルの最後の1曲を観覧」との触れ込みでしたが、3曲を触る程度でやってくれました。「観覧」というか、わたしらのリハーサルでした(?)。今日のGALAXYがショートバージョンなことがこの時点で分かったので大変助かりました。(フルバージョンだと6分あるからそれはそう)
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靴がスニーカーじゃなくてショートブーツっぽいの珍しい。
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特典のお見送り会レポート
お見送り会、ってこういうの( https://youtube.com/shorts/gIEqRR1my8k )だと思っていたんですが、RAMさんによる全体挨拶からのRAMさんと1対1で数秒のお話しと握手をしていただけちゃったやつでした。手厚すぎるだろ。感謝です!(わたしにはコミュニケーション能力が無いためとりあえず大きな声で名乗ったら「知ってます」「また来てね」とおっしゃっていただけました!うれちい〜〜〜!)
ちなみにお見送り時の衣装は公演の前半で着ていた黒ジャケットスタイルでした。
シリコンブレスレットがまじで光る
Pixel 6 Proの夜景モードでも必要以上に光りました。ご査収ください。
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蓄光、っていうくらいなので光を溜め込まないと光らないわけですが、ライブの後半くらいからは暗転時にきちんと光っていました。家でも普通に毎日やたらと光っています。
(全然関係ないけどみんなこういうラバーバンドって洗ってます?わたしは使ったままのものを半密閉パッケージに戻して収納して半年後にカビ臭くなっているのを発掘したことがあるのでハンドソープで洗っています。今のところRAMさんのラバーバンドは全部無事です。)
アンコールのコールが簡潔でいいの助かる
RAMさんが捌けてからサポートメンバーが戻ってこられるまで30秒、RAMさんが再登場されるまではさらに20秒くらいでした。50秒!
それよりRAMさん着替え早すぎんか??
(アンコール衣装は写真写りをRAMさん本人が納得していないみたいな投稿をしていたため、意向を尊重して載せません)
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聴力に問題が無いまま帰宅できた
最前列のスピーカーの真ん前という翌日耳鼻科直行待ったなしの場所でライブを拝見できたのですが、なんの自覚症状も無く帰ってこれました。よその特定の某会場のスピーカーはわたしの耳を何回も耳鼻科送りにしやがったというのに。
これはWOMBのスピーカーが耳に合うということと、RAMさんの扱う音は大きさで攻めなくてもきちんと聞こえる設計になっているということだと思っています!ありがたや。
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その他ミーハー感想の列挙
REPLAY THE MUSICの「いちれつにならべた/すこしだけずらした」のところ見ましたか!!!!!わたしはこういう解釈の可視化を観に来ています
ユメデの流れ星2つ〜のところの手の振りが大変チャーミングで大変よろしいとおもいました
催眠の2番サビのあとに『(☝次イエーイエだよ☝)』ってニコニコしてたのを守りたいこの笑顔
ELECTRICのAメロの手拍子でうぇーん今日客層が超アウェイじゃんって思ったけど曲自体を2番までやってくれてRAMさんがLFOの手の振りをやっていらっしゃったのを拝見できたのでプラマイがプラスです。
例の文集、10年前のAGDXで「シンセの話しかしてないww」って文脈で紹介していたものかしら?その10年後にエモい文脈で読み聞かせさせられて落涙必至なのずるいなぁむかつくなぁ(褒めています)
こういうライブって、会場出口ではライブの熱気のテンションのまま申し込んで欲しそうな次のライブの先行受付の旨が書かれたチラシを受け取るものだと思っていましたが、ペーパーレスでした。ねぇ商売が下手なの??とはいえこれが“らしい”という感じはある。よそはよそ。あと物理の紙は貰っても困るのでこれで合っていそう。
11/9のライブが終わった今、RAMさんが9/27に書いた「アルバムがでるぞ。」のブログを読むと「あー、そういうことだったんだ」と見えかたが変わった気がします。読んだことを覚えていろよって話ですけど。
春くらいからAGでしつこいくらいに「11/9を空けといて」と言われ続けて8/13にライブが発表されて8/17の朝10時にチケットを取って、9/26にアルバムが発表されて、11/9にわたしたちはWOMBLIVE(a.k.a WOMB)に行き、RAMさんのステージを五感で食らった、という一連の流れを体験できたことは後追いで“RAM RIDER情報”を知る人には生じようが無いものであるし、自分の2024年の記憶として大切にしたい。(決してマウントではないし、そういう人たちへ書き残せるものは残したい。わたしも17年前にいろんな書物(ブログ)を読ませてもらったし。)
来年はツーマンライブの構想があるとのことなので楽しみに待っています!
(わたしRAMさん以外の推しはソシャゲのキャラクターとかご当地キャラなのですが可能性ありますか???)(ないな!)
こちらこそがありがとうなのです!