「”好き”を仕事に」漫画・イラストレーター名無ノ作者さんのクラウドワーキング #06
今回は千葉県在住の漫画家・イラストレーター名無ノ作者さんのクラウドワーキングをご紹介します。
プロクラウドワーカーの名無ノ作者さんに、初めての案件受注から現在に至るまでを聞いてみました!
プロフィール
千葉県在住・40代
2016年からクラウドワークスを利用し、現在はフリーの漫画家・イラストレーターとして活動中。現在は、主にYoutubeの漫画動画の作画や、イラストの制作に携わっている。
プロクラウドワーカーにも選出されており、その他にも、広告漫画や、似顔絵・自伝漫画の制作などの経験も多数。
Twitterアカウント:@satoss1976
始めたきっかけ
もともと20代の頃から漫画やイラスト制作に取り組んでいて、出版社に持ち込んだりしていました。そこから一度は漫画家になる夢を諦めて、飲食店で働いていたんですが、もう1度漫画家になる夢にチャレンジしようと思い、フリーランスで漫画やイラストの仕事をしていきたいと考えるようになりました。
フリーになったきっかけは、3年ほど前に新潟で「家事や雪かき等を手伝う代わりに、家賃・生活費無料で古民家で共同生活をしながら、漫画・イラスト活動ができる」という企画に参加したことでした。
そこは制作作業に集中できる環境でとても良かったのですが、逆に働き口が全くなかったので、そこから本格的にネットで仕事を探すようになったのが最初のきっかけです。
クラウドワークスを含めて3種類ほどのクラウドソーシングサイトを使用していたのですが、一通り使ってみて利用者が一番多いクラウドワークスをメインで使っています。
わたしの1日
いまはフリーでやっているので基本的に11時くらいに起床しています。午後から仕事を始めて、寝るまで仕事をしていることが多いです。あとはひたすらイラストを書いています。
休日は特に定めていなくて、良いのか悪いのか分からないですが、あまり休みはないですね(笑)
仕事も生活も趣味も一緒というような生活を送っています。
始めてから案件を受注するまで
クラウドワークスを始めたての頃は、1回だけライティングの仕事もしたりしていましたが、イラストや漫画作成の仕事をメインに扱っていました。
とはいえ、実績がない状態からのスタートなので、1番最初は案件が決まらず大変でした。当時大切にしていたことは、実績を作るために単価が低い依頼でもやってみるという姿勢ですね。ちなみに、初めての案件はYouTubeの漫画動画作画の仕事でした。いまは、YouTube関連の案件も増えていて、特に漫画広告の制作案件などは単価が高い傾向があり、人気です。最近ではプロフィールを見てスカウトしていただくことも増えたので、案件探しには苦労しなくはなりました。
継続案件につながるまで
継続的なお仕事の依頼に繋げる上で、連絡はまめに、丁寧な対応をすることを心がけてました。
ほぼ毎日作業しているので24時間以上返信が遅れることはないですが、加えて「ありがとうございます」や「お疲れ様です」といった基本的な挨拶を欠かさないことを意識しています。
最近はクライアントからスカウトしていただくことも増えて、全てを受けることが難しくなってきたので、その中でも単価の良いものを選ぶ、ということが多いですね。
また、最近は常時3人のクライアントとやり取りをとる形で進めています。
うち2人は固定の継続クライアントさん、あと1人は条件の良い案件を探す時間をとって、新規で探すようにしています。
クラウドワークスを使っていく中で、このような自分のペースや自分に合ったスタイルが段々分かるようになってきました。
Point!
・連絡はまめに、丁寧な対応を心がける
・自分に合ったペースや仕事のスタイルを掴む
これから始める人にひと言
漫画・イラスト系の案件は絵を描くのが得意・趣味というレベルの方でも、ソフトさえあれば気軽に始められるものも多いです。
仕事する上では、自分が集中して仕事ができる環境を整えることが大切だと思います。
私の場合、家だと意外と集中できないので、コワーキングスペースやカフェで作業することが多いです。
また、「●曜日に●時間程度作業できます」というように制限を設けてしまうより、いつ仕事がきても対応できるようにしておくことが、案件をとるうえでは有利だと思います。
あとは、休むと決めたら、PCを開かないようにして、メリハリを付けるのも大切ですね。とはいえ、私はメリハリをつけるのは上手い方ではないのですが(笑)
好きな仕事しかやってないので、いまの環境は非常にありがたいです。
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