独学からフリーランスへ!映像クリエイターtadtadtad43さんのクラウドワーキング#18
今回は埼玉県在住の映像クリエイターtadtadtad43さんのクラウドワーキングをご紹介します。
独学から映像制作を学びフリーランスになったというtadtadtad43さんに、案件を受注するための工夫や現在に至るまでを聞いてみました!
プロフィール
埼玉県在住の映像クリエイター。
大学時代より映像制作・編集を始め、クラウドワークスでの活動をきっかけにフリーランスとして活動を開始。独学で知識・スキルを身に付け、PV・MVや企業のプロモーション動画、YouTubeのオープニング・エンディング動画など幅広く仕事を行っている。
約240件の実績を積み重ね、プロクラウドワーカーにも選出されている。
クラウドワークスを始めたきっかけ
知り合いに映像を作っている方がいて、その方の影響で映像制作を仕事にしたいと思っていました。
ただ、まず最初にどこで仕事を請ければよいのかが全くわからない状況で、調べたところクラウドワークスを見つけ、登録したのがきっかけです。
その時はまだ大学在学中で、就職するか・フリーランスとして活動していくかの2択で迷っていました。
そこで1年休学して、その間に映像制作でフリーランスとして活動していけるのか判断しようと思い、クラウドワークスを中心に活動していました。
1日のスケジュール
現在はフリーランスとして活動し始めて2年目になりました。
9~10時で前日にきた連絡等の対応、次の1時間で案件探しなどを行い、その後、作業という流れです。ただ、時間を決めているのは連絡対応くらいで、この時間にこれをやる、ということは特に決めていません。状況に合わせて作業をしています。
始めてから案件を受注するまで
クラウドワークスを始めて最初の頃は、データ入力やアンケートといったタスク系の案件から取り組みました。
徐々に映像系にはシフトしていきましたが、実績がない中でのスタートだったので、簡単なものでも評価や実績を増やさないと仕事につながらないと思い、取り組んでいました。
映像・動画系もテロップ・字幕付けといった簡単なものからのスタートでした。
■応募時の工夫
応募の際は、今でも自分ルールとして意識しているのですが、
「掲載された案件に対し1番最初に応募する」くらいの勢いで応募することを意識しています。
もちろんスケジュールの都合もあるので、むやみやたらに応募するわけではないのですが、自分が出来そうなものは片っ端から全て応募していくようにしていました。
そのために活用していたのが、Googlechromeの拡張機能です。
Web上の更新があった際に通知が届くという機能を活用して、案件ページに変化・更新があればすぐ対応できる状態にしていました。
■他のワーカーと差別化するために
他には、
・クライアントの提示予算より少し低く見積もること
・契約いただけた際は24時間以内に納品まで行うスピード感
を意識していました。
案件のボリュームによっては24時間以内に納品するのは難しい場合もありますが、やはり実績・経験がない状態で、「どこで他のワーカーと差を付けるか」と考えたときに
・金額
・納品スピード
で差を付けないといけないと考え、こだわってやっていました。
現状ワーカーの数がかなり多く、1つの案件に何十人も応募がある状態で、そのなかで選んでもらうためには・・と考えるなかで上記の部分はかなり意識しています。
実績を積んでいくために
最近は継続的な依頼はそこまで請けていません。
というのも、まだフリーランスとして2年目なので継続案件よりは様々な種類の仕事を経験したいという思いがあり、幅広く新規の案件を請けるようにしています。
なので契約スパンの短い単発系の案件を中心に、自分から応募していくものがほとんどですね。だからこそ実績数を多く積めているというのもあります。
また、案件を選ぶ際は、仕様が明確なものをできるだけ選ぶようにしています。
具体的な内容が書いていないものよりかは、相手方もイメージがついているものの方がやりとりもスムーズになります。募集文面などからそういった点は意識して見ています。
■学習の方法
スキルに関しては、大学の頃から基本的に全て独学で学んできました。YouTubeのチュートリアル動画は良く参考にしていました。当時はまだYouTubeもそこまで流行っておらず日本語の動画も少なかったので、海外の方が出している英語の動画を参考にし、見よう見まねでやってみる、ということを繰り返していました。
■軌道に乗ってきたタイミング
実績が100件を越えてきた段階でスカウト案件も徐々に頂くようになり、軌道に乗ってきたなと感じるタイミングがありました。
それまではひたすら案件を探して応募して、を繰り返しましたね。
正直、最初はやはり単価も低いですし、バイトした方が良いなと思うこともありました。周りにもこういったサ―ビスを使っている方はあまりいなく、手探り状態だったんですが「この時期を越えたら何かあるんじゃないか」という思いから続けてきました。
1年やってみて、なにも変わらなかったら考えよう、と期限を設けていたこともあり継続することができたと思います。
これから始める人へのアドバイス
私がここまで活動してこれた背景には、まずは1年やってみよう、という割り切りもあったのですが、一番は技術的なものではなく「気合と根性」だなと感じています(笑)
周りの映像制作をやっている方の中にも最初はバイトと掛け持ちで、という方が多いのですが、自分はそれだと甘えてしまうなと思い、『CW一本』で環境的にも追い込んでやっていました。
それが良い、というわけではありませんが、もともと「映画を作りたい」という思いもあり、映像制作を仕事にしたかったので続けてこれたと思います。
『何のためにやるのか』をしっかり持つことが大切だと思います。
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