「無断 生成AI・基盤モデル」の推進メンバーまとめ | ② 「研究学会・商業イベント」編 ~ 推進母体は,大学教員など「アカデミア」エリート勢~
1. はじめに
生成AIブーム初期から,「無断学習の生成AI・基盤モデル」を,推進してきた日本の中心メンバーをまとめるシリーズ記事です.今回は,そのシリーズの②として,負の側面をスルーして,生成AIのお祭り騒ぎを行った「学会(学術会議),ビジネスイベント」 をリストアップします.
↓ 前回の「①代表的な推進組織メンバー 編」では,まずシリーズ最初の記事ですので,無断生成AIの主な推進組織(=AI戦略会議・JDLA・LLM.jpなど)の,責任者である理事・委員メンバーをまとめました.また,①の冒頭では,シリーズ全体の動機づけ・背景説明も行ないました(※ ②以降では,背景・動機づけは書きません).
今回「②学会・ビジネスイベント編」も,①のアカデミックな研究者メンバーが,学会・イベントの責任者or 講演者として多数参加しており,①と搭乗人物が重複しています.
今回の② 学会・ビジネスイベントでは「負の側面や,無断学習被害者(クリエイターを中心に)を無視して,ポジティブな話だけのお祭り騒ぎ」をしていたという,「モラルの低さ・自分勝手さ(エゴの強さ)・金の亡者ぶり」がポイントです.生成AIの負の側面をほとんど取りあげず,「生成AIの良い面=もとい自分たちが利益になる面」だけを学会・ビジネスイベントで取りあげるという,「今だけ金だけ自分だけ」の独占・産官癒着・態度が見られた学会・イベントを整理します.
そもそも,私以外の博士号持ちのAI研究者やAI企業・AI開発者のなかで,「無断生成AIの負の側面を,Xやネット・著書等できちんと語って非難」したり,はたまた「AI戦略会議やJDLA/LLM.jpなどの周辺が,利益独占的・産官癒着的で至上最悪な独り占め狙いブームであること」を批判している方は,今のところ皆無です (※ ITエンジニアの方は多少見かけます).
よって,「AI・IT業界自体やその周辺(半導体・機械・医療など)で.②年前からの生成AIブームに追従して,独占的に儲けてきたり,血税を国からたくさん受け取ってきたAI企業勢・大学・メディアからの,批判のなさ・黙認ぶり」に警鐘を鳴らしたいです.これまで,AI業界や周辺で利益を得ている業界のくせに,無断生成AIのゴリ押し推進を見てみぬふりしていた皆さんが,この②の記事を見て目覚めて(無断生成AI推進を批判しているクリエイターの皆さんのように),道義的に正しい行動をすることを期待します.
(※ 推進派に直接関わっていなくとも,AI業界や周辺業界で働いているのに,これまで推進に黙認・無視していたのなら,あなたにも推進に加担した責任が発生しています).
以降,2節以降では,この2年間のあいだ特に「ポジティブ一辺倒の生成AI推進」に偏っていた,「2. 学会イベント」「3. 商業イベント」を紹介します.
1.1 特に目立つ「言語処理&人工知能」業界勢の,お祭り騒ぎと負の側面への黙認ぶり
どうみても「生成AI祭り」であった各イベント・学会に加えて,一見浮かれた感じには見えないものの,よく観察すると「当事者ど真ん中なのに負の側面を取りあげなかった業界」である 『NLP(自然言語処理)業界』の学会・イベントも取りあげます.それは「テキストけいの生成AIのChatGPT・対話AIやLLMを用いた翻訳AI・要約AIが,今回の生成AIブームの商用製品の中心」であるので,その著作権侵害性や社会的悪影響に,教育的悪影響を負の側面や社会的悪影響の議論をスルーして,ポジティブな実用話や,技術的側面の話しかしてこなかった自然言語処理学会+ 人工知能学会による,負の影響(ブームに浮かれ続けている)の責任は非常に大きいと私は考えます.
後で2節にも書きますが,記事①の「推進組織メンバー」に,NLPの代表格の研究者が多く所属して責任者をなしており,異議を唱えずひたすらワクワクLLMの研究開発に没頭している状況なので,NLP業界全体が思考停止しているように思います.私みたいに単騎で批判している研究者・エンジニアも,NLP業界には皆無に見えます.よって,今回のブームの中心をなすChatGPT/LLMの当事者である「自然言語処理(NLP)業界と人工知能学会」は,アカデミアや全体の倫理観がまるごと崩壊しているように見えますが,生成AIに反対する皆さん(特に無断学習被害者側のプロ・アマ問わずクリエーターの方々)は,日本の大学や研究者についてどう思われるでしょうか? (XやBlueskyや,noteやブログに,どう思うかを書いてみてくださいね)
当然,私の画像認識業界や,他のAI周辺の業界(機械学習・ロボット・半導体や大規模計算系など)も,全てAI戦略会議に思考停止の追従をしており,無断生成AI推進派への反対・非難の声が出ていません.NLPと人工知能学会だけが駄目というわけでありません.
(もし,この2~3年間「AI界隈の研究者だけどちゃんと批判していたよ」という方が居ましたら,この記事へコメントをください)
2. 学会イベント
大学や企業の研究者が研究発表をする,日本の「学会,学術会議」のうち,AI戦略会議の姿勢に追従して「生成AI祭りぶりが酷かった,以下の学術会議」を各節で取りあげます.
[2.1] JSAI2023 人工知能学会全国大会2023 (※ 人工知能学会は,記事①で書いた,JDLAとも近い&連携している派閥)
[2.2] SSII2024 画像認識系のビジネス応用系会議 (※ 画像認識業界では,学術寄りのMIRU2024 (夏休み開催)と双璧の会議)
[2.3] 言語処理学会2024 (1.1節で書いたように,こっちのテキスト処理こそChatGPT/LLMの本陣なので,いまだ非難や負の側面をスルーしているのがおかしい)
2.1 人工知能学会 全国大会2023 (#JSAI2023)
自粛期間終わりかけの去年2023年6月に行われた「人工知能学会全国大会2023」です.3月のChatGPT商用開始での,マスコミ各社やJDLA「「生成AIの衝撃」〜ChatGPTで世界はどう変わるのか〜」での大騒ぎや,「AI戦略会議」の発足(2023年5月に,第1,2回開催)とも重なっていた時期です.よって,参加者の研究者たちも「イケイケモードの生成AI祭り」で皆して浮かれている感じで,JSAI2023のうち特に無断生成AI推進アシストがひどかったセッションを紹介しておきます.
まず1つ目のセッションは,クリエイターの皆さんがX上を中心に当時激怒していた,以下の「KS-3 アートにおいても敗北しつつある人間 〜人の美意識もAIにハックされるのか?〜」です.
クリエイター業へのハラスメント発言発想が満載で,「人間の創作物やクリエイターよりも,現状の生成AI・ロボの創造性を上だとする発言」ばかりの,最低なセッションでした.まず,タイトルからしてアーティスト・クリエイターを「アートにおいても敗北しつつある人間」と小馬鹿にしていますし酷いものです.
以下がその概要です.
これ以上のセッションの詳しい内容については割愛します.私よりも,「プロやアマチュアのクリエイターの皆様」に,あらためてnote記事などで,しかっり批判して彼らの今の声を引きだしたいので.
参加メンバーは以下の通りです.
企画オーガナイザ
他参加者
荒牧英治 ( 奈良先端科学技術大学院大学 NAIST. 医療AIの研究者)
中サワヒデキ (人工知能美学芸術研究会)※招待者
コーディネータ
栗原 聡 (JSAI会長.慶應義塾大学教授)
ちなみに,概要にも書いてあるように,彼らの多くは,「人工知能学会 倫理委員会」にも所属しているそうですが,それなのに,このセッションで「クリエイター業についてハラスメント発言し放題であった」のは,どういった倫理感なのでしょうか?
また,チュートリアル セッションでは,ソニーの石井氏・ハヤカワ氏による「(無断)画像生成AIの拡散モデルのチュートリアル」と,松尾岩澤研究室の岩澤准教授(※当時は講師)による,(無断学習の)「基盤モデルの技術と展望」も行われていました.(ImaGgen, CLIP)
2.2 SSII2024 :生成AI講演ばかりの「生成AI祭り」
画像認識系分野ビジネス・産官共層よりの研究会議SSIIの今年の会議「SSII2024」が、生成AI・マルチモーダル基盤モデルの講演だらけ で,多くの学会・AIビジネスイベント同様に負の側面・批判を全無視している,「生成AI祭り」な内容で.特別酷かったので紹介します.(※ SSIIは,毎年JSAIと同時期の6月に開催されます.)
↓ SSII2024は,まず「基調講演が Sanaka AI の秋葉拓哉 氏であった」というところから最悪でした.
「⼤規模⾔語モデルのこれまでとこれから 」6/14 (金) 講師:秋葉 拓哉 氏 ,Sakana AI株式会社
秋葉氏は元PFN で,2023年にStability AIに転職していましたが,途中でStablity AIの経営陣(元 メルカリ英国の伊東錬 氏)と一緒にStablity AIを離れて, Sakana AIの創業メンバーとなっています.
特に,「無断学習の画像生成AI (特にStable DiffusionやMidjourneyなど)」への批判も続けてきた,イラスト・写真映像・アニメ系のクリエイターの皆さんとしては,このSSII2024がいかにモラルと俗世感覚の欠けた人達による会議だったが,この基調講演の人選ですぐにわかると思います(※もちろん,今回の無断生成AI祭りの構成に,違和感もないままで,異議を唱えない参加者勢も,相当感覚がずれおり,モラルが低いです).
そしてSSII2024は,基調講演だけでなく,各講演がどれも「無断学習の生成AI・無断学習のマルチモーダル基盤モデル」の講演ばかりの「生成AI祭り 構成」であったのが最悪だったと思います(3節の無断生成AIビジネスイベントと,このSSII2024の講演構成は,精神性が同等です).
チュートリアルは,生成AI・基盤モデルの(1,3)と,CLIP/StableDiffusionやChatGPT-4o/GeminiなどのVisual-Textモデルにおけるバイアスについての(2)という「大規模基盤モデル&生成AI」についての3講演です.オーガナイズドセッションも,(1) では画像生成AI (ソニーの石井 雅人氏)やロボット×LLM強化学習(オムロンサイニックエックス 濵屋 政志 氏)があります. (2) 「GPT4-Vのマルチモーダル生成AIセッション」では,CLIPなどの「画像-言語マルチモーダル基盤モデル」(栗田 修平 氏 ,NII研究員&LLM.jp)や,LLMや大規模学習のスケール化メリット(大谷まゆ氏 ,サイバーエージェント)という生成AI・基盤モデルの「正の側面の講演」でした.また,(3) 「LLM・マルチモーダル基盤モデルのビジネス活用」では ( LINEヤフー/SB Intuitions の 井尻善久CRO)に,生成AI×自動運転 (青木 俊介 氏, Turing )という内容でした.(※ 登壇メンバーが,GENIAC企業勢や,AI戦略会議系の企業・研究機関ばかりである偏りの酷さにも注目してください)
更に,技術動向セッション でも,Sakana AI のMakoto Shing 氏 を呼んで,「(画像生成AIなどの)拡散モデル」の動向発表をさせており,Sakana AIから2人も呼ぶし,かつLLMよりも駄目さの周知が進んでいる画像生成AIを堂々と取りあげるという無神経さぶりを露呈していました.
SSIIは,私の所属してきた分野の伝統的な産業向け学会です.私も昔は,チュートリアル講演などで登壇し,その後の(3次AIブーム終盤であった)2018~2020年の3回は,オーガナイズドセッション側の企画部会委員を担当していました.よって,講演者にも企画運営の方にも知り合いやお世話になった先生方が多いので,こうして生成AI祭りが開催されたのは,ほんとうに情けない限りです…
さて,SSII2024の場合,特に何が問題であったかというと,「アカデミア・大学」側が,堂々と無断学習生成AIの宣伝・推進を行なって,独占的なビジネス利益獲得と,海賊的な著作権侵害生成AI・基盤モデルの推進に大きく加担してしまった点です.ここまで講演が,生成AI推し一辺倒で,なおかつ負の側面や将来的・現在的リスクを無視している「生成AIのポジティブな話だけに偏った構成」ですから,このあと3節で紹介するAIビジネスイベントと表面的には同じ姿勢となってしまっています.いくら講演で話す内容こと論文や研究寄り・高度であろうとも,AIビジネスイベント(3節)や驚き屋・AI好きメディア・出版と同じ,偏った宣伝役を担ってしまったことが罪深いです.(※ 3.1節の「東大×生成AIシンポジウム」も同様です)
次節「言語処理学会2024」も同じですが,SSII2024『ビジネスや技術に疎い人からみると,ポジティブで良いばかり言っている構成』なので,何が悪いことしているかわからず,一見「すごく社会に貢献している学会・アカデミアである」と錯覚します.しかし,SSII2024も次節NLP2024も,負の側面をスルーして,ビジネス宣伝色が強くて,特定の派閥にだけ利益独占を誘導する「生成AI祭り」を開催してしまったことで,無断学習や生成AIの実被害を無視し,データ搾取・人権侵害へ加担した責任が発生していると思います.
2.3 NLP2024 言語処理学会 : ChatGPT/LLMの分野で当事者筆頭なのに,未だ負の側面には無批判で,推進派をアシスト
NLP2024は,講演が生成AI祭り的な「全てが生成AI・機械翻訳の講演ばかりの構成」ではなく,SSII2024ほどの酷さはないです.しかし,2.3節名で書いたとおり,テキスト系はChatGPT/LLMの分野で,無断生成AI推進の当事者筆頭であるのに,「AI戦略会議周辺への批判が未だなし」かつ「対話AIの負の側面や,著作権侵害面のへの提言もなし」というところが多いに問題です.
未だ「生成AIやLLMの負の側面」や「AI戦略会議・AI知財検討会などの推進一辺倒で,クリエイター著作権侵害による姿勢は無視の姿勢」には,批判や対策の提言など何もなしであるのが推進派を引き続きアシストしている結果 であるので,非常によくない構成であったと思います.もちろん言語処理以外の他の,JSAI(人工知能・ロボ)や 画像認識系のSSII,MIRUに音声系の学会や,機械計測や医療AIの学会なども,無断生成AI推進への批判の提言が,いまだ皆無です .自分達の利益ばかり享受して,データ無断学習やフェイクの害などで,被害者側の不利益も加速させ続けており,みんなして最悪です.
また(①の記事でも言及した)AI知財検討会のメンバー&JDLA理事でLLM-jpでもマルチモーダル基盤モデルWGを率いる「岡崎直観 東京科学大学教授」が,NLP2024では,「自然言語処理の基礎」というチュートリアルに登壇していることもおかしいのでは? なぜか,内容・スライド非公開にもなっており,生成AIに反対するクリエイター等からの批判を恐れていて,発表内容を隠蔽しているようにも見えます
(※2.2節のSSII2024でも,講演資料DLページを見るとわかるように,Sakana AIの秋葉氏の発表資料だけは,外部者には未公開).
3. ビジネスイベント
3.1 東大 × 生成AIシンポジウム (2023/7/24)
2023年7月4日🐂に,岸田首相(当時)まで招いて,東大の本郷キャンパスで開催されたのが「東大×生成AIシンポジウム」です.ビジネスイベントというよりは「産学合同の決起集会」でしたが,3節でとりあげます.
岸田首相だけでなく,この当時以降に,参加者勢の企業・大学研究者と関わりそうな(=補助金の出所となりそうな),(1)総務省大臣(松本剛明 大臣)と,(2) GENIACや未踏の経済産業省 (西村康稔 大臣) の2人を呼び,更にはAI戦略会議 座長& JDLA会長 の松尾豊教授や,彼が取締役でもあるソフトバンクの孫社長まで参加した,「生成AI推進派を集めての決起集会的」なシンポジウムでした.
以下のHPのほうでは,動画や,各講演やパネルディスカッションのメンバーも確認しやすいです.東大からは,藤井総長が登壇している上に,AI戦略会議メンバーでメルカリR4D所長の川原 圭博 教授や,Google Cloudの下田 倫大 氏なども登壇しおり,「東大が無断生成AI推進派の中枢」かつ「官や企業とも,東大は相当癒着している」ことが,素人でもよくわかる,非常に偏った排他的・独占利益教授目当てな,ひどい参加者構成であると思います.
このイベント自体が内容・参加者派閥が偏っていようとも,それ以降に,生成AI・著作権侵害や金銭的搾取などを主張しているクリエイター業界の方々と,しっかり対話して,早めに譲歩・謝罪・損害の補償などをできたのであれば,まだよかったはずです.しかし,それをできないまま現在(2024年11月末)まで来てしまった結果は,やはりこの「東大×生成AIシンポジウム」による,東大派の方向性づけが,起点となってしまったのではないでしょうか?
この東大×生成AIシンポジウムだけでなく,3.2以降の各イベントでもずっとあてはまる良くない点として「AI推進派からすると無断データ学習の加害者であるクリエイター業界の人の参加・反対意見を,徹底して無視したり,ギリギリまで自分たちだけ得する主張を通すように粘る」という態度が,非常に悪辣で,エリートに値しない権威主義・弱者押さえつけの態度であると思います.生成AIへの反対の声が多く出ているのに,ずっとそれをスルーしつづけて,気付いてない人にはその様子を見せないように,各ビジネスイベント(3節)や学会(2節)やメディア・マスコミで仕向けてきたのは,ものすごく酷いことだと思います.
3.2以降は,各生成AI推進のビジネスイベントを,概要だけ述べて列挙して整理だけしていきます.各イベントの詳しい内容や登壇者は,自身で確認してください.
3.2 東京AI祭り 2024 (2024/3/23,24)
今年三月に渋谷で開催された,東京AI祭り 2024が無断生成AIのひとたちが集まったスタートアップイベントです.この時点でも相当非難されていたのに「無断画像生成AI」の内容が中心であったのが,このイベントの酷かったところです.
上の↓ 公式ページが,なぜか内容がほとんど消されているので,以下のpeatixで詳細をどうぞ.
3.3 生成AIカンファレンス (2024/5/8)
今年5月に,これまた東大本郷で行われた,JDLA後援の,やや学術的な人達が講演が中心の,生成AI ビジネス推進イベントです.
上の公式ページは,巨大フォントでランディングページ的なデザインになっているゆえ,参加申し込み用のCompassのページの方が,講演内容と登壇者一覧が見やすいです.
このカンファレンスも,負の側面やクリエイターの非難の声は無視で,AI推進派の企業の偉い人たちだけで盛り上がっているので,非常にひどいですね.
新興企業中心であるので,松尾研派閥(PKSHA, ELYZA, LayerXなど)や,JDLA会員の企業に,東京科学大学 岡崎 直観 教授や,PFN 岡野原 大輔 CEOや/ABEJA 岡田 陽介CEOなど ,「AI戦略会議・AI知財検討会の委員メンバー」が沢山登壇している偏り具合が,(日経などが主催の)他のAIイベント以上でひどい会議だったなあと感じます.
※ 3節には,今後も,生成AIイベントのうち,特に生成AI祭りで酷かったものを追加していく予定です.
4. まとめ
以上,②では,生成AI推進に偏り過ぎていて,自分たちだけでお祭り騒ぎして,被害者を無視した態度を取っている「学会(すなわち研究業界)」と「ビジネスイベント」を整理しました.