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「音楽のABCややこしい問題」その2〜超初心者のための音楽理論〜

前回に引き続き、
「音楽のABC」のお話。

音楽に出てくるABCには
① コード(=和音)
②ピッチ(=音の名前)
③キー(調)
の3種類ありますよ、というお話をしました。

ひとつ目がコード
こちらを参照

そしてもうひとつのABCが
②の音名です。

前回
和音の構成音の
リーダーの名前を取ったのがコードネームだよ、
という話をしましたが

音ひとつひとつに
名前がついていまして

楽器によって
ドレミと言われる音が
他の楽器と違う場合があるため

どの楽器でも変わらない
音の呼び名(音名)をつける必要があるんですね。

ドレミ…は、楽器によって出る音が違うけど
ABC…は、どの楽器でも同じ音を示している

という事です。

ちょっとややこしいため
ピアノを例にしてお話しします。

ピアノのドの音には
Cという名前が付いています。

「なんでABCやのに
ドがAじゃなくてCなんや?
ややこしいねん」

はい、私もそう思う(2回目笑)。

これもちゃんと意味があって
話し始めると大変なので
後日説明します。

ともかく

ドレミファソラシド
CDEF GABC

と、今は考えてください。



ちなみに
クラシックで使われる場合
ドイツ語になるので


CDEFGAH C
ツェー デー エー エフ ゲー アー ハー ツェー

となります。

和音(コード)に名前をつけて
ひとかたまりで表しているのが
コードネームなのですが

ひとかたまりで名前をつけるという考え方を
クラシックではあまりせず

そもそもコード自体が
ポップスやジャズの概念という事で
英語の呼び方を採用しているようです。

その3に続く

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元・歌えない初心者がボイストレーナーに こおろぎゆきこ
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