スプラッシュなブックカバー
高校生の頃(中学だったかもしれない)、星新一に嵌りずいぶんと読み漁っていた時期だったと思う。
よく行く本屋さん(有隣堂)で、「カバーは何色にしますか」と問われ、色を選べるブックカバーがあることを知り、以来、作者ごとに色分けして揃えていたことを思い出した。
司馬遼などは、たしかシリーズごとに分けていた記憶がある。
乗り物に乗っているときとか、タイトルをむき出しにするのが気恥ずかしくて好んでカバーをつけていたと思うが、もうすっかり老眼も進み、とくにバスの揺れに耐えながら読むことがつらくって、乗車中の読書から遠ざかってずいぶんと経つ。
そもそも職住一体なのだから、乗り物に乗ることがあまりない。
のだけれど、散歩が生活の一部になり、そこそこ長距離に及ぶことも増え、ついでに文庫本を携帯することが当たり前になってきて、喫茶店だのそこらのベンチなどに座って読むという時、ふと、ブックカバーがほしいなあと、、。
だったらいっそ、オリジナルをつくろう。
手始めに、既存デザインの中からいくつかを転用してみる。
ちょっとよいかもと思ったいくつかを、調子に乗って商品化までしてみる。
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