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グローバルな私の原点(短大編)
10社で働いてきましたが、うち6社が外資系18年です。23歳のイギリス語学留学1年、30歳のイギリスでのインターンシップ4ヶ月の海外経験があります。
20年以上前のわずか1年半ことなので、インタースクール、帰国子女、大学・大学院留学、海外駐在経験者の皆さんの前で留学しましたと言うのはとても恥ずかしいです。
あるSNSにイギリス留学経験者のコミュニティ参加の募集がありましたが、大卒、院卒以外はお断りでした。(ここでもマイノリティ)
うれしいことに日系企業の皆さんからはグローバルだね!英語ペラペラですね!と言われますが、英語力は偏差値が低く、短大に補欠でしか入学できなかったので大したことありませんが、国籍問わず外国人と自然にコミュニケーションや海外一人旅は若い頃からできています。
なぜだろう?と思いましたが、多分短大時代の経験にあったと思い出しました。
『グローバルな私の原点』のタイトルは少々大袈裟ですが、一応18年外資系企業で働いているので使わせていただきました。
多国籍な講師陣
経済的余裕と偏差値があれば京都の大学に行きたかったのですが、地元愛知県の短大に補欠合格でギリギリ入学。不合格だったら私はどうなっていたのだろう・・・浪人するお金はなかったので。
現在無職で崖っぷちですが、若い頃からその兆候があったのか?!と気づいてしまいました!
国際文化学科・英語文化圏コースで、卒論もなく遠い昔すぎて講義内容はあまり覚えていませんが、今思うと講師陣が多国籍でした。
私が実際に講義を受けた講師陣の国籍は、日本、フィリピン、イギリス、アメリカ、カナダ、スイス、イタリア、ポーランド、ドイツと講義は受けていませんが、スペイン人もいました。英語、フランス語、ドイツ語、スペイン語文化のコースがあり、カトリック系の短大で神父やシスターの出身国が色々だった影響です。
高校までは、外国といえばアメリカかイギリスだったのでした。体験授業でネイティブと関わる程度だったため、有名な外国語大学でなく、地方の短大でこの多国籍は環境はラッキーだったと思いますし、今の私の原点と言えます。
フィリピン体験学習
高校で夏休みにニュージーランドへ語学研修は当然参加することができませんでした。短大のイギリス・アイルランド研修も経済的にもちろん却下されました。
そこで参加費用が欧州より安かった2週間のフィリピン研修ならバイト代で何とかなるとそれだけの理由で参加しました。とにかくどこでもいいから海外へ行ってみたかったのです。
◾️スモーキーマウンテン見学◾️
プログラムの中にスモーキーマウンテンを見学があり、現場に足を運びました。本当にゴミの山に人が住んでいるのです。学校もあります。
子供達は太陽のような笑顔で私達外国人にも人見知りせず集まってきて、とても人懐っこい印象でした。あの頃の子供達は、40代前後になっていますが今どうしているのだろう・・・
この記事を書くために久々にスモーキーマウンテン関連のサイトを調べましたが、1995年に閉鎖されていたようです。別の場所へ移ったということはあれから30年も経過していますが、何かのドラマでフィリピンのスラム街の話があったので今でも存在しているのでしょう。
◾️セレブのお宅でホームステイ◾️
スモーキーマウンテンの後は、マニラ市内で過ごしました。スペイン領の影響かスペイン風の建物が多く、スモーキーマウンテンと同じ国とは思えずショックでした。
2泊ほどだと思いますが、現地の生活を体験するためホームステイをさせていただきました。2人ずつ1家庭に宿泊です。
今思うととても恥ずかしいのですが、当時はフィリピンは貧しい国という勝手なイメージを持っており、参加するメンバーと綺麗な洋服を持って行かないほうがいいのでは?とカジュアルな格好で張り切って向かいました。
宿泊した家庭ですが、某日本を代表する自動車メーカー勤務の豪邸、プール付き。お子様は現地の私立高でとてもセンスの良い制服を着ていました。フィリピン人の先生、なぜ事前に情報を教えてくれたかったのか。。そして、勝手に差別をしていた私は若かった、そして世界を全く知らなかったですね。
フィリピン人の恩師とは10年以上お会いしていませんが、久々にお会いしてみたいなあとこの記事を書いてふと思いました。
◾️今後の仕事シリーズについて◾️
話は変わりますが、以前キャリアの棚卸しを20代まで書きましたが、30代以降はかなりキャリアが渋滞、、というか良くも悪くも色々な出来事や学びが多すぎるため一度に書ききれません。トピックごとに書いてみようと思います!
『グローバル人材の原点シリーズ?』の短大編の後は、イギリス語学留学編とインターンシップ編に続きます。