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海外で人生が変わる理由:イギリスで得た4つの大切な経験

前回の投稿で『海外で人生が変わった』と書きましたが、何が良かったのか深掘りしてみました。
(ちなみにイギリスの場合です。)

1. 英語力の強化:
若い頃の投資が一生の財産に


留学やワーキングホリデーでは、当然ながら英語が必須です。私は語学学校に通ったことで、間違いなく日本で勉強するより効率的に基本的な英語力を身につけました。

正直に言うと、この20年以上まともに英語の勉強をしていないため、いまだに文法や長文読解には苦手意識があります。それでも、英語を自動翻訳するときれいな日本語に変わる程度の基礎力は維持できています。若い頃に身につけたスキルが今も生きていると実感しています。

2. 多様性に触れる:
イギリスで感じた異文化交流

日本では、会社でも学校でも日本人がほとんどを占めますが、イギリスの語学学校には世界中から留学生が集まってきます。自然と多様な文化に触れる環境に身を置くことができます。

幸いにも差別的な経験はほとんどありませんでしたが、英語がネイティブに通じなかったり、手続きがスムーズに進まなかったりする場面はありました。この経験のおかげで、日本で働く外国籍の方々の気持ちに寄り添えるようになりました。そのせいか、転職先では日本人同僚より外国籍の同僚と仲良くなることが多い気がします。

3. 同じ日本人でも広がる世界:
出会いが人生を変えた

日本では、学校や会社で似たようなバックグラウンドの人たちと過ごすことが多いですが、イギリスでは異なる年代、経歴を持つ日本人との出会いがありました。

現在でも繋がり続けている友人たちは、20年近く私のキャリアの迷いも転職の苦労も見守ってくれた大切な存在です。

特に私の場合、30代半ばまで名古屋にいたため、友人や同僚もほぼ名古屋出身者でした。しかし、イギリスでは東京や大阪出身の友人と出会い、これまでの視野が大きく広がりました

4. トラブルが教えてくれた適応力と判断力

海外生活では予期せぬトラブルがつきものです。ホストファミリーとの相性問題や旅行中のハプニングなど、多くの困難に直面しました。

1996~97年の留学時はインターネットが普及しておらず、留学先はブリティッシュ・カウンシルへ足を運んで決めました。2003年のインターン時もスマホはなく、旅行のチケットは旅行会社で購入しました。

イギリス国内、ヨーロッパをバックパッカーとして旅し、トラブルを乗り越えた経験は、私の適応力や判断力を鍛えてくれました。

若い皆さんへ:
海外経験をおすすめする理由

最近、海外経験を持つ若者が減っていると聞きますが、若い頃に挑戦することで得られるものは計り知れません。

海外経験無しでも高い英語力を持つ方はたくさんいらっしゃいます。ただ、やはり現地へ足を運んで感じる経験は各種英語の試験の高スコアで判断できない財産になります。

私のような高学歴でない目立つタイプでない普通の人が、外資系企業を渡り歩き、転職失敗続きでも奇跡的に生き残れているのは、20代、30代の海外経験のおかげです。

前職で、とある大手企業の若手営業の方が私の話を聞いて転職を検討しましたが、最終的に海外赴任に挑戦し狭き門を突破しました。誰もが知る超大手企業で優秀な方ですが、このまま大手にいていいのだろうか?と疑問を持ってモヤモヤしていたそうです。将来が楽しみですね!

おすすめ書籍の紹介

海外経験、異文化理解について深く学べるおすすめの一冊があります。私は長期的な海外経験はありませんが、この本には共感できる内容が多く含まれており、納得する点がたくさんありました。ぜひ読んでいただきたい一冊(ブログ)です

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