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佐原への旅行 住んだことないのに懐かしさを感じるのはなんでだろうか?

先週の土曜と日曜は、娘がバスケットボールの合宿に行っていたので、夫婦二人で7年ぶりくらいの旅行をした。

行き先は、千葉県の佐原だ。NIPPONIA佐原という歴史地区の邸宅をリノベーションしたホテルに泊まってみたかったからだ。佐原の町は、懐かしくて落ち着く雰囲気だった。自分が経験したことのないのに懐かしさを感じるのはなぜだろうか。

https://www.nipponia-sawara.jp/

佐原へのアクセス

東京駅八重洲口からバスで1時間半弱。予約はできないタイプのため心配で前日にバス会社に電話したところ、「土日でもあまり混むことがないので大丈夫」とのこと。実際にあまり混んでいなかった。宿からすぐの忠敬橋で下車した。

昼食を食べたのちに香取神宮へ

夕食がフルコースなので昼食は軽めなものを。
バス停の向かいの小堀屋本店で、昆布の練りこまれたそばを食べた。ところてんのような香りのする長めの美味しいそばだった。

昼食後はタクシーで香取神宮に行った。神社は建物もよいが、大木がたくさんあるのが好きだ。

懐かしい街並み

運河があって、木や石で作られた建物がある。祭りに向けて、町の人たちが準備している。(なんと祭りに向けて、朝から夜10時くらいまで山車を引いたりおどったりしているそう)

懐かしい安心感と、最先端技術によるすごいけど不安な感じ

このような感じの町に住んだことはなくても、多くの人がこの佐原の町並みを見て懐かしい感覚や安心する感覚を得るだろう。
それはなぜだろうか。大きな要素の一つに、昔の建物は自然を生かしたものであるというのがあるのではないか。人間の手は加えられているが、手の届かないところからの巨大なエネルギーを加えられていない。

最先端科学技術は良い比較になる。ロケットを宇宙まで飛ばす、スカイツリーのような巨大建造物、遺伝子組み換え生物、脳へのチップ埋め込み。安全性が証明されたしても、不安を感じる人がいるだろう。その不安は、自然の安定状態からの距離が遠いことが関係しているのではないか。

ロックダウン生活で、植物を育てる人が増えたという。植物、犬猫などのペット、鳥や虫の鳴き声、そよ風、子供に癒される。それは、地球の循環の中で無理のない自然の在り方をしているものだからか。

科学の恩恵はとてもすばらしい。それなしでは生きていけない。でも動物としての人間は、どこかでバランスを取ることが必要で、自然を求めているのかもしれない。

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