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オプチャへの侵入者

先週、オープンチャット「投資詐欺に気をつけて」に新しい参加者がありました。

このオープンチャットでは、怪しい人物を排除するために、入室時に詐欺に遭った経緯を挨拶として書いてもらっています。

その挨拶文に疑問点や矛盾がないか、私を含めた古株メンバーが吟味します。大抵の場合、矛盾点が見つかります。
慌てて書いたり、主語と述語の関係が不明確だったりして、私の読解力不足もあり、理解しにくいことが多々あります。
そういった点を根掘り葉掘り質問しているうちに、嫌気がさして退室する方もいます。

先週の新規参加者は、挨拶文で「詐欺グループに潜入中である」と投稿しました。
しかし、自分で「詐欺がまだ確定していない」と言っているのに「詐欺グループ」と名指ししている点に不自然さを感じましたので、いくつか質問をしました。
数回の質問の後、最後にひらがなを複雑に織り交ぜて作った質問文を画像にしたものを投稿し、答えさせました。
外国人には到底読めないであろう質問に、あっさりと読めてましたので、チトがっかり。


その画像はライングループ「○○人詐欺撲滅隊」が提供しているもので、○○人には読めないはずでした。この試すような質問に疑念を抱いたのか、「トリックかな?」という捨て台詞を残して退室していきました。

これで心煩わせる必要はなくなって安堵したのも束の間、3時間後に再度入室依頼がありました。
オプチャネームは変更されていましたが、アイコンが同じだったため同一人物だと分かりました。

再入室の意図を知りたくて入室許可を与えました。
アイコンを変えなかったのは単なる彼の失念だと思っています。
再入室後の挨拶はもちろんありませんでしたので、再入室の理由を尋ねました。

その答えが5日後くらいの投稿から始まり「不審者扱いなら削除して、自分からは退室しない」と言うのでそのまま滞在させました。

その間のやり取りが続き、彼が投稿した1つの画像が我がメンバーの目を覚まさせ有益な情報であると判明しました。

驚くことに私が怪しいと思っていた新規参加者に因って救われる人もいるのだと感心していたら、「自主退室しない」と言っておきながらその日のうちに退室しました。
ほんとまあ何だったんだろうなぁ~。

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