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エルデンリングのプレイ日記【7日目】

いつの間にか…マップに不穏なマークが増えた。

G「…なぁ、丘の上にドクロマークがあるが?」
K氏「付けたからね」

リムグレイブ南。
既に何十回と死にまりながらたどり着いた『巡礼教会』…から見える樹。

そこから見える小黄金の樹に…不穏なドクロマーク。

K氏「あれは小黄金樹」
G「何でこんなキラキラピカピカな場所にドクロマークがあるんだよ」
K氏「アイテムもちゃんとあるよ」

そういうことじゃない。
またも多くは語らないK氏の微笑み。
今回も嫌な予感プンプンのまま向かう俺。

巡礼教会(祝福)からトレントちゃんに乗って、
真っ直ぐまっすぐ小黄金樹に向かっていくと、

木を背中に背負った奴らがいた。

G「あ?」

刺された。めっちゃ、めっちゃ攻撃してくる。

ーYOU DIEDー

G「っ~…え、コイツらがドクロマーク?」
K氏「そんな訳ない。(それは守り人君ね)
ドクロはこの先」

再度進んで樹の方に行くと…何か、杖持った黒い巨体が佇んでいる…あれがドクロー

G「BGM変わったぁあ!ボスだ!」
K氏「ボスだね。『黄金樹の化身』」

黄金樹の化身…黄金樹目指しているのに、黄金樹の配下に狙われるの?
あ、敵とみなされているから?ってかもうこの世界で敵じゃない人の方が少ない…

G「…ブライヴさんとユラさんに会いたい…」
K氏「現実逃避早いわ。ほら、来るぞ」
G「む」

杖振り下ろして一撃、薙ぎ払い、巨体の割に走るの早っ!?

トレントちゃんで突進しつつ、辻斬りっ!

G「お、攻撃入った!いけー」

連続杖ぶん回しで殴られ、

ーYOU DIEDー

G「一撃、痛い…」

ーYOU DIEDー
再戦。

G「一発振って、もう一発振っ…あ、今回は連続…ぎゃっ」

ーYOU DIEDー

G「ちょっと離れて……ん?なんか光った??」
K氏「ビーム砲くるぞ!」
G「ビ…え。うぉおえ!?」

連続ビーム砲…!なにあの連続ビーム砲…!どこのMS!?

強いぞ、あの化身…しかし……木の化身…木の子…木のマスコット……

G「……あ、キッコロか!」
K氏「大きさ的にはむしろ『モリゾー』じゃない?」
G「よし、お前の名前は今日から『モリゾー』な!!」


黄金樹の化身、改め『モリゾー』。

しかし名前が可愛くなったところで、強さは変わらず。

モリゾーではなく、たまに周りにいる木背負ったヤツにやられる時もあるし…
周りの木々やツボや瓦礫に引っ掛かってトレントちゃんが走行不能になる時もあるし…

G「かー……モリゾーめ…」
K氏「周りの守り人や障害物はモリゾーに掃除してもらってもいいけど
もっと動きを見るのだ」

動き…動きね…

ワンコも早々に倒されて帰ってしまう…
あんなのに極力近づきたくはないから魔術「つぶて」をプスプス当てて減らすやり方は良いけど、
まだまだFPも少ないから最後までは押し切れない…

FP回復に瓶を全振りすると、
今度はHPが持たない…

G「…動きを見て、斬り込む…」
K氏「お。目がようやくマジに…」
G「いや、俺はいつでも本気だぞ」

本当に。ただ、色々とうっかり☆が多いだけで。

G「……よし」

トレントちゃんで再度疾走。

杖を振り下ろすタイミング
1撃、2撃…3激目大きく振り下ろす!
大きくジャンプして、黄金エネルギー溜めてからのビーム連射!
大きく振りかぶって……一撃!

G「…欲張らずに、ちょっとずつ…」

当てて、下がって…
トレントちゃんと激走して、ビーム避けて…
たまに何故か謎の落馬をして…

近づいて…一撃!

G「……ここは、っと…避けるっ」

今ってタイミングで踏み込…あ、もう一撃あったか…!
まだ…!

一旦回復、一度距離を取って…再度疾走!

G「もう…一撃…」
K氏「お?」
G「これでぇッ!!」

トレントちゃんと駆け抜けながら、一撃…斬るっっ!!!!
モリゾーから白い霧が…そして、倒れ

ーENEMY FELLEDー

G「うぉぉお!!!やった!やったぞK氏!」
K氏「おぉ…やったな」

やった!これ、ちゃんと、めっちゃ動き見たぞ俺!
ちゃんと、ちゃんとじっくり相手の動きみて、攻撃したり回避したりしたぞ!?!

K氏「…いや、そもそもそういう世界な、ここ」
G「おぉ!これは感動だ!」

すげぇ!倒せたぜモリゾー!デカブツ倒したぞモリゾー!
やったぜ俺!よし、では…

K氏「…何してるんだ?」
G「自撮り」

俺の…モリゾーを倒した勇姿を、ここに納めなければ!!

K氏「なんでモリゾー戦の様子を撮らないんだよ」
G「そんな心の余裕はなかった」

だが確かに戦っている最中の、俺の奮闘ぶりも欲しいな…
今後開き直って、撮れる時は戦場カメラマンの意地を見せよう

カシャカシャカシャ
カシャカシャカシャ
カシャカシャカシャ
パシャ★

K氏「ブライヴさんと会った時より写真多くないか?」
G「モリゾーを倒した『俺の』勇姿だからな!あ、もちろんブライヴさんも大好きだぞ!」
K氏「はいはい…」

カシャカシャカシャカシャカシャカシャ

モリゾー…いや、恐ろしい奴だった。

シャキーン★

G「もう無理。コイツとはもう二度と戦いたくない…」
K氏「………………………………」

自撮りに夢中な俺は、この時…
K氏がとっても楽しそうな笑顔を浮かべている事に気づかなかった…

ー次回「転送門の恐怖」ー

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