8月8日
女の子の小さい時の話題に必ずと言っていいほど上がるのがなんて言う名字になりたいか 片思いの彼はもちろん 大好きな芸能人 漫画の中の特殊な名字 そこに色々と自分の名前を当てはめてみるのである
昔から女が名字を変えることに慣れている日本人女子にとってそれは当然の遊びで当たり前の行動だったのかもしれない
若い頃は芸能人の好きな人もいなかった私はただただクラスの男子の名字に名前をはめると言う作業をしていた でもいつか名字が変わって単純でどこにでもあるこの名字とさよならできるんだろうなと単純に考えたものだった のちに知ることになるのだが単純な3画二つの漢字のこの名字は宮崎県の名前らしく多くはないと言うことを知るのであった
私は小さな時から住所の中に形が取りにくくて嫌いな漢字があった それがなんと2回も住所に出てくるのだ 嫁に行ったらこの地を離れてもっと形の取りやすい名字の人と結婚しよう!と誓ったのだが現在は私の実家の上に家を建てその漢字のついた人の嫁になってしまった
大げさだけど子どもの頃の願いは見事に打ち砕かれた
そして今、旧姓よりこの名字になってからの方が長くなり、万が一夫と別れたらなんて名乗ろうか?なんて遊びを一人で考えている 昔の夢見る少女は名字なんてグループ名ぐらいの感覚でしか捉えられない現実的なオトナになってしまったんだなあとつくづく考える
多分一生この名字ですみかも同じなので苦手な漢字だけは克服しないとと思う