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疲れた時に深呼吸が大事な理由。3つの科学的根拠から紹介します。
先日、こんな投稿をしました。
疲れた時は深呼吸して、外に出よう。
— ベータ博士@note書く人 (@ushiyamanonai) February 25, 2025
同じ場所にいると気分は沈み込んでいきます。
パジャマで外出は無理という時は窓を開けて換気して。
まだ寒いですが、意外と気持ちいいですよ。
酸素濃度も上がり気分良くなります。
ちょっとの行動で気持ちをリセットする方法をストックしとおくと良いです。
これはめちゃくちゃシンプルなんですが、効果があります。
特に室内にいるときは換気をして空気を入れ替え深呼吸をすることで、気分
もリフレッシュして実際に学習効率が上がる気がします。
実際に深呼吸をすることは科学的な観点から言っても効果アリ。本日の記事ではこの点をより掘り下げてみたいと思います。
この記事を読むと以下のことができるようになります。
✔より納得感を持って深呼吸を取り入れられるようになる
早速、深呼吸の力についてみていきましょう。
深呼吸が自律神経を整え、ストレスを軽減する
人の体には、自律神経 という「体を自動で調整してくれる神経」があります。この自律神経には、以下の2つのモードがあります。
交感神経(興奮モード):仕事や運動時に活発になる
副交感神経(リラックスモード):休息時に働く
私たちがストレスを感じていると交感神経が優位になり、心拍数の上昇・血圧の上昇・筋肉の緊張 などが起こります。
要するにジャングルで猛獣に遭遇してしまったときと同じ状態になるということです。
これはひたすらに神経を張り巡らせた緊張状態。交感神経の興奮が続くと私たちの心身はともに疲れてしまうんです。
この交感神経優位の状態から副交感神経優位の状態に切り替えるためのシンプルな方法が深呼吸をするということです。
色々なテクニックが紹介されていますが、息を吸いゆっくりと時間をかけて吐くことを繰り返せば自然と気持ちは落ち着いてきます。
「あ~なんかイライラして落ち着かないわ~」
こういうときにこそ、深呼吸をして気持ちを整えましょう。
脳をフル回転させるためには酸素が必要
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脳は、酸素とブドウ糖を使って活動しています。しかし、ストレスや疲労によって呼吸が浅くなると、脳に十分な酸素が行き渡らず、集中力が低下 してしまいます。
深呼吸をして新鮮な空気を取り込むことで脳の働きを回復することができます。冒頭で触れたように、窓を開けて空気の入れ替えをすることも効果的です。
個人的に思うのは脳の働きが低下していると、「自分の脳が働いていない」ということにすら気づきにくいです。
そのため、定期的に空気を入れ替えるというルーティーンを作っておくのが良いと思います。
ちなみに、ちょっと出典を忘れてしまったのですが夜寝る前に換気をしてからベッドに入るというのも効果的のようです。
ストレスホルモンを抑え、気分を安定させる
また、深呼吸はストレスホルモンを減少させることも知られています。
ストレスを感じると、「コルチゾール」というストレスホルモンが分泌されますが、これが増えすぎると疲労感・イライラ・不安感 が強まる原因に。
これらは深呼吸で緩和できるとともに、幸せホルモンとして知られる「セロトニン」の分泌を増やすこともできます。
「セロトニン」はリラックスしている時に出るホルモンです。
現代人はデスクワークが多いですが、姿勢が悪い状態が続くと呼吸が浅くなり知らず知らずのうちにストレスのもとになっているようです。
自分も気づかないうちに姿勢が悪くなっていることが多いので、定期的に深呼吸をしつつ姿勢を整えるようにしています。やってみると分かるのですが、これは大分意識しないと無理です。
意識的に深呼吸をするというルーティーンを取り入れて、ストレスホルモンを減らしつつ、幸せホルモンを増やしましょう。
まとめ:深呼吸は最強の疲労回復法!
深呼吸が何となくいいことは知っているけど、具体的にどういう効果が実証されているのかよくわからないという方に向けて、深呼吸の威力についてまとめてみました。
自律神経を整え、脳に酸素を送り込み、ストレスホルモンを減少させるというのが深呼吸の効果です。
意識さえすれば誰でも、どこでも実践できることなのでぜひ今日から取り入れてみてくださいね。
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