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初Kindle本出版しました!(出版よもやま話)

先日初めてKindle本を出版しました!(Kindle Unlimited対象です)。

この本は、私が所属しているオンラインサロンの出版イベントで幹事メンバーとして関わらせていただいたことをきっかけに、初めてのKindle本出版に挑む中で出版した本です。

そもそも、Kindle出版したいという気持ちはあったものの、なかなか原稿の進みが悪く、テーマも二転三転。本当に出版できるのか!?と自分自身も半信半疑のまま挑んだ半年間でした。

今思えば、仲間の存在があったからこそ出版できたと思います。

幹事メンバーの仲間からは特に刺激を受けました。

幹事メンバーにはKindle出版経験があるメンバーと、私やチェルシーさんのように初めてKindle出版するメンバーがいました。

こちら、チェルシーさんの初めてのKindle本です!!

チェルシーさんが、思春期まっさかりの次男さんのかわいらしくも憎めない日常を絶妙な視点で切り取っています。

それぞれのシーンについてのエッセイと生成AIで書いたイラストを組み合わせた、育児本にテクノロジーを融合させたイラストエッセイ集です。

また、チェルシーさんは在米経験(ロードアイランド)があり、英語がとても堪能でいらっしゃいます。

イラストに英語の説明も併記されているのも、従来の育児本やイラスト集にはない新たな試みだと感じました。

英語圏の方とこの本を見ながら育児談戯、なんていう楽しみ方もできそうです!

※チェルシーさんのnoteではロードアイランドのお話も含めて、様々なテーマで展開されています。その引き出しの多さには驚かされます!!

ちなみに私のお気に入りは堂々の得票数ナンバーワンの「そば」のお話。そして、思春期男子の食欲が赤裸々に駄々もれている次男さんの落書き。よくぞ掲載してくれました!と拍手喝采してしまう程のリアリティとほほえましさでした。

「何がどうなっても」のお話はホロリと来ます。次男さんのいじらしさとチェルシーさんの母心が交差するエピソードです。

我が家の息子達はまだ未就学児で思春期はまだ遠いのですが、もしかしたら将来同じようなやり取りがあるのかもしれないなと思うと、私もチェルシーさんのように息子たちの変化や成長をどーんと受け入れられる母でありたいな、と感じさせるようなワンシーンでした。

ちなみに彼女と私は住んでいる場所が離れているので、普段はオンラインでお話しています。たまたま用事があり上京した時についに初対面することができました!

オンライン上のやり取りもよかったのですが、やはり対面でお会いすることでより忌憚のない交流ができ、一気に連帯感が強まった気がしました。

そして、同じく初心者としてKindle出版に向かうチェルシーさんと一緒に今期のイベントで出版したい!そう強く思ったのでした。

お互いに迷いをさらけ出し、「気負い」という鎧を脱ぎ捨ててから、本当の意味で私たちのKindle本出版がスタートしたような気がします。

Kindle出版の原稿書きや様々な設定などは一人でモクモクと作業するため、ともすれば孤独な作業になりがちです。特に初心者だと全てが不慣れな中で進行していくので、負担も大きい気がします。

私の場合は、いまいち進みが悪く迷走している現状も含めて、素直に打ち明け、お互いに刺激しあえる仲間がいたからこそ、等身大のテーマにたどり着くことができたし、紆余曲折や回り道をしながらも出版というゴールを見失わずにすんだのかなと思っています。

出版後も仲間がいるありがたさをしみじみと感じました。

オンラインコミュニティの友人である、リカ@お茶処静岡さんは非常に読書家で、普段沢山の本を紹介されています。

私も彼女の投稿を見てポチった本が何冊もあるのですが、深い読み込みとセンスのよい言語化が素晴らしいこの友人が、私の本をご自身のnoteで紹介してくれました!

他の仲間たちも本に☆をつけてくれたり、レビューを書いてくれたり、DMをくれたり、様々な形で反応を寄せてくれました。レビューを書くって一手間だとは思うのですが、その手間を惜しまずに快くフィードバックしてくれる仲間がいるありがたさ!私もちゃんとレビューする人になろう、と改めて思うきっかけにもなりました。

こんな感じで、Kindle本を出版して良かったことは、出版過程もその後も、仲間と繋がり、ポジティブな関係を築いたり強めることができる、そのことに尽きるような気がしています。

そう思っていた矢先、出版したことの影響は意外なところにも及んでいたことを知りました。

昨日父が「少し寄ってもいいか?」というので家に来てもらったところ、なんと父が信頼できる知人に私が出版したことを話してくれたというのです!

しかし、当の本人(父)は、実はまだ私の本を読破しておらず、Kindle本のサンプルでさわりの部分しか読んでいません。

しかも、この令和の時代に父はまだしぶとくガラケーユーザー、本は読むのですが紙本オンリー、Kindle本は多分一度も読んだことがないと思います(というか、Amazonを使ったことがないです。決してバカにしているわけでないです!個人の選択として尊重してます)。

そういう父が、ある日突然娘から「Kindle本を出版したよ」という電話をもらってびっくりし、「Kindle本」というなんだかよく分からない形態の本ではあるものの、「出版した」という言葉のインパクトに衝撃を受けたのでしょう。

母にも内緒で独断で、父が「信頼がおける」と思っている親戚や古くからの友人に紹介してくれたのだそうです(ちなみに後に知った母から「親バカ」と言われたそうです笑)。

ちなみに父は以前仕事で本を書いた事があります。父は既に退職しているのですが、そのことはきっと父の職業人生の中でも大きな体験だったのだと思います。

「本を書く」経験をした父だからこそ、私が「出版した」ということに強く共鳴してくれたのかもしれませんね。

正直私としては、Kindle出版って言っても商業出版じゃないし、オンラインサロンの仲間とのコミュニケーションツールになればと思って出版した面が大きかったのですが、思いがけない父の反応になんだか胸が熱くなりました。

私は今、この本のペーパーバックを目指しています。近々紙の本にして父や母など、普段Kindle本を読み慣れないけど読んで欲しい人に配ろうと思っていました。

でも、昨日父が家に来た際、父にKindle本の端末を貸すという手段があったことを思い出しました。父もやってみたいと言うので、とりあえず私の本をダウンロードしたKindleの端末を渡してみました。

パソコンは使いなれているので、きっと読めるだろうと期待はしていますが、色んな感想を聞けるのが楽しみです。

「Kindle本出版を通じて人と繋がり、関係を深める」、その楽しさは想像以上でした。

noteのような形でのアウトプットももちろんいいのですが、「本」という形だからこそ生まれる体験が有るんだなあと改めて感じています。



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