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SSOでプロビジョニングしたユーザーがメールアドレスでもサインインできるようにする[Zoom Web Portal]

おはようございます!


はじめに

Zoomではサインインを行う際、メールアドレスとパスワードを入力するという方式のほかにMicrosoft Entra ID等のIdPを利用したSSO方式を利用可能です。

こんな感じ。

そしてZoomと連携したIdP経由で作成されたユーザーは基本的にSSOでのサインイン方式のみが設定されています。

Zoomのユーザー管理画面。
アドレスの下のアイコンがサインイン方式を示しており、上がメールアドレス+パスワード方式、
下がSSO方式のみ有効化されている状態です。

基本的にIdP経由で作成されたユーザーに関してはSSOでのサインインを行うかと思いますが、場合によってはメールアドレス+パスワードでのサインインも行えるようにしたいケースがあるかもしれません。

今回はそのようなユーザーに対し、パスワードを利用したサインイン方式の追加を実際に行ってみようと思います。

実際にやってみた

やっていきますー

早速追加してみる

追加の方法ですが、まずZoomのホーム画面にいきます。

その後、画面の右上にある[無料でサインアップ]を選択します。

設定はホーム画面から

[無料でサインアップ]というのは名前の通り、Zoomの無料アカウントを新規作成するというものですが、この際先ほどのSSO方式のみが設定されているユーザーのアドレスを入力します。

すでにアカウント自体はありますが、構わず入力します。

その後入力したメールアドレス宛に認証コードが届きますので、それを入力した後にパスワードの設定を行います。

地味に制限時間がある
パスワードを設定して[続ける]を選択します。

これによりSSO方式のみが設定されていたユーザーにメールアドレス方式のサインインが追加されました。

該当ユーザーのプロフィール画面。
サインインパスワードが追加され、Linked Accountsに仕事用メールが追加されます。

せっかくなのでユーザー管理画面でも確認してみます。

メールアドレスがちゃんと追加されています。

終わりに

というわけでメールアドレス方式の追加についてでした。
Webポータル上ではなくサインアップ画面から行うので地味~にやり方忘れてしまうので備忘録的に記事を作成しました。
参考になれば幸いです。

先日またしても東京に行きましたが、新幹線に乗る時は駅弁が楽しみだったりします。
何にしようかな~とメニュー見てましたが、だいたい1000円前後くらいのラインナップの中、叙々苑の駅弁が3400円というさすがの価格設定でした。
ここまでくると逆に買いたくなってきますね、経費で落ちないかな…

それでは本日はこの辺で~

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