水俣病被害者の発言制止問題に思う
週間文春に水俣病被害者の発言制止問題で伊藤信太郎 環境大臣を批判する記事がありました。メディアは、言論を封じられたというならば、水俣病被害者の声をもっと伝える努力をしてほしいと感じました。あのおじさんにインタビューして奥さんがなくなられた様子をもっと聞き取ってあげればよいのにと思いました。
「石原慎太郎氏が環境庁長官時代、水俣病問題解決の手掛かりをつかむため現地に入った際、患者らが手渡した抗議文について『これを書いた人はIQが低い人たち』と発言、総すかんを食った。(産経新聞)」といったこともあったらしい。この時もメディアが代弁者になることはなかったようです。当事者の話は、論理構成や長さなどで聞きづらくなるとの印象をもつ人が多いことも事実だとは思います。そこをつなぐ仕組みが必要でありましょう。もっとも第三者がかき乱すこともあるので、大手マスコミに期待します。
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