意外と難しい!?敬語からカジュアルな話し方へ切り替えるタイミング(ミニ韓国語講座付き)
出会ったばかりの男女は敬語で話すのが一般的ですが、親しくなると、どこかで敬語からカジュアルな話し方に切り替わるタイミングがあると思います。
韓国でも、上下関係や相手との関係性により、言葉遣いは明確に使い分けますが、男女関係においてはどのようなタイミングで話し方が変わるのでしょうか。
初対面での韓国人男性の態度
男女の出会いにおいても、初めて会う時は敬語で話し始めるのが常識です。相手に対する礼儀や配慮が、会話や行動にも反映されます。
最初に会った時は、相手に好印象を与えるため、笑顔での挨拶としっかりとしたアイコンタクトを心がけます。日本でも同じですね。
韓国人男性は、どんな気さくな性格の人でも、初対面では緊張感が感じられ、少し控えめな態度になることが多い印象です。
待ち合わせ場所まで来るのが大変ではなかったか、暑さや寒さ、体調に問題ないかなど、小さな気遣いを見せてくれます。
・오시는 길은 힘들지 않으셨어요?
(ここまで来られるのに、問題はなかったですか?)
・오늘 뭐 드시고 싶으세요?
(今日は何を召し上がりたいですか?)
このような気遣いの会話が交わされることが多いです。
カジュアルな話し方に変わるとき
会話が進むにつれ、互いにリラックスしてきたと感じるタイミングで、敬語(존댓말)から、いわゆるタメ口であるカジュアルな話し方(반말)への切り替えを提案することがあります。
これは二人の関係性にもよるので、必ずしも全員がそうであるというわけではありません。年齢や立場の違いによって、付き合っていも敬語のまま会話する人もいます。また、話し方を切り替えるタイミングも人それぞれです。しかし互いに歳が近い場合は、少し仲良くなると早めにカジュアルな話し方に切り替える傾向があります。
カジュアルな話し方を提案する韓国語
カジュアルな話し方への切り替えを提案する韓国語として、以下のような表現があります。
・말 편하게 하세요.
(直訳:楽に話してください)
・이제 말 편하게 할까요? / 우리 이제 말 놓을까요?
(直訳:そろそろ、楽な話し方にしましょうか?)
いずれもよく使われる表現で、「敬語ではない話し方にしましょう」という意味になります。これを提案するのは、日本語でも韓国語でも、ちょっとした緊張の瞬間ですね。
カジュアルな言葉遣いになると、ふたりの距離はグッと近づきます。韓国語を勉強したら、相手との関係や距離感によって言葉遣いを変えてみましょう。
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