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竹井久の精神性に憧れる話

昨日咲‐Saki‐22巻の事を書いたので今日は部長の話です。

インターハイ決勝の中堅戦を読み返したんですけど、やっぱ部長は良いなと思ったわけですよ。

咲ってインターハイ優勝を目指す少女たちの熱い戦いを描く作品じゃないですか。夏の甲子園に挑む高校球児みたいな感じです。個性豊かな美少女やたわわなおもち(おっぱい)、どう見ても履いてない実写が話題になりがちな気がしますけどね。

そんな作品だからこそインターハイに全てをかけてる久部長は、魅力的に映って当然だなと思うわけです。因みに同じ理由で大阪勢も好きです。準決勝後に姫松高校が監督に結果を報告するシーンとかグッときますよね!

久部長の話に戻ります。お茶目で飄々とした性格しつつも、意外と大舞台で緊張しちゃうところがキュートな部長。しかしインターハイ決勝を読み返して思うのは、部長の悪待ちかっけーな!なんですよ。

出番直前に唐突に腕を折り鎮痛剤を飲みながら挑む決勝戦、痛みに耐える姿は非常に萌えますが状況は最悪です。

そんな最悪の状況で部長は自分の悪待ちについて振り返ります。天才でない自分は勉強も運動もそれなりに頑張ってきた、そして悪い方に賭ける事で事態が好転する事が多々あったと。あえて分の悪い賭けをする事で、自然とツキが良くなると思っていた部長。

しかしそうではない、悪い状況だからこそ自分自身が頑張る。その頑張りで状況が好転した事も多々あり、そこまで含めての悪待ちなのではないか、そう考えます。

その思考に至る精神性に僕は憧れるんです。何事も結局自分が頑張るしかないんですよね。

人生なんて不測の事態ばかりで、その度に誰かがなんとかしてくれないかとか、もう逃げちゃうかなんて考える自分がいるわけで。

これからは逃げたくなったら部長の悪待ち、そして自分が頑張るんだという真理を思い出したいです。

そしたらちょっとくらい頑張れて少しは事態も好転してくれるかもしれないので…

#日記 #エッセイ #咲 #竹井久




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