野蛮な日記 24/12/02

 先々週の土曜日から続いた熱によって、6日間寝込んでしまった。病院に行ってコロナとインフルエンザの検査を受けたが、陰性だった。しかし、インフルのような咳と節々の痛み、そしていつまで続くかわからない高熱によって、体力が擦り減っていった。現在は、熱も下がり咳もよくなって言っているので、少し気を落ち着かれて過ごせれるようになった。しかし、何もできないという感覚を久しぶりに味わった。それでも、なんとかなるという感覚も味わえたので、プラマイゼロだ。

 体調も良くなったので、先日の土曜日に田んぼの草刈りの手伝いを行った。久しぶりに草刈り機の振動を手に感じ取りながら仕事をすると、手のかゆみが止まらなかった。しかし、兄と一緒に行ったので、午前中に終了することができた。その後、今になって稲作のことを考えていると、米作りというものは地域のコモンズでないとできないことだと身に染みて感じる。農業用水路から流れる水を誰が使うのか、それが周りの人々に影響を与えるのであれば、相談しながら水の使い方を考える。水を使うために地域の組合員が折半してポンプ場のメンテナンスを地域の人々に任せるなどの積み重ねによって、地域の重要な水が循環していくのだと今更ながら考えるようになった。

 そのように考えると、文章や写真を続けられているのは、組合のように、多くの人々がいろんな意見や知恵を頂きながら、交流することでできているのだと痛感するようになった。まだまだ拙い文章を読んでいただたり、写真にいいねやコメントを頂くことで、自分のエネルギーとなっているのだと今さらながら気付かされた。

それを感じている中、鳥羽さんのブログを読み、自分を確立するためには、興味をあることをして、それに意見を頂けることが重要なことなのだと確信する。

心を安らかに仕事と向き合う方法|鳥羽和久

 体調もひと段落して、何を書こうかと考えていた。その時に、違国日記という漫画が頭の片隅から抜き出てきた。この作品は、自分にとって印象的な作品であった。今作品を読んでいると、異国にいるかのように、違う価値観を持った人々がコミュニケーションを取っていけるかということ、新たな関係性を気づいていけるのかということを問うているような作品だったと思う。

なので、時間がかかってでも、この漫画を読んでどのように感じたのかを他の本やドラマなどを引用しながら書いてみるのもたのしいのではないだろうか。少し時間がかかるかと思うが、違国日記で感じたことを書いてみようと思う。

時間はかかるかもしれない、しかしやってみる価値があるかもしれないし、自分も楽しい予感がする。その予感を信じて明日を迎えようと思う。


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