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野蛮な読書家として~自己紹介~

この投稿にきていただいた方、初めまして。

稲刈り男(いねかりお)と申します。
この投稿にきていただきまして、誠にありがとうございます。

 ここからは自己紹介も含め、僕がこの投稿を始めようとしたきっかけを話そうと思います。
 僕がこの投稿を始めようと思ったのは、少しモヤモヤすることもあり、インスタグラムでチェキの写真をよく投稿しておりましたが、フィルムの価格高騰もあり、少し写真の撮影を控えようと思いました。

インスタグラムで投稿している写真
現在は過去に撮った写真を投稿しています。

「他に何かできることはないかな」と考えていた時に「ほんの入り口」という本屋さんで行われた読書会に参加した時に出会った、jannuさんやエリンギさんが自分の書いた文章を投稿しているとのことで、「何か書いてみよかな」と思ったのがきっかけでした。
 しかし、出会ってから約一か月、何にも投稿していないという状況に、「なんでもいいから投稿しよう!」と思い、色々と考えていました。しかし、何を書けばいいかと考えているうちに、また一か月過ぎそうなので、自己紹介のようなことを書こうと思います。

プロフィール

あだ名:稲刈り男(いねかりお)

 きっかけは大学時代のアカペラサークルでして、その時はいくつかバンドを組んでいました。そんなある日、父親が稲作をしている兼業農家の手伝いでバンドの練習を休んでしまいました。その時につけられたあだ名が「稲刈り男」でした。少し冷やかしでつけられたあだ名ですが、僕はこのあだ名が気に入り、インスタグラムのアカウントもこの名前にしております。

出身:大阪の北らへん

 もっと詳しく言うと、京都と大阪の境目のような地域で住んでいました。その地域は、大阪弁のような京都弁のような言葉を覚えたため、他の人からは「なんか、大阪人っぽく無いな~」といわれることが多くあります。

趣味:映画、読書、漫画、音楽、ドラマ、一人旅

 映画にはまりだしたのは、最近のことです。最初は“アバウト・タイム”という映画を観てから、様々な映画を見ることが多くなりました。読書に関しては、中学・高校時代は国語が大の苦手で、本を読むことに苦手意識がありました。しかし、6年前に読んだ山田詠美さんの「ぼくは勉強ができない」を読んでから読書にはまりました。漫画や音楽、ドラマに関しては、中学生の時からTSUTAYAでCDやDVDをレンタルしたり、漫画を買ったりすることが多かったので、自然と好きになっていきました。好きな作品は「大豆田とわ子と元三人の夫」、「宇宙兄弟」、「女の園の星」で、好きなアーティストはtacicaやきのこ帝国、佐藤千亜妃さんです。最近は離婚伝説や羊文学、ペトロールズをよく聞きます。

苦手なこと:考えを押し付けられること。

 僕にはこれが一番耐えられない事でした。高校時代はそういう雰囲気が強く、あまり楽しくなかった記憶が多くあります。部活もしておりましたが、先輩に頭を叩かれ、夜の7時まで部活をするというしんどさに耐えられず、半年でやめました。また、高校3年生の時に、塾に通っていました。英語の授業は先生が面白く、楽しかったのですが、物理と数学は決められた課題をすることが苦手で、授業中に寝ることも多くありました。

最初のところでも書きましたが、今に至った経緯を書こうと思います。

 現在、土木に関わるような仕事をしております。主には設計の仕事をしております。この職業になったのは、高校時代がきっかけでした。当時、部活を辞めていましたので、「何をしようかな~」と考えていました。その時に、父が富山県に単身赴任をしておりましたので、父の住んでいる部屋を拠点に一人旅を決行しました。その時に、父に黒部ダムに連れて行ってくれ、黒部ダムをみたときに、「こんな大きなものをつくる方法を知りたい」と思い、大学で土木を学ぶことにしました。大学は指定校推薦で入ろうと思いましたが、諸事情で志望した大学の指定校推薦がなくなってしまいました。その時は高校3年生で、偏差値も50より低かったので、「これからどうしようか…」と考えていました。しかし、当時の担任の先生が、「第一志望の大学に受けたいんだったら、受けてみいや!」といってくださり、そこから第一志望の大学に受かるため、勉強を始めました。結果は、第一志望ではなかったのですが、第二志望の大学で土木に関わる学科に入れましたので、後悔はしておりません。もちろん、後押してくれた当時の担任の先生には感謝しかないです。

 大学に入ってからは、アカペラサークルに入りました。最初は音痴で、下手くそでしたので、サークルメンバーから声がかかりませんでした。そんな中でも、岡本隆宏さんが出演したライブに行って、本人からアドバイスを頂いたりしながら、ボイスパーカッションで少しずつ自分のスタイルを見つめ直しながら活動していた時に、サークルメンバーから「バンドを組まへん?」と声がかかり、バンド活動を行っていました。バンドでは、箱ライブに3度出ており、プロのバンドの方が出る地方ライブの前トリもさせていただきました。詳しくは、僕のインスタグラムのアカウントを見ていただければ幸いです。
 また、ライブの映像も制作もしており、自分の作った映像がライブで写ったときの感動は今でも忘れられません。

 こんな感じで、学生時代は好きなことをしながら、のんびりと過ごしておりましたが、就活は何にも考えていませんでした。なので、「なんとなく公務員がいいかな」と思い、公務員試験の勉強をし、公務員になりました。しかし、公務員の独特の縦社会や年功序列の考え方にうまく合わせることができませんでした。
 その時からも本を読むこともあり、哲学やエッセイ、小説など、とにかく気に入ったものは野蛮に読むようになりました。
 仕事に関しては、住民から好評の意見も頂いたこともあり、やりがいはありました。しかし、心と体のバランスをうまく取れなくなり、辞めてしまいました。その後、1年間療養という無職の時期を経て、就職活動をしました。しかし、すぐに見つかることはなく、就職活動に苦戦しました。その時に、同じ大学の出身の方が社長をしている建設コンサルタントの会社から、CADオペレーターのアルバイトがありましたので、そこでアルバイトし、CADのスキルを覚えながら、就職活動を行い、現在の職場で仕事をしております。まだまだ頑張らないといけないですが、ここまでこれたのは就職支援をしてくれた人やカウンセリングを行ってくれた人、アルバイト先の方たちのおかげでもあり、その人たちに感謝しかないです。

 しかし、仕事をするにつれて、少しモヤモヤとした気持ちになり、「何か仕事以外でできることはないかな~」と考えていました。その時に、ほんの入り口さんで読書イベントがあり、仕事に関する本の読書会がありました。その時に、jannuさんとエリンギさん、インスタグラムで写真を投稿しているahraunさんなどと出会いました。どの方も素敵な人ばかりで、僕とは違い、とにかくひたむきに自分と向き合っている人たちでした。その時に、jannuさんがnoteで投稿をしているとのことで、自分の文章で思いを伝えることができたらと思い。このサイトで文章を書くことにしました。

 また、タイトルに“野蛮な読書家”と書いていますが、本当に野蛮にいろんなジャンルを読みます。純文学や哲学に関わる本、建築や土木に関わる本、新書など様々な本を読みます。また、漫画も「宇宙兄弟」や「BLUE GIANT」などの青年ものから、「女の園の星」や「違国日記」、「きのう何食べた?」などの少女ものも読むことがあります。そうしているうちに、「そんなに手広く本を読んでいいのか」と不安になることもありました。そんな中でも、本を読んだときに、読んだことのある文章が紹介されているのを見て、「あっ、読んだ本の文章が書かれている」とうれしくなることもありました。その後、本を読んでいくにつれて、何かご縁を感じるようになったときに、平松洋子さんが書いた「野蛮な読書」の中で、自身の読書経験をもとに書かれている文章を思い出しました。

または、てんでんばらばらに見えても自分のなかではひとつの流れができているのも、やっぱり本の手引きとしかいいようがない。‥‥‥果てしなく広がってゆく。ぜんぶ、本が本を連れてきた。ちっとも脈絡がないように見えて、じつは縄をなうようにひと繋がり、野放図な地図模様ができている。思いもかけなかった繋がりと広がり、そのわけのわからなさこそ、自分なりの野蛮な読書のうれしさなのだった。

平松洋子著.『野蛮な読書』.集英社,2011,p.119-200

 この文章を読んだとき、こういう読書のスタイルもいいんだなと少し安心したように感じました。やはり、何か専門に長けた文章を書くには、専門に特化した本を読まないといけないという感覚ありましたので、それから解き放たれたような感覚でした。その時に、「野蛮な読書家」という言葉が浮かび上がりました。つながっていないようで、実はいろんな本とつながっている…。そんな読書が僕にピッタリだと思い、野蛮な読書家として、本だけではなく映画などもできるだけ紹介しようかなと思います。
 なので、今後は、野蛮に読んだり観てきた本やドラマ、映画を紹介したり、この頃自分が感じたことを書こうと思います。また、ここまで書いていると、長い文章となっており、自分でもびっくりしています。また、誤字とかも多いと思いますが、自分のペースで長い文章だったり、短い文章だったりを書こうと思っています。

暑い季節となり、体調を崩すことが多いと思いますが、暇な時にサクッと読んでくれたらうれしいです。


ではそれではまた、さいなら~。


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