僕と関東旅行 第五回「帰宅編」
どうもこんにちは、「最近、眠い。」だ。
筆者は8月17日~8月20日の間、関東近郊に旅行をした。この文章はその4日間の出来事を記した体験記の第五回である。(第一回、第二回、第三回、第四回はこちらから読むことができます)
このシリーズも第五回・最終回にたどり着いた。これも偏に読者諸君のおかげである。厚く感謝申し上げる。
8月20日午前5時~:
前回(第四回)にて、サマソニ東京1日目を楽しんだ筆者はホテルへと帰投し、3時ごろ就寝した。
20日、相変わらず目覚めが良すぎる筆者は午前5時に目を覚ますと、帰り支度を整えて午前10時にホテルを出た。
ここで読者諸君はこう思ったことだろう。
「あれ、サマソニ2日目行かないの?ケンドリックラマー見ないの?」
ゴホン、そんなこと考える読者諸君に言っておきたいことがある。
行きたいに決まってるだろ。金があれば行ってたわ。
筆者、貧乏なのである。あと体力もない。イケメンでもイケボでもないし、地位も名声も、生まれ持った天性の才能もない。
強いてあるものを言うなら鼻水だろうか。筆者花粉症だし。
あーあ。筆者だって本当はケンちゃん見たかった。「hello,new world」っておっきな声で歌いかった。
読者諸君も行きたいだろ!!ケンちゃんもリアムも見たいだろ!!「行きたい」と言えェ!!!!
筆者は帰りの電車に乗るため千葉駅へ辿り着き、おそらく今からサマソニ行くであろう一団を鬼の形相で一瞥して、帰路についた。
そいえば筆者、ワンピース読んだことない。
8月20日午前11時~:
筆者は千葉→東京の電車内で、ルイスコールと長谷川白紙の対談、KID FRESINOとペトロールズ・三浦氏の対談を読んだ。
数刻後、筆者は東京駅に到着した。
ここから新幹線に乗って田舎へと帰還するわけであるが、筆者には東京駅でやることがあった。
さて、ここでクエスチョンです。
筆者「最近、眠い。」が、東京駅で死んでもやらなければいけなかった事とは、一体なんでしょうか?
映像が切り替わり、スタジオの様子が画面に映し出された。
「筆者は負けず嫌いということで、前日に知人とLINEした際に煽られた痕跡が残っています。また、東京駅の中でその用事を済ませなくてはいけない。そこで、どんな行動を取ったのかという事ですね」
こう話すのは、元NHKアナウンサーでこの番組のクイズマスター・草野仁その人だ。
「ランチとかじゃないですか」
最初に回答したのは、本日のゲストにして週末ヒロインでお馴染み・ももいろクローバーZリーダーの百田夏菜子だった。
「お腹も空いてるだろうし、きっとLINEで『貧乏人に味なんかわかるわけない』と煽られたんですよ」
「いや、やっぱり喧嘩じゃないの?」
反応するように答えたのは、いいとも青年隊のメンバー・野々村真だ。
「煽られて駅の中ですることなんて、ケンカくらいしかないんじゃないかと思って」
「アタクシュは違うと思いまシュね」
そう、いま反論した和装の御仁こそ、芸能界の生ける伝説・黒柳徹子なのである。
「コーヒー、コーヒーだと思いまシュね。アタクシュは」
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黒柳徹子御大の意見はこうだ。
前日、筆者はLINEで煽られており、肝心なのはその内容である。以下にそのLINE画面を掲載する。
即ち、筆者は知人から東京駅の商業施設・KITTE丸の内にあるサザコーヒーを勧められたものの「お前には辿り着けない」「俺にも辿り着けなかったのにお前に行けるわけがない」と煽られ、筆者が深夜テンションでブチギレていたため是が非でも行くと決意したというのが真相であるというのだ。
さらにマジェスティ・黒柳徹子は、長年の芸能人生で会得した念写の技術で、こんなLINEのトーク画面を出力した。
筆者は負けず嫌いで、他人が勝手な基準で「できない」と決めつけてくると死んでもやり遂げたくなる立ちである。そこに追加で「まあファイト」と煽られたことによって、運命に争うコワすぎ・工藤マインドに火がつき、必ずたどり着くことを決意したのだった。
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「これがアタクシュの考えでございまシュ」
自信満々の黒柳徹子は頭から人参を取り出して齧りついた。
「さぁ、それでは正解を見てまいりましょう」
カットが変わり、東京駅構内の筆者にカメラがフォーカスする。
筆者が元気な声で正解を発表した。
「正解は、『煽られたのでコーヒーを飲みに来た』でした!!」
再び映像がスタジオの様子を映し出す。
「ということで、正解は黒柳さんだけです!」
草野仁氏がそう言った途端、不正解だった人の解答席に置かれていたヒトシくん人形が全て没収され、解答席の下に降りていく。
どんどん下へ向かったヒトシくん人形は、やがて地球の核へ。
地球の核と、ヴィブラニウム製のヒトシくん人形が激しく反応し合い、10分後にはアース616の地球は木っ端微塵となった…
筆者が東京駅に到着したのは10時50分ごろだった。
ここから素早く目的地の「KITTE丸の内」にたどり着く必要があるが、そこは心配ない。すでにググっていた。
筆者はすぐさま東京駅丸の内口に移動し、付近を探すと目的地が見つかった。そして…
ついにゲットした。独特な甘味と酸味のあるフルーティーなコーヒーである。
筆者はこれ見よがしコーヒーを見せつけた。
「貴様の敗北だッ!!」
心の中でそう叫んだ浅ましい筆者は、東京駅内の水蒸気で結露したべちょべちょのカップを片手に新幹線に乗り込み、田舎に向かって走り出した。
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筆者は家に着くなり、大爆睡を放いた。
ここ数日、毎日朝5時起床で完全に寝不足であった。
まぁ、旅行は楽しかったけどね。
第五回まとめ
第五回・最終回はここまでである。
1話数千~一万字の長編シリーズになり、いささか読みにくかったと思う。最後までお付き合いいただいた読者諸君に改めて感謝したい。
あざ~す。
それでは今回、そしてこれまでのまとめを記す。
4日目は自尊心のためにコーヒーを買って家に帰った(第五回)
最後に、筆者の文はおかしかったであろう。初心者だということもあるかもしれない。
しかしそれ以上に、noteでよく見る文章が自分の肌に合わず、意識的に変えている節がある。今後書くときも今回と同じ方法論で書くだろう。
筆者は陰キャである。故に邪道しか歩めん。
そんな筆者の文章を今後もよろしく頼む。
じゃあ、爆破~~~。
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