ネコとマカロン。
名前からして「猫好き」を公言している私ねこ山ねこ子には、今お気に入りの猫のキャラクターがある。
それは、マカロンを看板とする菓子メーカーダロワイヨのオリジナルキャラクター『ジョセフィーニャ』である。
私がジョセフィーニャを知ったのは、数年前。
ある時電車に乗っていて、偶然前の座席に座っていた若い男の子が持っていたのが、ダロワイヨの手提げ袋だった。そこに描かれていた猫のキャラクターを見て「うわ！カワイイ！」と思ったのがきっかけである。
その時点ではダロワイヨというメーカーを知らなかったのだが、キャラクターについて調べていくうちに、パリに本店を持つ歴史ある洋菓子店だという事が分かった。
そういえば、手提げ袋を持った男の子を見たのはホワイトデーが近い頃だったので、あれは誰かへのバレンタインのお返しだったのかな？などと勝手に想像している。
以来、たま〜にダロワイヨを訪れて（残念ながら私の住む県には店舗がないので、頻繁には行けない）、マカロン&パッケージに描かれているジョセフィーニャの可愛さを堪能している。
ネットで購入する事も出来るけれど、こんな風に少しずつ楽しむ方がいいかなと思っている。
ところで、ジョセフィーニャがダロワイヨのキャラクターになったのには、いきさつと言うかちゃんとしたストーリーがある。
それは、ある雪の降るパリでの事。裏路地で寒さに震えていたジョセフィーニャを拾ったのが、なんとダロワイヨのパティシエだったのだ。そのパティシエが猫吸いをすると、ほんのりヴァニーユ（バニラ）の香りがしたそうな。
猫吸いって(笑)
バニラの香りって(笑)
そんなエピソードまで考えられているところも、いいなぁと思っている。
雪の降るパリの静かな路地裏、 寒さに震えていた小さな小さな白い子猫がいました。
彼女の尻尾はとても変わっていて、トリコロールカラーをしていました。
通りかかった優しいパティシエと出会った彼女は、 温かいごはんと”ジョセフィーニャ”という名前をもらいました。
ジョセフィーニャは、とってもおちゃめで、ちょっぴりいたずらっ子。
パティシエが猫吸いをすると、ほんのりヴァニーユの香りがしました。
パティシエはダロワイヨで働いていました。
彼とジョセフィーニャは、毎日楽しいおしゃべりをしながら しあわせに暮らしました。
今まで集めたグッズやお菓子のパッケージの一部。たまに一人で眺めてニンマリと、ややアブナイ人になっている。
