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慶応文学部・小論文✍🏻読解力を高めて確実に点を取るための具体的な方法
こんにちは、現役慶応生・文学部1年の藤咲かのです。
「文学部の小論文対策をしたいけれど、課題文が難しくて読みきれない…」
「課題文の読解ってどうやったら上手くできるの?」
そんな風に悩む受験生は多いと思います。
今回の記事では受験生の1年間で小論文対策をやりぬいた私が、
課題文読解の具体的な方法を一つ一つ紹介していきます。
この記事を読むことで…
・課題文全体の構成が見えるようになる👀
→文中から要約に必要な部分だけが見える👀
→設問1に時間を取られ過ぎずに済む🕰️
課題文のもつ難しさ😶🌫️
まず第一に、課題文がとても長いことが挙げられます。
後から見返したとき、重要な箇所が埋もれて、
何が重要だったか分からなくなりがちです。
また、90分という短い時間の中で読解・要約・意見文の展開の3つをこなす必要があるため、かなりハードです。
さらに課題文が長いだけでなく、内容も抽象的で難しいことが特徴です。
この理由は下の記事にも書いたように、文学部が扱う学問が課題文のテーマとなっているからです。
課題文読解の具体的なポイント
① 人名をマーク
② 接続詞・代名詞をマーク
③ 具体例を区切る
④ 各段落の要旨に線引き
⑤ 全体を3つほどに区切る
細かく解説していきます
①人名をマーク✍🏻🥸
文学部の場合、哲学や社会学の話題が小論文のテーマになることが多いです。
そのため、課題文中には学者の名前がたびたび登場します。
通常、複数人出てきますので、その度にマークしましょう。私は四角で囲んでいました。
これをやることで各学者の主張が見つけやすくなり、文章全体の展開がつかめるようになります。
② 接続詞・代名詞をマーク✍🏻
接続詞の中でもとりわけ「だが」「しかし」といった
逆説にはマークしましょう。
逆説はこれまでの文章とそこからの文章の意味が反対になることを意味するため、
文章の流れをつかむ上で重要な接続詞です。
逆説がマークされていると、
後から見た時に文章の展開が分かりやすくなります。
また「それ」などの代名詞をマークして、
「それ」が指す内容と線で結びつけておくと良いでしょう。
あとから見た際にパッと見ただけで内容が把握できます。
代名詞で表される内容は文章中でも重要なことが多く、さらに抽象的な内容でもあるためマークは必須となります。
③ 具体例を区切る✂️
具体例は、課題文中に多々出てきます。
そして重要なのは、具体例は要約に入れる必要がないということです。
なので具体例が出てきたら、カッコなどで区切っておきましょう。
後から要約のために見返した際「ここは必要ないな」と飛ばし読みができます。
④ 各段落の要旨に線引き✍🏻💭
課題文の段落は、基本的に40近くあります。
ものすごく多いですが、その分細かく区切れているということです。
そして段落が変わるということは、内容が多少なりとも変わるということ。
各段落の要旨に線を引いておくことで、
段落ごとの展開が下線部を読むだけで分かるようになります。
後から見返したときだけでなく、
読んでいる途中にも一つ一つ要旨を確認できるため、
着実に読み進められるのでオススメです。
⑤ 全体を3つほどに区切る✂️
最後まで読み終えたら、全体を振り返って3つほどに分け目を入れましょう。
先ほども述べましたが、小さな段落は40ほどあり、
全体を区切らないと構成が掴みづらいです。
各段落の繋ぎ目に、たまに1行空いている箇所があると思います。
そこが基本的には文章の変わり目です。
そこにマークを入れておくことで全体の構成を捉えることができ、
さらに要約の展開も絞られてきます。
まとめ
人名・接続詞・代名詞にマークを入れ✍🏻
具体例を区切り✂️
各段落の要旨に線を引いて✍🏻
全体を3つほどに区切ることによって✂️
文章の展開を把握し、要約に必要な箇所を見つけ出すことができます。
これは要約のためにとても重要なことです。
課題文を読む際に上記のことを意識しておくと、
いざ要約をするとなったときに文章のポイントが見えやすく、短時間で論理的な要約を作り上げることができます。
ぜひ、活用してみて下さい。
今回は読解の具体的な方法を書きましたが、
次回の記事では要約のポイントに触れていきます。
それでは頑張ってください!👋🏻