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先生に感謝。

昨日、初めて親知らずを抜きました。
紹介された大学病院で。
診察台に座って1時間かかりやっと終了しました。
心の中で「もう‥無理、もう無理ですー。」と思いながらも、頑張って耐え放心状態でした。
振り返ってみれば、こんなに辛いのは長男を出産した時以来だったかも。

担当の先生は、若い小柄の女性で左手に光るダイヤの結婚指輪が初々しい可愛らしい先生でした。一言一言とても親切で、丁寧に話してくださり抜歯前の緊張を和らげてくれました。

抜歯自体、何十年ぶりでしょうか?思い出せるのは小学校低学年の頃に歯茎にいきなり麻酔の注射を打たれたこと。しかも立て続けに3回位。ゴリゴリと容赦なく歯茎に突き刺さる注射針の恐ろしさ。当時の古い医療のトラウマが思い出され恐怖心がありました。
しかし、何と言うことでしょう!現在の歯科医療の素晴らしさ。麻酔の際の痛みは全くありませんでした。先生が優しく「ちょっとチクッとしますよ。」と伝えてくれましたが、全く痛くありませんでした。このまま、抜歯もスムーズに終わることを願いました。

が、そんなに甘くなかった‥。

全然抜けない、左下の親知らず。どうやら根っこがとても立派らしいということは先生たちの会話から分かりました。「もう少しスリット開けて‥まだだね。」私にはよく理解できない専門用語を聞きながら、これは先生も大変そうだなと思いながら耐え忍ぶ時間の長いこと。削って引っ張って、削って引っ張ってがこのまま終わらないのではないかと思いながら「もう、疲れた‥無理です‥。」と心で叫びつつ、先生もこんなに抜けなくて嫌にならないのかなと思いながら、診察台に座ってかれこれ50分はたった頃「片方の根っこ取れましたよ。」と。
もう、ずっと終わらないのではないかと思われた苦行から突然解放される予感。「あと1つですからね。」と先生の言葉からまもなく、「抜けましたよ。」とのお声。この緊張感から解放されほっとした感じ。放心状態。
先生から、「お疲れ様でした。」と言われこちらこそ「お疲れ様でした。」と。先生が投げ出さずに抜いてくれたおかげで助かりましたと心の中で伝えた次第です。

今朝、起きたら何故か全身が筋肉痛に。昨日思いっきり全身に力が入っていたようです。それにしても昨日は本当に疲れました。

本日は、いつも通う歯科医院へ行き消毒をしてもらいました。「キレイな傷口だから大丈夫よ。」と院長先生のお墨付きを貰い更に安心することができました。今回は、色々な方に私も支えられているなと感じました。自分が辛い時に優しい言葉をもらえることってこんなにありがたいんだなあと感じました。

ありがたいことに、抜歯後の痛みはそれほどひどくなく、顔の腫れもあまり目立ちませんでした。

無事に親知らずが抜けたこと、私を支えてくれた皆さんに感謝しかありません。本当に無事に終わってよかったです。ありがとうございました。

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