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職域を超えて地域の福祉関係者と横の繋がりを作るための場を設ける

本日は私の職場の法人主催で、カフェと称した地域の福祉関係者でのんびり、構えることなく、気楽に話をする集いを開催しました。
その集いが私にとってとても嬉しい場になったのでこの感動を書き記しておきたいと思いました。

この集いは、今年度の初めに私が施設長に提案して始めたものです。昨年4月から、3ヶ月に1度開催し、本日今年度最後の集いになりました。

集いの目的

1福祉専門職の孤独感を解消する。
資格を取って、いざ就職してみても大きい組織でなければスーパーバイズを受ける機会はほとんどなく、自己流にやってみるよりないという場合が多い。そのため、同じ地域で働く福祉関係者同士が集まる場を設け、自分の抱える悩みや課題について話すことで、ヒントを得ることができるようにする。

2地域の顔見知りを多く作る。
同じ地域の福祉分野で働くもの同士、仕事で関わるより以前に顔見知りになっていたら、クライエントの支援で連携が必要になった場合に協力関係が築きやすくなる。

3地域の福祉に関する情報交換や意見交換
それぞれの地域の話題を取り上げることで、共通認識を持てる。

4のんびり話すことで支援者のストレスを緩和しより良い支援ができるようにする。
参加者が心地良い気分でのんびりゆったり話せるように美味しいコーヒーでおもてなしする。こだわりの珈琲豆と、珈琲ミルを用意して自分で豆を引いて珈琲を淹れてもらう。珈琲の淹れ方が分からない方には私が側で教えながら、自分で淹れてもらう。珈琲豆を挽いている時から良い香りが満ちてそれだけで癒しの空間になっている。作業をしながら会話をすると自然にコミュニケーションが取れて親しくなりやすい。珈琲豆を挽いて淹れる時間のゆとりを感じることで心のゆとりに繋がる。そして良い支援に繋がる。

本日の集いの私の感動ポイント

1集いの目的が概ね達成できたこと。参加してくださった方がのんびりと心地良さそうに過ごし、それぞれが自分の思いを発言できた。それぞれの発言に対して他の参加者が深掘りすることで、発言の内容を参加者みんなで深く理解し合うことに繋がった。

2自分がまず満たされていないと良い支援をしていくことができないから、まず自分を見つめることを日々行い、自分を満たすことにしているという私と同じ考え方の人に出会えた。他の参加者も頷き同意しながら話しを聞いている姿があったこと。

3次回もぜひ参加させてくださいと参加者皆さんから笑顔でお言葉を頂けたこと。

4それぞれがしっかり発言する時間を確保できたこと。1時間半の時間内で各自が十分話せたことで満足感が得られた。


以上が本日の私の仕事の成果です。
人と人が繋がっていくことの大切さをとても感じました。同じ福祉の仕事をする者同士だから分かり合えることもたくさんあるし、結局のところ福祉に携わる者の多くは、障害のある方もない方も、子どもも、高齢者も、誰もが幸せに暮らせる社会を作る役に立ちたいと思ってこの仕事をしている方々。その同じ志の方々とご縁をいただけたことに私自身が1番感激して、こういった場を設けることはとても意味があることだと実感しました。

チラシを作成し、関係機関にお知らせを送り、参加者を募り、会場を手配し、珈琲豆を仕入れ、道具を準備して、当日会場準備、開催後は実施報告書を作成し、参加してくださった機関へ送るという一連の作業がありますが、全て施設長のサポートをいただきながら、施設長と私2人でやり遂げられたことも大きな自信につながりました。
「何事も継続することに意味があるのよ。」と施設長に励ましてもらいながら今年度継続して4回開催できたことからたくさんの学びを得ることができました。

やはり、人は人と繋がりを持つことで、自分を成長させていくことができると感じた楽しいお仕事をすることができた1日でした。

最後まで読んでくださってありがとうございました。


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