父親の事 その後③
夜9時自分で作った豆腐入りの焼売を食べていると
妹からの電話。
施設からの呼び出しがあったと。
最期の時の知らせだった。
車で向かう。
途中、妹から電話入り、 もうとまっている。と。
確認は待っていてくれと頼んだ。
が、再度電話あり、待ってもらえないと。
出発から1時間で到着したが待って貰えず。
意識はなくても耳は聞こえるから、
近くでお話してあげて のタイムもなく、
この時が来てしまった。
お父さん ありがとう と泣きついた。
妹と2人で身体を拭いて着替えて。
家に連れて帰った。
家に着いてからはほんとに
寝ているようだった。
苦しまなかったのだろう。
それは本当にありがたい。
その夜と翌日同じ部屋で寝た。
遺影の写真を選んでいる時楽しそうな父が
たくさんいて良かった。
それを思い出せて良かった。
孫とたわむれている写真にした。
ありがとう。