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田んぼの作業が終わってホッとする

 刈取りの終わった田んぼは、コンバインで刈られた稲わらを土中にすき込んで腐敗を早めるためトラクターで耕起をするのですが、10月に入ってすぐその作業を始め終了する。
 特別栽培米の作付け田んぼですが、これで今年5月耕起から田植え、水管理と化学肥料及び除草剤の使用量制限を順守し収穫も終わって今あらためて、今年私らの方には大きな災害にも見舞われず無事農作業を終えたことに一言でよかったと思うと同時に深く感謝の気持ちも沸いています。


 8月下旬からの悪天候と9月の刈り取り作業で、私は少し運動不足を感じていて、10月3日岩手県平泉町の中尊寺と毛越寺に参拝に出掛けたのです。中尊寺第一駐車場からお湯の入ったボトルとコーヒー、お菓子、オニギリ、バナナをザックに、両手にストックを持ち9時10分出発、辺りに駐車は10数台を尻目に参道最初の鳥居をくぐり登り出す。中尊寺境内まで一見緩やかなようで私にはかなりの急坂なのです。途中立ち休みをしながら中尊寺に寄らず金色堂前の広場を目指す。まず讃衛蔵左横の売店でお目当てのおみやげを買い入れる。ここが一番人気なのか学生の修学旅行、外国人の団体、少人数の旅行者等まだ紅葉時期でもないのに大入り満員の状態なのです。売店横のベンチで熱いコーヒーでもと思っていたのにここは早々に引き上げる。中尊寺境内までやや下り気味で階段を上がって本堂左横の御朱印受付にお願いしお守り等も買い求める。お守りは市内にいる孫の女の子へのおみやげで忘れず買う事が出来てホッとする。本堂に参拝しここも大賑わいで早々に退散。今は満車状態の駐車場に着いて車内でコーヒー、オニギリ等を食べ10時25分毛越寺参拝に出発。間もなく駐車場に到着。参拝料を支払い、真っ先に御朱印をお願いし本堂に参拝、右側の大きな大泉ヶ池のほとりのベンチで、以前妻と紅葉真っ盛りの時、池の周囲を二人で散策したこと等を思い巡らす。ポツリポツリと雨が落ちてきた。お願いしていた御朱印をいただき、急ぎ足で駐車場に戻り11時15分毛越寺を後にする。ワイパーを間欠にし国道4号を北上する。


 今日は平日なのに両寺院とも特に中尊寺一帯人々であふれている。歴史の奥深さ、それを裏付ける世界遺産、私達の心を豊かにする宝の平泉なのです。
 最近私は高速を利用せず一般道を走ることにしていて、まずゆっくりの運転を心がけているのです。北上市から国道107号横手方面へと向かって横手山内の道の駅で生鮮食品を見回り車内に戻って妻に電話しコーヒーを飲んでゆっくりする。
 無事に家に到着2時50分。朝6時前に出発し運転時間往復で6時間弱、走行距離も往復で300キロ弱、前回8月19日の阿仁森吉方面に向かった以来の長距離運転で、久々に壮快でした。
 (お目当てのおみやげ品とは謹製岩谷堂羊羹4本のことです)

                       柳田 武男 83歳

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