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オタク、はじめてのモッシュ 〜関西ライブ2Days参戦記〜

くりすと申します。

普段は主にバンドリなど声優のライブに行ってる関東のオタクが、関西のバンドのライブに2日間行った思い出を綴ります。

めちゃくちゃ長くなってしまいましたが、自分語りや個人的な感想を含むことを留意の上で読んでいただけると幸いです。

10/5(土) Novelbright LIVE TOUR 2024 〜CIRCUS〜 FINAL IN 姫路城 三の丸広場


まだモッシュしません。

高校生のときになぜかハマってからなんだかんだずっと追ってるNovelbright。人生初ライブのJAPAN JAM 2022も、RAISE A SUILENとNovelbrightがいたのが決め手で、そこで知ったバンドたちからどんどん世界が広がっていきました。

Vo.竹中雄大さんが観光大使をする地元・姫路でのツアーファイナル。2022年の武道館、2023年の横浜アリーナとツアーファイナルだけは毎回行っていて、今年も行くことに。

開催前

開催の10日前、竹中さんからこんなツイートが。

要は全然チケット売れてない!頼む!来てくれ!という旨のツイートでした。そこにこんな引用が。

1からステージセットを作ったり、姫路城が世界遺産になってからは初の大型ライブで、自治体との兼ね合いがあったりしたそうで。確かに例年と比べて高かったですが、個人的にはバンドリのライブと同等だったのであまり気になりませんでした。このツイートをきっかけに起こるNovelbrightに最低9k払う価値あんのかみたいな論争にモヤモヤしながらも、初日はソールドアウト。2日目もあとちょっとだったそうです。ヤバTの志摩スペイン村のライブのときもそうですが、別にダサいなんて思わなかったし、SNSでの呼びかけで気持ちが届いて完売という素敵なストーリーができたなぁと思いました。

当日開演前まで

夜行バスに乗って当日朝に姫路に到着。

大歓迎ムードの姫路駅構内

朝マックを食べて物販へ。

ツアーファイナル特別サイトより

写真撮るの忘れてましたが、姫路城の前にある大手前公園の一部分を使ってブースが作られてました。グッズ販売のレジが25くらい(?)、かなり用意されていてスムーズに買えそうと思っていましたが、初日というのもあり、公園敷地内(画像右上側)にとんでもない行列ができました。スタートから1時間(列形成から2時間)並んでようやく買えました。

地面に直置き

メンバーが北海道に行ったら必ず食べるという札幌らーめん輝風。たいへん美味しく啜れました。札幌ラーメンはメンマがぶっといのが好きです。
他にも、メンバーの親御さんがやってる飲食店のコラボキッチンカーや、姫路の名産の海苔のコラボ商品がありました。
ラーメン啜ってたら目の前をBa.圭吾さんとDr.ねぎさんが通っていきました。めっちゃ囲まれてた。

チュウニズムの全国行脚埋めをしようとしたら
Aime(プレイデータ保存のカード)を家に忘れた

15時になり開場。顔ファンもいるでしょうから、入場後ダッシュとかでトラブルにならないよう、整番で並び、チケもぎり後もスタッフさんに指定のブロックまで誘導されました。その途中に撮った写真がこちら↓

景色良すぎん!?

屋根もなく、ビジョンも透けていて全体的にシースルーなステージ。ステージドン被りの場所でも姫路城が見えます。

ビジョンの文字と被っちゃうとさすがに見えない

まさかの神整番のおかげでブロック最前を確保。各ブロック全体的にぎゅうぎゅう詰めになりすぎないように、またどこからでも見やすいようにブロック分けがされていたようで、かなり見やすかったです。超晴れバンドのNovelbrightのおかげなのか、この土日だけ晴れていて最高の景色でライブを楽しめました。でも暑かった。

・ACE COLLECTION

後輩のバンドだそうで、オープニングアクトでの出演。まったく予習せず完全初見。

ドラムの音めちゃくちゃ良い〜と思いながら聴いてました。性根が音ゲーマーなので歌詞はあまり気にせず聴き心地で聴く曲を選ぶ人間なのですが、4曲目の「December 9」が特にカッコよくて好みでした。1,2番の間の間奏に跳びポ。また機会があれば見たいです。MCで言ってたようにデカいイベントやってNovelbrightを呼んでください。

・Novelbright 本編

セトリ上げて特に良かった曲をピックアップします。

セットリスト
1.フェアリーテール
2.開幕宣言
3.ラストシーン
4.サクリファイス
5.名残
6.愛とか恋とか
7.Sensation
8.Everywhere I Go
9.Turn Back Time
10.アイビー
11.また明日
12.雪の音
13.seeker
14.Empire
15.Morning Light
16.ツキミソウ
17.Awesowe Life
18.Mission
19.Sunny drop
20.Walking with you
21.流星群
EN1.ODYSSEY
EN2.拝啓、親愛なる君へ

1.フェアリーテール
ツアーファイナルのときはいつもカッコいい演出で始まる。特殊SEで楽器隊が登場し、リフトアップで竹中さん登場。
トップクラスに好きな曲で、完全ノーマークだったので大声出た。地元で叶えた夢舞台にピッタリな1曲目。Gt.山田海斗さん作詞曲はいいぞ。

3.ラストシーン
普段ならseekerをやりそうなタイミングで顔面アニメ君に。🤓
1番最後「どんなに道が困難で到底無理と言われても 君が隣に居たからここまでやっと来れたよ」という歌詞をみんなで歌うところ、チケット売れ行き悪いときにあーだこーだ言われたけど来る選択をした人のおかげでソールドアウトの景色に辿り着いたという文脈になっててエモかった。
ラスサビ跳びポだけど後ろ女性だったので自制。

7.Sensation
Gt.沖聡次郎さんがキーボードを引く一曲。圭吾さんの近くにはシンセベースがあったり、1曲の中でエレキギターとアコギの二刀流をする山田海斗さんの近くにはアコギを首にかけずに弾けるスタンドがあったり。Novelbrightのバンドセットはとても華やかに見えます。途中、ステージ横のデカビジョンに自分の顔が抜かれたらしい(気づかなかった)。やめろ!円盤に載せちゃダメだ!そいつは一般人のフリした声豚だ!

8.Everywhere I Go
あまり存じ上げないが、Eric Namさんとのコラボ曲。音源があまりにもK-POPチックすぎて好みではなかったが、かなりライブ化けした。

10.アイビー
竹中さんの友人の大倉士門さんみちょぱさん夫婦に贈ったウェディングソングを初披露。花言葉「永遠の愛」の葉っぱをタイトルにしたエモエモバラード。音源でたら伸びそう。

13.seeker
いつも序盤にやる曲を楽器隊のインストを挟んで後半戦1曲目に。この頃には空も暗くなってて照明が激映え。ンノダマソってツイートではseekerのロングトーンしか褒めないよね。

14.Empire
今年のNovelbrightの最強キラーチューン。今度はNovel Coreさん来て完全体Empireを見たい。

17.Awesome Life
ねぎさん以外フロアに降りてくる曲。惜しくも近くにきた竹中さんとタッチできず。
ラスサビ跳びポだけど後ろ女性だったので自制2。

21.流星群
この2日間限定のバングルライトと恒例のスマホライトでフロアに星々が。曲が終わる頃には竹中さん号泣。終わったあと抱き合う5人見て目頭が熱くなった。

EN2.拝啓、親愛なる君へ
MCでボロ泣きしてる声が姫路じゅうに響いてるじゃんという話に一笑いしてからの大団円。ラスサビ前のイェッま◯げエターナルが入る静寂はいつも照明が全消え。今回はそこにライトアップされた姫路城が爆映え。

感想

人が夢を叶える瞬間というのはいつ見ても本当に素敵です。アンコールのMCで圭吾さんが、ここ数年苦しそうに歌ってる竹中さんを見てきたけど今日は心から楽しんで歌ってたのが嬉しかったと涙ながらに言ってて、改めて路上から這い上がってきた5人の絆の深さを感じました。こういうの好きなのオタクの性。

楽器隊のインスト曲含めると全24曲、3時間の超ボリューミーなライブでした。MCがちょっと長いと感じる時もありますがご愛嬌。

音響がすごく良かったです。風が少なかったり、スピーカーに近い所だったのもあると思いますが、バスドラの音がちゃんと腹に響いてきました。後々Twitterでパブサしたら姫路じゅうに音漏れしてたらしいです。近隣に配慮してしょぼい音になることを恐れていたのでとても嬉しかった。

竹中さん曰く、今回は、飲食を出したり、安保瑠輝也さんを招いて前説をさせてみたりと、フェスのような雰囲気を作りたかったそうで、いずれマジの主催フェスやってくれたりしないかな〜と思いました。

終演後
姫路城、ビジョンの背景じゃないです。実物です。
後ろから

何よりも景色が良かった!!!!!

フロアは、竹中さんが降りてきたときのプチ圧縮こそありましたが、ほとんど平和そのものでした。若者に人気!みたいに紹介されることが多いNovelbrightですが、実際は老若男女(女性比率高め)いるなーという感じで、やはりスタンディングじゃなくて指定席がいいとか、圧縮やダイバーが嫌だけど前で見たいという考えの方が多そうです。

バラード系の曲ばかり注目されがちですが、多動適性高めの曲が割とあると思っているので、是非聴いてみてほしいところ。

初日だけ行った身としては、会場の景色、見やすさ、音響、ライブの内容、物販&飲食エリアを含むスタッフさんの動きなど、スタンディングの環境下でいかに快適にライブを楽しむかがとても練られていて、総じて全然最低9k出せると感じました。クロークの少なさと退場だけは少し残念でした。来年はメジャーデビュー5周年のアリーナツアー。更なるステップアップが楽しみになる1日でした。

10/6(日)THE ORAL CIGARETTES PARASITE DEJAVU 2024 DAY2 OMNIBUS SHOW


そろそろタイトル回収します。

THE ORAL CIGARETTES主催、初日はワンマン、2日目はフェス形式のイベント「パラデジャ」が5年ぶりに泉大津フェニックスに。

Novelbright初日だけ行ってのんびり旅しながら帰ろうかな〜とか思ってましたが、メンツがアツすぎて我慢できずに行ってしまいました。

主にTRIPLE AXE、そして昨年末のCDJでお預けを喰らった初オーラルのリベンジが目当てで本当に楽しみにしていました。

姫路からエクストリーム移動

姫路〜新今宮でギリ100kmなかったので
1駅伸ばして110円だけケチった学割乗車券

翌朝、姫路のホテルを出て新快速、大阪環状線、南海を乗り継いで約2時間かけ泉大津へ。シャトルバス乗り場に向かおうとしたら目を疑う光景が。

うせやん。

ある程度並ぶことは覚悟はしていましたが、さすがに駅まで伸びているとは思いませんでした。少なくともBONEZに間に合えばいいやのマインドでいましたが無理なんじゃねと不安がよぎりました。ここから45分くらい待ち少しずつ進むと、その原因が判明しました。

誘導されたバス乗り場までの進路
原因

こいつです。

この信号が青の時間が少なく、ここでかなり詰まっていました。この信号を抜けるとまあスルスルとバス乗り場まで辿り着きました。バス自体はすごい数用意されていたので、乗り場での待ち時間はほとんどありませんでした。

シーパスパークに入るところで、並んだ人の進路ではない別のところから入って来てバス乗り場に向かってる人もいて、1時間並んだのなんやったんと少しモヤっとしましたが、無事会場に到着。

1st Gate

オフィシャルTシャツが欲しかったので物販に並ぼうと思っていましたが、訳分からんほどに並んでいたので諦めて最初から見ることにしました。事後物販してほしいな〜と思ってたけど今回はダメそう...

思った以上に広かった2nd Gate
ツノ生えたステージ
右側には後の問題児

・SPARK!!SOUND!!SHOW!!

イカちいバンド主催フェスのラインナップでよく名前見るな〜程度の認識だったトッパーのスサシ。間に合わなくて見れない思っていたのでSTEAL!!しか予習できておらずほぼ初見で見ることに。

パンクなサウンドが聴こえたと思ったらラップが始まったり電子音がたくさん鳴り出したり、いろんな要素が混在して、テンポが変わりまくるジェットコースターみたいな曲調が魅力的。マイクスタンドのまま客席に突っ込んで行ったりワチャワチャで楽しいライブ。

「みんな寝ぼけて俺たちのことオーラルと勘違いしてるけどそのままでいいんで盛り上がってけー」的なニュアンスのイジりMCの後に「やっぱオーラルじゃないです今度オーラルと対バンします」というMCに笑いました。
舞台袖で見てたオーラルメンバーがカメラに抜かれて笑っていて、DPFや京都大作戦の配信の動画で見た仲の良さを感じるやつが目の前で起きてる。バンド主催イベントあったけぇ〜と思いました。

⊂二二二( ^ω^)二⊃ブーンブーンブーンブーンした†黒天使†、ツーステしたり変なダンスしたりしたJUNGLE BUN DEM、ラストの爆速感電!が特に好きでした。
しっかり復習した上でまた見に行きたいです。

・The BONEZ

スサシ同様、名前はよく見るバンド。Vo.のJESSEさんがRIZEのボーカルでもあるということまで覚えました。こちらはしっかり予習してたので全曲知ってるやつでした。

JESSEさんはじめ、メンバーの躍動感が凄いパフォーマンス。最初からダイバー続出のアチアチのライブ。1曲目Love Songから爆アガり、4曲目のWe Are The BONEZの跳ねながらコールが楽しかった。

特に印象に残ったのはラス2のThread & Needle。JESSEさんの「能登に届け!」という言葉の後にビジョンに映ったのは、偶然なのか故意なのか、PA前に完成していたハート形のサークル。肩を組んで笑顔で回っている人たちを見て、激しいだけじゃない暖かい現場だと改めて感じさせてくれました。
最後はSUNTOWNで締め。飛び跳ねすぎてこの時点で体力が心配でした。

・coldrain

8月のTAT幕張ぶり2回目のcoldrain。8月はスタンド指定席だったので、あの日見たえげつないフロアを直に体験するチャンス。

「3曲であなたたちを試します!」
Vo.Masatoさんが言うといきなりVENAからスタート。立て続けに8月は聴けなかったF.T.T.T。さっきまでは真ん中PA前にしかできてなかったサークルピットが自分のいた側にも形成されて、やるしかないと思いモッシュ童貞卒業。からのCut Me。モッシュ4回目がWODはハードルが高すぎた。

「俺たちにはモラルがあるからルールなんていらねえよなあ!」というMCを挟んで4曲目にまさかのFinal Destination。ここで件の事故が起きてしまった訳ですが、詳しくは後で書きます。
5曲目に1番好きなFIRE IN THE SKY。これも8月に聴けなかったのでとても嬉しかった。

MasatoさんのMC
「ラウドロックって音楽やってます。人の上に人が乗ってます。ぐるぐる回ってる奴がいます。ぶつかり合ってる奴がいます。わざわざ金払ってしんどい思いしに来てる奴がいっぱいいます。
それは日常では得られない苦しみから生まれる快感があるから。」
苦しみから生まれる快感、知ってしまいました。もう後戻りできません。

モッシュの中でドミノ倒しが起きた時やサークルの中で転んだ人がいた時も、周囲の人が起き上がるのを手伝っていて、自分自身も助けられました。NO RULES ONLY MORALSが体現されたフロアでした。

終わったことにはヘトヘト。自分は体力のない貧弱オタクだと再認識しました。もうオタク現場にイキってバンドのマーチ着て行くのやめます。

クレーンカメラ転倒事故発生

coldrainのライブ中、客席から見て右側のクレーンカメラが、勢いよく上に向かって動いた際に力を入れすぎてバランスを崩し、倒れてしまったという人為的な操作ミスによる事故。

自分自身は近くのモッシュの中にいたのですが、かなり端での出来事なので気づかず。ふと視線を右側にやったときには倒れていて、気づいていた人がクレーンを支えている状況でした。流血したり倒れていた人までは見えず。えー倒れてんじゃんと思いつつそのままライブを見続けていました。

coldrain終了後の転換中、責任者っぽい方が出てきて事故があって3人ほど負傷したけど意識があること、事故に対する謝罪と、20〜30人のクレーンカメラの撤去を手伝った方々に対する感謝が伝えられ、このあとはクレーンカメラとドローンを使用せず再開する旨がアナウンスされました。手伝ってくれた人がいたと言う話の際にはあちこちから拍手。その後、オーラル山中拓也さんからもお客さんの心配を払拭しようと同じような言葉がありました。

最初の説明の時に中断や中止になっちゃったりするんじゃと不安になりましたが、怪我の程度は見えず、意識もあるとのことで、アナウンスを聞いて勝手に一安心していました。電波も悪くTwitterに短文で感想をツイートしてただけで、このときはニュースになっていたりという事の重大さを把握できておらず、引き続きライブを楽しんでいました。

・SCANDAL

ちょうどお昼食べ時、フードエリアは大混雑。諦めて水分だけ確保して後ろの方で見た初SCANDAL。

全身赤の衣装で登場すると、1曲目から瞬間センチメンタル。バンドリの曲だああああ‼️普段は出ないであろうダイバーも。MCでとんでもないところに挟まれたことに触れつつ、そんなイカちいバンドたちに負けず劣らずの力強い演奏でした。ガールズバンドとは思えん。

会わないつもりの、元気でね が特に好きでした。サビ4連跳びポ。予習が足りてなかったと後悔。また見たいです。

・SiM

SiMスタート前に撮った報道ヘリ。
絶対うるさいじゃんと思ったが
音鳴ってるときはそうでもなかった。

coldrainと同じくTAT幕張ぶり2回目。件の事故で報道ヘリが3機ほど会場をぐるぐると回るなか始まりました。

台風で中止になったRUSH BALLのリベンジも兼ねていると言うSiM。初手から頭振りまくり、スカ・ツーステ踏みまくり、走りまくり、ぶつかりまくりな凶悪セトリ。みんな体が温まってきたのか、格段にデカいモッシュピット。HEY-SMITHまで温存する気でいましたがFaster Than The Clockでダメでした。

MCで報道ヘリに手を振ったあとに「うるさいよ」と言うVo.MAHさんに笑いが起こる。代弁してくれて助かった。
「"ロックバンドSiM 事故の後に『死ね』発言" って報道されたりしてw」
後日Twitterでこれをガチで鵜呑みにしてるやついて引いた。

その後のMCではオーラル及び山拓さんへの感謝を伝える。SiMがアメリカツアーから帰ってきたときは山拓さんがお疲れ会を開いたが、つい先日HEY-SMITHがアメリカツアーから帰ってきたが開かなかったそうで「人望の差ですね」。
最後にはお決まりらしいBKWイジり

B ぼく
K ことば
W わかりません

ラストの2連f.a.i.t.hまでバカ騒ぎ。この後の体力が非常に心配になるアツアツのライブでした。

・HEY-SMITH

個人的大本命。JJ2024、TAT幕張に次いで3度目のHEY-SMITH。

SiMに引き続き頭振りまくり、スカ・ツーステ踏みまくり、走りまくり、ぶつかりまくり。ちゃんと最後までついていった自分を少し褒めたい。

Gt.&Vo.猪狩さん
「パラデジャの1番の思い出は?で嘘つきました。酒を飲んで夢を語った、じゃなくて、ガールズバーにやまたくとしげを無理やり連れて行き、女の子とのキスを2人に見てもらったのが1番の思い出です。そこでかかるオプション代を全部やまたくに出してもらいました。全部書いたんやけど当然事務所NGにされました。なので、ここで全部言っちゃいます。心を込めて、歌います。Summer Breeze。」
話の内容おもしろすぎたし、Summer Breezeコーラスだけやないかいと笑ってしまいました。

Summer Breezeでは肩を組んで回りました。個人的に嬉しかったのはInside of Me。あのダンス楽しい。HEY-SMITHはTRIPLE AXEの中でも、ホーン隊がいてメロディックで多幸感溢れる明るい曲もあるという意味で異質(カッコいいのは大前提)。SiMやcoldrainは曲も相まってとにかく激しいというイメージが強い一方で、HEY-SMITHは曲が終わればサークルの中でハイタッチ、よりフロアのを感じれるサークルでした。
そろそろCaliforniaを浴びたい。

ヘイ終わりの腹ごしらえ。
この時間は空いてた。
フェス飯は開演前か夜という学びを得た。

・go!go!vanillas

人生初ライブであるJJ2022ぶり2回目のバニラズ。当時は全く予習せずわからないまま終わってしまったので、バニラズ好き⁉️の友人にオヌヌメを聞いて挑みました。

この頃には日も沈み、照明が映えるように。ステージ上のPARASITE DEJAVUのロゴの「D」の中の⚪︎のLEDがずっと青色から変わらなかったのは故障でしょうか。

明るいSEが流れた後、1曲目にきたのは最新曲、来来来。恥ずかしながら知らなかったのですが、バニラズこんなかっこいい曲もできるんだと度肝を抜かれました。

その後はエマ、平成ペインと定番曲が続く。平成ペインのサビのフリどーやんの?カウンターアクションは聞いたオヌヌメのひとつ。ラス2のone shot killがめちゃくちゃ良かった。予習が活きて楽しめました。友人に感謝。

トリのオーラル前で、まさかの...

オーラルスタート前のステージ。
日が出てた時と比にならない人の入り。

19:20頃、本来19:10〜なのになかなか始まらないなーと思っていたら、ステージ上に上がってきたのはオーラルメンバーとマネージャー柳井さん、クレーンカメラを操作していた2人のスタッフさん。

まず柳井さんから、ステージに出てくる直前までマスコミからの取材を受けていたこと、事故発生直後から怪我をされた方のケアにあたり、情報を逐一聞き、かなり重い怪我をされた方もいたこと。こうした事の重大性を鑑みて、オーラルのライブを中止することを伝えられました。

この後、クレーンカメラを操作されていたスタッフのお二人が自身の名前を出した上で説明と謝罪。相当な誠意を感じました。その次は山拓さんからの言葉。昨年末のCDJに次いで2度目の初オーラルお預けを喰らったというのもあり、あまりの悔しさでこのタイミングで帰ってしまいました。最高の1日を締めくくって嬉し涙を流す山拓さんを見に来たと思うと、自分に非はないのに悔し涙を流しながら謝る山拓さんなんて見たくなかった。

退場。柳井さんが来る前、笑顔は少なかった。
ショックで、連れの方に支えられて嗚咽しながら歩く方も。

感想

貧弱体なので初めてのサークル・モッシュは恐怖心もありました。肘が入ってきたりとか、かなりの苦痛を強いられるのかと思っていましたが
そうでもなかった
一時的にエグめの満員電車みたいな感覚でした。ドミノ倒しに巻き込まれたときは少し怖かったですが、ここで発揮されるモラル。はしゃぐにあたって助け合う周囲に気を遣う意識は絶対に忘れちゃいけないと思いました。
長い時間窮屈に立っているのが好きじゃないので、サイドのピットで遊ぶのが性に合いそうと思いつつ、追々段階を踏んで前に突っ込んで飛んでみたいという気持ちもあったり。一見危ないことをして生まれる脳汁を身をもって知れたのが大収穫。

クレーンカメラ事故については事実ベースで書いたつもりです。最後の最後で中止は本当に残念で悔しかったです。楽しませてもらった身としては、擁護したい立場ですが、誰も悪くないとは言えないと思います。客を招いたイベントである以上、起きてしまったことに対して責任を取らなければならない方が必ずいる。その責任は果たした上で、また最高のイベントを作ってほしいです。

事故が起きたしばらく経った時点ですぐ中止すべきだったかどうかについては、自分では答えが出せません。あの時点で音を止めて検証すべきだというのも一理ありますが、続けてくれたからこそ、悔しいよりも楽しかったが勝った。また絶対行きたいと思える場所になったんです。

先月のナガノアニエラフェスタで刺傷事件が起きた際もそうでしたが、ニュースの断片的な情報だけを見て、現地はどういう状況だったのかを知らずに的外れな批判をし、「フェスは悪!」みたいな主語の大きい主張をするネット正義マンには辟易します。大好きな現場が在宅の戯言で潰されませんように。またリベンジさせてください。

これを書き終えるタイミングで出たアナウンス。改めての謝罪。希望者への払い戻し。ネットでの憶測から出演者守る姿勢。対応が完璧。

おわりに

2日間、両極端な楽しみ方の現場を体感してきました。色々ありましたが楽しかったの一言に尽きます。
様々なジャンルのライブを追ってみると、ある楽しみ方を普段と違う現場でする、例えば「オタク現場でダイブ‼️」みたいなシャバガキ思考になりそうですが、心に留めておきます。

でも、ジャンルの垣根を越えた融合は悪いことだけじゃないと思っていて、私は周囲に気を遣った上ではしゃぐというスタイルはロックの現場から学びました。UOを頭上じゃなくて自分の顔の前で回すとか。そうした小さな変化から変わるものだと思います。楽しかったライブの後にiPhoneのメモいっぱいに書かれたお気持ちツイートなんて見たくないですし。
これからもモラルを持って楽しくはしゃぎたいです。

筋肉痛が過去イチしんどかった。翌日ちゃんと授業出たのえらすぎ。

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