【2023・宝塚記念予想②】枠順・脚質

note2本目の投稿になります。
今回は宝塚記念の枠順別成績と脚質別成績についてまとめていきたいと思います。

【枠順別成績】

個人的には、枠順だけの成績は、馬のそもそもの能力が反映されていないデータなので参考にするのはあまり好きではないのですが、トラックバイアスが極端な場合や馬場状態によっては重要な要素になるとは思うので、予想の片隅には置くことができるようデータをまとめていきます。


枠順別成績(過去20年)

2013年~2017年にかけて8枠が5連勝したため、外枠が優勢のように思える表になっています。この5年間の勝ち馬の人気を見てみると、2013年ゴールドシップ2番人気、2014年ゴールドシップ1番人気、2015年ラブリーデイ6番人気、2016年マリアライト8番人気、2017年サトノクラウン3番人気と人気薄の馬もこの枠から勝っていますが、2018年キセキ2番人気や2017年キタサンブラック1番人気のように人気馬が着外に敗れるケースも多くあるので単に枠の有利不利とは言えないかもしれません。

また、宝塚記念は出頭数がフルゲートにはならず11頭立てや12頭立てとなっているケースもあるので一概に枠順での成績がどうこうとは言いづらいかもしれません。

外枠が優勢な結果になっている原因については、宝塚記念が梅雨の時期に行われ馬場状態が悪い状態で開催されることが比較的多いことや1コーナーまでの直線が長く外枠からでも位置取りが楽にできることが挙げられます。

当日の天気や馬場も考慮してということにはなりそうですが、人気薄で一発ありそうな8枠の馬を買ってみるのも面白いかもしれません。

【脚質別成績】


脚質別成績(過去20年)

脚質については、先行勢が圧倒的に優勢な結果となっています。
フルゲートにはならずGⅠにしては少頭数になることも多いレースではありますが、4角を5番手以内で通過した馬が2008年以降の3着以内馬の半数以上を占めています。

ただし、上り3F最速馬が9-7-0-0/16と連対率100%であるため、最速の上りで来れる馬を探すことも重要になります。その際には、東京の芝で上り最速を出せるような斬れる脚を持つ馬を探すのではなく、持続力を求められるレースで安定して速い上がりを出せる馬を探す必要がある点に注意です。

【まとめ】

今回は宝塚記念の枠順と脚質についてデータを見てきました。

枠順については、最終的には天気や馬場を踏まえてということにはなりますが、外枠でも十分好走が期待できる8枠に入った馬は買える)。

脚質については、4角5番手以内で競馬できる馬そして上がり3F最速の脚を使える馬を探せばよい。

ということが分かりました。


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