不動産屋営業が『買う』自分の家
『不動産で働く人ってどんな家買うの?』
『良い家を買ってるのでは?』
確かにプロはどんな家を選ぶのか気になりますよね。
そこで、不動産で働く人が選ぶ家の事例を5つ挙げてみました。
1.接道と道幅
不動産の査定は、大きく分類すると「形・面積・接道・道幅・方角」です。
形や面積、方角に関しては、意見は様々、個人差がありますが、接道と道幅に関しては、車を持つ方の方が多いため、基準より狭いと価値が大きく下がります。
そのため、接道と道幅に関しては基準以上あることを絶対条件として探します。
また、不動産で働く人は車を持ってる人が多いため暮らす上でも必要な条件の一つになります。
2.土地価格
土地は、腐りません!価値を持ち続けます。
相場に比例するため、下がれば安く、上がれば高く売却可能になります。
そのため、仕事の影響により資産を持つことに
とても敏感になっているので
土地の価値を重要視します。
3.エリア選定 開発されそうな駅、街並み
例えば、
電車の直通線運行計画や、新駅の開発、
街の大規模による都市開発など
将来価値が上がる不動産を目的とし、
暮らしやすい便利な街になるようなエリアを
今のうちに購入します。
4.用途地域による将来の街並み予想
将来価値が上がる土地を探す手段の一つ
用途地域で、エリア選定をします。
用途地域は、計画的な街づくりのために設けられている制度であり、その地域にどんな建物が建てられるのかがわかります。将来の街並みが予想できれば、おのずと今後の価値も予測できるということになります。
5.計画道路予定地に被っている物件
計画道路とは、都市計画道路の略。
計画的な街づくりのため、将来的に利便性をよくするためにその道路を拡張したり、延長したりする計画のことです。
『売却しにくいのでは?』と思われることから不動産価値としては低く設定されます。
ただ、計画道路予定地はあくまで予定です。
中止になればラッキーという結果に!
では、計画が決行されたら?
ここにもメリットがあります。
立ち退きする際に条件は様々ですが、再建築の費用を補償してもらえたり、個人に売却するより高く売ることが可能になります。
6.まとめ
あくまで、一部の不動産で働く人の買い方ですが
1〜5まで共通して言えることは、
不動産で働く人はゴールが見える不動産を選ぶ傾向にあるということです!
家を買うとは、
『人生で1番高い買い物であり1度きり』
という考えが初めからないのです。