独男の幻想~下戸のほろ酔い~
最寄り駅前の零次27歳
そ「ちちょおとぉぉぉぉ~……ムニムニスルゾ」ガクッ
零次は午後までの心身障がい者向けの
学校で授業も終わり、解放感のあまり
学校最寄りのコンビニにてそこそこ
度数の高いお酒を買って、ホームの
時点で既に蓋を開けて飲んでいた。
当然、周りのお客はヘルプマーク2つを
掲げながらチューハイを飲んでる零次を
白い目で見てはスルーしていたのだった。
そ「ハァ……ハァ……」
そ「もう….買い物どころじゃないな……、
タクシー呼ぶか」
駅前のロータリー
運転手のお姉さん
「私の口からむにっとコーヒー
けどケツからはぶりっコーヒー
ただケツからでるのは~
ブリッとコーヒー♪……ん?」
ガチャ
後ろのドアが開く
そ「う!うぉおおおお?……うっぷん。
今のはちょっと戻しそうだった」
タクシーのお姉さん「ねぇ?乗るの?」
そ「あっ、そうか……ん」
タクシーのネームプレートと一瞬目が合い、
零次は時計を確認した。
「雨ノ音 砦」
そ「……待てよ!!この時間ってもしや!?」
そ「運転手さん、面目ないっす!」
すっとってっと
砦ちゃん「…………変な客、たまには見るよな」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ゆ「やっといちにちのぢゅぎょうしゅべて
おわったよぉぉ!!!!」セモタレノビー
い「それじゃあかれりのかいもおわったし、
いつものかえりみちでかえろー!」
ゆ「うん!きょうはがっしょうだんの
あつまりもないちねぇ!」
むにむに小の肛門を出るふたり
とてとてとてとてとてとてとてとて
ムニムニギャハハハワハハハ
い「ちっかちそうだおにーちゃん、
たちかおちごとやめたのちょうどきょねんの
いまくらいだったよね?まだちごど
みつからないのかなー?」
ゆ「ぼくあてにてがみのひとつすらも
このすうかげつはとどかないから
たぶんおちごとさかぢ、
まだしてるんじゃなーい?」とてとて
い「わたしのいえのちかくに
はいしゃあるんだけど、なんかぼしゅう
ちゅうのはりがみがはってあったよ?
おうぼとかしないのかな?」とてとて
ゆ「でもはいちゃのおちごとって
むずかちそうだしじょしゅのひとたちも
おねえさんたちばかりだよ?
そのなかでおとこのひといたら
へんじゃない?」とてとて
そ「ばぁ"!!うわぁあああああ!!!!」
以前ゆーくんが連れ去られた十字路辺り
ゆい「そうだおにーちゃん!?」
そ「はぁ……はぁ……うえっぷ」
ゆ「おにーたんかおまっかだよ?!
どうちたの?ぐあいわるいの?!?!」
そ「おにーたんは……酔ってるんだ」
そ「でもちちょうとむぎゅううううって
すればぽかぽかになって回復するんら」
ゆい(なにいってだこいつ)
ゆ(まぁいいか、ひさびさにあえたし)
むぎゅうううううううううううううううう
そ「あ……あったかいろ!!
やっぱり久々にぽかぽかになるろ!!!!
むにむにのぽかぽ……うっぷ!」
零次は慌てて持ってたリュックから、
1.5リットルの麦茶を取り出す。
そ「ごくごくごくごく」たらたらたらたら
ゆい「」ドン引き
そ「……っんぁは?はき気も収まったか!
俺嘔吐恐怖症だから助かったよ✨
それじゃあゆーく……あれ?」
ゆーくんいーちゃん揃って
後ずさりしている構図
そ「おい待」
ゆい「きゃああああああああああ!!!!」
とてとてにげにげ
そ「…………そんな……久々の再会が……」
今日の点数は🥁………………………………98点❗️
久々の再会が評価されました👏
(⌒‐⌒) eNd.