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2024年 年末の記録

某月某日(金)
 仕事納め。年の瀬モードでのんびりとしたかったが、先方でプレゼンがあったため午前中から慌ただしい。午後は会議+プレゼン。思ったよりも好印象のようで一安心だった。たいへんになるのはこれからだ。結局納会には間に合わず、缶ビールを飲みながら残務処理。19時には退社。こうして終えた2024年。本当にあっという間だった。

某月某日(土)
 A氏とともに築地へ買い出し。A氏は数少ない私の友人で、社会人時代に苦労をともにした戦友ともういうべき存在だ。築地に行き始めたのは確か2008年ごろだから、もう10年以上続いている年末恒例行事ということになる。
 好意にしている魚屋があり、毎年そこにもろもろ仕入れてもらい、あとは周辺をぶらぶらして気になったものを買うというスタイルだ。
 場内が存在したころは文字通り「市場」そのもので、職人たちのピリピリとした雰囲気があった。その隙間を縫って素人がよい品を求め歩き回ったのはよい思い出だ。本鮪の骨が一角に積み上げられ、1本2,000円で販売されていたことがあった。これをザックに入るように3分割に叩き割る。スプーンで身をこそげ取ると丼3杯分くらいの中落ちになる、まさにお宝アイテムだった。
 昔ほどの勢いはないが、10時くらいから人通りはピークを迎える。混み合う前に仕入れを終え、実家、友人、姉宅に無事に発送完了。その後、喧騒を離れ近くでコーヒーを飲み近況を語り合うのが近年のスタイルだ。相変わらずのマイペースを貫くA氏。それでこそA氏。また来年会おう。

 午後は家族と新宿で待ち合わせ帰省。松本に降りた時に感じる、東京にはない一段違った冷気がたまらない。同じように改札を抜け、故郷に帰る人たち。よい風景。
 今年は市内でレンタカーを借りて実家に移動という新しい試みを実施。約1年ぶりの運転で緊張しまくりだったが、いい感じ。実家で一休みしてから日帰り温泉「せせらぎの湯」へ。親父がほぼ毎日通っている地元民憩いの温泉で、ちょっとぬるっとした感じの湯質で本当に気持ちがよく癒される。子供の顔を見てうれしそうだった両親。いつまでも元気でいてほしいと思う。

某月某日(日)
 本当は車で善光寺などと考えていたのだが、周囲の反対に押し切られ終日松本散策。昼は念願の大石家でラーメン。夜は焼き鳥屋で忘年会、夜は近年定宿の丸の内ホテルに宿泊。のんびりと過ごした1日だった。

某月某日(月)
 丸の内ホテルの朝食うまし。お土産を購入し11時の列車で東京へ戻る。新宿は思ったより人は少ないか。やっぱり家がよい。

某月某日(火)
 午前中は食材購入。午後は子供と光が丘公園を散歩して、夜は義父と遊びに来ていた娘の親友と忘年会。途中から記憶がない。そして今は翌朝4時30分。この日記を書いている。始まった2025年。今年はどうなるものか。行けばわかるさ。

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