家での勉強場所について
~このNOTEの説明~
著者:タピオカ
プロフィール:会社員。2024年、2回目で司法書士筆記試験合格。受験勉強期間、2年4か月。2023年不合格を経験。今後、会社員を続けながら司法書士や法務経験を積む予定。
NOTEのテーマ:司法書士試験勉強の経験や、司法書士合格体験記などを通して、受験生のかたなどのお役に立ちたいと考えながら書いています。
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家での勉強場所について~子供3人あり~自分の部屋なしの場合
私は、3人の子育て中に受験勉強をしていました。手狭な家で、子供部屋も私の部屋もありませんでした。そんな私の勉強場所は、2年4か月の受験勉強期間のうち、1年4か月は完全に自宅で、残り1年は基本的に自習室+自宅で勉強していました。
はじめ、勉強はひとりで集中できる環境が必要という固定観念がありましたが、そうもいかない環境だったのでそれはいつの間にかぶっ飛ばされ、子供達がワーワー言っている横で過去問解いたりテキスト音読したり、リビングの一角で記述を解いたりするようになりました。
勉強場所その1:リビングすみっこのチェスト
自分の部屋もなく、勉強机もなく、リビングの食卓もだいたい食事や子供のおたよりやおもちゃなどが散乱しているので、恒常的に使える自分の机がありませんでした。なので、自宅内で唯一、私ひとりの専有物として使っているチェスト(胸くらいまでの高さのタンスみたいなもの)を勉強机として使いました。奥行47.横幅69.高さ106cmのサイズでした。
ここで、テキスト、過去問、条文、記述、模試などすべてやりました。六法は見やすいように、こちらのブックスタンドに立てかけていました。
勉強場所その2:譜面台+一人掛けソファ
1年目受験の際は、出産したばかりの赤ちゃんを抱っこしたり授乳している時間が多く、上に書いたチェストに向かう時間すらなかった時期がありました。さらに、抱っこや授乳中は手がふさがっている・・・その際に考え付いたのが、譜面台2台に、それぞれテキストと六法を置いて、赤ちゃんを抱っこしているときは立って(譜面台を高くして)、授乳しているときは、一人掛けソファに座って(譜面台を低くして)、勉強する方法でした。授乳している間に、睡眠不足のためにウトウト・・してしまうこともありましたが、それはそれでリラックスしながら勉強できたように思えます。笑。また、夜泣きで、深夜に立ち抱っこで寝かしつけをしているときも譜面台+クリップ付きのLEDライトでテキスト音読もしました。
勉強場所その3:公園~子供を遊ばせながら
その3以下は、育児や家事の合間のながら時間に差し込んだ勉強です。とにかくまとまった時間がないので、隙間時間やながら時間を一瞬でも逃さない勢いで、常に勉強道具を持ち歩き、一瞬の隙でもあれば過去問やテキストを開いていました。
勉強場所その4:トイレ
こちらもすきま時間シリーズです。トイレにも、ママーと子供たちが入ってきてひとりの時間がないので、たまに、申し訳ないけどトイレのカギを閉めて過去問解いたりしてました。
勉強場所その5:通勤電車
2年目受験直前の2か月間は、育休から復職していたので仕事をしながらの受験勉強でした。なので、基本的に在宅勤務をし、出社した日は往復の通勤電車で模試の復習(二回目三回目の解きなおし)をやっていました。右手に模試の解説冊子、左手に択一を解くメモのための紙をもちながら電車に乗りました。模試はテキストよりも薄く軽いので、通勤でも持ち運びできてよかったです。
番外編:すきま時間の勉強にはコピーで
すきま時間での勉強は、テキストや過去問の冊子を手に持つことさえ難しい状況があります。なので、覚えたいテキストの部分をやよく間違える過去問を何ページ分かコピーして、折って常に持ち歩くミニバッグに入れておきます。そうすれば、リュック等からテキスト等の冊子を出す間もないときでも、手元のミニバッグからコピーをサッと出して見ることができ、その分野はそこでつぶすことができて便利で、よくやっていました。
まとめ
3人子育て、しかも3人目妊娠中~出産後すぐの勉強場所について書いてきました。同じ状況のかたは多くないかとは思いますが、一人で集中できる環境が自宅にないかたや、まとまった勉強時間がとりづらいかたは、いらっしゃると思うので、ぜひ参考にしていただけたらと思います。