④/④『これからの男の子たちへ 「男らしさ」から自由になるためのレッスン』

④/④『これからの男の子たちへ 「男らしさ」から自由になるためのレッスン』 太田啓子著

今回は4回に分けて感想を書きたいと思います。今回はその4回目です。今回は関連本、関連曲の紹介です。目次は以下の通りです。



『サピエンス全史 上 文明の構造と人類の幸福 』 ユヴァル・ノア・ハラリ著


この本は大作で長いのですが、第8章に歴史的に存在してきた様々な差別、特に女性差別について書いてあります。特に、今回の本とつながるのは「男らしさ」とは自然に存在しているものではなく、社会が作り出すものと指摘している点です。さすがに、『サピエンス全史』を置いてない本屋さんはないと思うので、気になる方は第8章だけ立ち読みしてみてください。そして、第8章以外も気になっちゃったら買っちゃってください。


『本当の「頭のよさ」ってなんだろう? 勉強と人生に役立つ、一生使える ものの考え方』齋藤孝著

包括的性教育とは生きることそのもの。生きるとは学ぶことということで、この本も関連本として位置づけられるのではないかと思います。特に、お子さんが「なんで勉強しなきゃいけないんだろう?」「テストで高い点取ればそれでいいの?」「反抗期は機嫌が悪くていいと思ってる?」など素朴な疑問にぶつかったとき親子で読むのもありですし、子供だけで読むのもありです。


関連曲

チーズ by 木村カエラ

男らしさや女らしさにとらわれず、自分は自分でいいのと思える曲です。CDバージョンとライブバージョンのどちらも共有します。


CDバージョン


ライブバージョン

EGG by 木村カエラ

子供の成長を温かく見守る親心を歌った曲です。特に母親の皆さんには刺さるのではないでしょうか。


読書や音楽鑑賞というのは、ある作品に出会ったら自然と関連作品が思い浮かびますね。この全く異なった作品同士の関連性を見つける作業は非常に楽しいですね。だからこそ、読書を含めた芸術鑑賞は辞められないですね。今回は運良く『これからの男の子たちへ 「男らしさ」から自由になるためのレッスン』を紹介してもらい、視野も広がりました。これをきっかけに自分ができることを些細なことでもいいので始めて、継続していきたいものです。非常に学びのある読書でした。紹介してくださった方に感謝です。


今回はここまで。


以上

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