続『若者から始まる民主主義 スウェーデンの若者政策』

みなさん、こんにちは。
今日は三橋TVで移民政策について考えることがあったので、記事を簡単に書きます。だいぶ前に『若者から始まる民主主義 スウェーデンの若者政策』を紹介しました。

本の中ではあまり移民問題に触れられてませんでしたが、私は「極右」と呼ばれるスウェーデン民主党の政策を見ました。彼らの言っていたことと、三橋TVで言っていたことが被っていたので紹介します。

共通することそれは2点。
・移民は制限すべきだ。
・先進国は後進国を支援するべきだ。
ということです。1点目は言うまでもないでしょう。安い労働力としての移民を大量に受け入れることにより、現地人の賃金に下方圧力がかかる。そして、郷に行っては郷に従えを守れない移民が出てきて、文化や慣習を破壊し、時にはテロリズムも起きる。そこで、移民vs国民の分断ができてしまい、更には国民が親移民派vs反移民派に分断されてしまい社会に混乱をもたらしてしまう。この事を考えたら、移民を制限すべき、特に安い労働力としての移民制限は右派と左派も合意ができるでしょう。ナショナリズムにも反しますし、人間を道具のように扱うことになるのですから。とにかく、どこまでなら受け入れて、どこまでなら排斥するのかは早く議論を始めて、基準案を多く国民に提示することが必要でしょう。
2点目に関しては、右派も左派も合意できると思います。移民の多くはというかほぼ全員がより高い賃金を求めてその国にやって来る人です。ということは、本国で母語できちんと教育が受けられ、母語で仕事ができて、生まれてから死ぬまで安心して暮らせる社会を作ればいい。要は、資金や技術を提供してソフト面でもハード面でもインフラに投資し、その国の供給能力(財やサービスを生み出す力)を上げればいいというわけです。その前に、日本は自分の国に投資すべきだという意見はごもっともです。とにかく、ある貧しい国の住民が他の国にお金を求めて来るような構造を変える必要があります。これは人道的にも喜ばしいことでありますし、投資する国の技術力向上、経済力向上にも役立つことでしょう。

みなさんはどう思いますか?
意見があれば教えてください。違う考え、批判でも、大歓迎です。

今日はここまで。
以上。

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