私にとってテレビアニメ幽☆遊☆白書の魅力とは何か
テレビアニメ幽☆遊☆白書のオープニングシーンは凡庸にしか感じられない
主人公の浦飯幽助が亡くなるところから物語が始まるのは奇をてらうのが狙いかもしれないが不満が残る
だが物語の冒頭幽助が亡くならなければ霊界探偵への道が閉ざされることになるので物語にとって不可欠なシーンと言える
物語が進むにつれ、幽助の成長に伴い面白くなる
物語の終盤、魔界トーナメント編で、蔵馬が幽助のバトルの哲学を語る歯の浮くシーンを乗り越えれば待望の幽☆遊☆白書の最終回を見ることができる
魔界からいつ帰って来るかわからない幽助への蛍子ちゃんの想いが爆発する
どこからともなく幽助の声が聞こえた
蛍子ちゃんと幽助のキスシーンには官能的要素は全くなく爽やかな青春の1ページとなった
幽助の仲間達は二人を微笑ましく見守る
ともすればバトルシーンに目を奪われるが、私は蛍子ちゃんの幽助への純粋な愛、幽助が魔界の頂点に立てなかったことに一切の悔いや後悔が微塵も感じないこと、むしろ全ての力を使い果たし死力を尽くした達成感、蛍子ちゃんといういい女を待たせるだけの幽助の男前に感動する
最終回が見たいから何度も初めから幽☆遊☆白書を見るはめになる