結婚出来ないことはそんなに悪いことか
先日、同年代の既婚男性と現役JDと飲みの席を共にした。
JDの彼氏が欲しいという言葉をきっかけに結婚の話になった。
男性曰く、「女性は26歳くらいまでに60点くらいの男見つけとかないと結婚できなくなる」そうだ。
確かにそう、私もこの歳で結婚できていないから言える、この男性の言うことは間違いない。
私も「結婚したいなら、余計なこと考えるような歳になる前に結婚したい相手見繕ったほうがいいね」なんて笑いながら言った。
これは本心だ。別に取り繕って出た言葉じゃない。
だけどなんとなく、“結婚できなかった女”の烙印を押されているようで後からちょっとしんどくなってしまったという話。
いや、確かにできなかった女で間違い無いんだけど…なんかこう、自信が揺らいでる時にこう言う話になるとこたえるよね。
三十路を越えると本当に余計なことばっかり考える。
結婚は当人同士ですることとはいえ、どうしたって家族がついてくる。
良好な関係を築けるかとか、介護はどうするかとか。
子供を産まない場合良好な夫婦関係はいつまで続くかとか、産むとして健康に産めるのかとか、子育てがうまくいくのかとか。
そんなことを考え始めると、「私では力不足だから結婚はすべきではないな」って結論に落ち着いてしまったのが私だ。
まぁ、そもそも私は他人を好きになるという能力が低いからスタートラインにも立っていないんだけれども。いや、友愛や家族愛は持ち合わせているはずなんだけどな。なんだろうな、結婚って難しいや。
そういえばちょっと前にひょんなことから緊急搬送されて1週間ほど入院することになった。実家におり家族がいたからよかったものの、これで単身だったら色々と困ったんだろうなぁと思った。
多分、今後またこんなことが起こった時のために結婚してた方がいい。していた方がいいのは分かってるんだけど、したい!とポジティブに言えない私はやっぱりどうしても結婚に向いてるとは思えない。
夏休みと急な入院で時間を持て余した結果、また良くない思考回路に陥ってしまうなどしたミドサーの晩夏。
自分のやりたいことやれているはずなのに不安がいつも隣にいる。
まあ、自分で選んだ道なんだからこの不安ともうまく付き合えるようにならなきゃいけないんだろうな。
今年はいきなりトップスピードに乗せすぎちゃったのが良くなかったかな。
春休みにちょっとゆっくりする時間を設けよう。