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みりんこ
2024年5月19日 20:45
こちら↓の続き離さなければいけなくなるまで、私たちはずっと手を繋いでいた。NYの夜からお互い恋愛感情があるのはあきらかだったが、これからこの人とお付き合いするのだなと確信する決定打だった。彼はその日の夜に東京を発ち関西に帰らなければいけない。刻一刻と日が落ちていき、丸の内で夕飯を食べることになった。そこでも色んな話をしたが、別れが近づいていて切ない雰囲気が漂う。ディナーも
2024年5月8日 13:48
こちらの続き↓出た・・!私の番号は知らないし、出ないかもなと思いながらかけたので少し驚く。「あの・・○○です。行きに席が隣だった・・」「あぁ!・・・なにかあった?」「いえ、そういうわけじゃないんですけど食事でもどうかなって思って・・」こう言うと夫は笑った。「良いですよ、明日の夜どうです?」「はい!大丈夫です」「ホテルに7時頃向かいに行きますよ、どこでしたっけ?」
2024年5月2日 10:23
↓こちらの続き前回の最後に予言のような予感のような不思議な感覚があったと書いたのだが、説明しておかなければいけないのは決して夫が私の好みのタイプではなかったということ。例えばこういった場合相手が好みのタイプ、はたまた一目惚れでもしていたのならこういった予感は「願望」のような形で頭に浮かんだということもあるだろう。しかし19歳の私にとって、ぱっと見て10歳以上の年の離れた人とどうこう
2024年4月27日 14:30
19歳の冬、夫になる人と出会った。ブロードウェイミュージカルが大好きな私はふと一人でNYに行ってみたいと思い立った。10代ももうすぐ終わるのだ。二十歳になる前に海外一人旅に行ってみたいと思った。さっそく親に許可をとりガイドブックで色々と調べて計画を練り、旅行代理店へ赴く。旅行代理店の担当の女性の方はとても親切で、ミュージカルのチケットや希望のホテルの予約をしてもらい、何度目かの来店