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みりんこ
2024年5月19日 20:45
こちら↓の続き離さなければいけなくなるまで、私たちはずっと手を繋いでいた。NYの夜からお互い恋愛感情があるのはあきらかだったが、これからこの人とお付き合いするのだなと確信する決定打だった。彼はその日の夜に東京を発ち関西に帰らなければいけない。刻一刻と日が落ちていき、丸の内で夕飯を食べることになった。そこでも色んな話をしたが、別れが近づいていて切ない雰囲気が漂う。ディナーも
2024年5月19日 08:13
こちら↓の続き早朝。携帯電話が鳴った。電話に出ると彼の「・・起きてる?」と言う声が聞こえる。約束通りモーニングコールをしてくれたのだ。「気を付けて帰ってね。またメールするし」そんな会話を終えると私は荷物を詰め、1週間滞在したホテルを後にした。・・・・帰国。確か彼は私の出発の翌日か翌々日に現地を発ったはずだ。それまでメールはなかった。そして彼が帰国
2024年5月11日 08:44
こちら↓の続き夫の答えは少し迷って・・「そうしようか」私の滞在先のホテルに向かいながら、適当なコンビニに入ってビールを選んだ。日本円で数百円だったのだが、この時二人の持っている小銭ぴったりで支払えてコインが見事ゼロになった。これはコインが細かく、謎の記念硬貨の多いアメリカではなかなか珍しいことだと思う。そんなわけで私たちは缶ビールを持って私の部屋へ上がった。部屋のドアを
2024年5月2日 10:23
↓こちらの続き前回の最後に予言のような予感のような不思議な感覚があったと書いたのだが、説明しておかなければいけないのは決して夫が私の好みのタイプではなかったということ。例えばこういった場合相手が好みのタイプ、はたまた一目惚れでもしていたのならこういった予感は「願望」のような形で頭に浮かんだということもあるだろう。しかし19歳の私にとって、ぱっと見て10歳以上の年の離れた人とどうこう