E217系に会いたい(鎌倉車両センター公開)
「お母ちゃん、お父ちゃん、ボク お願いがあります。」子鉄が敬語になってお願いしてきた。「ボクの大好きな217系が いなくなっちゃう前に たくさん会いたいから これに行きたいのですが……」
10月5日(土)開催
Kama FES 2024 –鎌倉車両センター公開-
有料企画に行きたいという。
217系は 明確に引退は発表されてはいないものの、着々と235系に置き換わっているのは知っている。そして、217系はどんどん本数を減らしていることも。顔に丸みがあって連結するとプラレールみたいな かわいらしい車両。
そこまでお願いされては仕方ない。
10/5はたまたま 私がお休みなので その
有料企画とやらに参加してみることにした。
鎌倉車両センター…えー、どこだ🤨?
大船駅からバス。
大船駅久しぶりだな…あの、ホームから大きな観音様が見える駅ね。(って、駅名聞いただけでわかるようになってしまった自分が怖い😨)
早速 JRに申し込み、参加することします。
朝は苦手なので 午後の会で申し込みました。
当日はだいぶ早めに到着。大船駅は 東海道線、横須賀線、京浜東北線から接続の根岸線などの乗り換え駅で、とても大きな駅。車両ウォッチングをするのも楽しい😀駅ナカの充実度、かなり高め。
そして、湘南モノレールの乗り換え駅でもある。時間もあることだし、湘南モノレールに乗ってみましょうと、モノレール駅に向かいます。
内容とはあんまり関係ないですが、モノレールの駅に行くまでに見たコロナ堂という看板にちょっとツッコミ入れてみました…
湘南モノレールは 千葉都市モノレールと同じく懸垂式という、ぶらさがり型のモノレールです。高所恐怖症人間が苦手なやつ…
湘南モノレールもエキタグに参加していました✨
湘南モノレールはぶら下り式にも関わらず、トンネルをくぐったりする。そして、山を抜けるようで、急な勾配もあるため、「湘南ジェットコースター」などど言われることもあるらしい
山から抜けるようにコンクリートの支柱とレールが続いているのが見えまして、これは市街地を走る千葉都市モノレールにはない光景でしたね。
海が見える区間もあり、当日の天気がイマイチでしたが、これは 天気が良ければ最高の景色だったのでは?と思います。
乗り通しても片道15分ほどです。江ノ島のから乗るより、下り勾配の大船駅から乗る方が楽しいのではないでしょうか。そこそこ混んでいて かぶりつきに 立てなかったので、さほどの恐怖は感じずに乗り通しました。景色も良かったですしね。
湘南モノレールジェットコースターを乗り通した後はお待ちかね、鎌倉車両センターです。
鎌倉車両センターは主に横須賀線、横浜線で使用されている車両を整備したり、留置したりしてある場所のようです。
車両基地、車両センターとかの類には何度かお付き合いさせられていますが、もちろん その際は中に入れないので金網の外から覗いているわけです。
それが今日は中に入ることができる🎵すごいね👍
いざいざ見学会開始‼️建物に電車がまるッといる光景にまず驚きです。
わあああ!広い!電車はここで整備をしているのだな。鮮やかなブルーとクリーム色のラインの横須賀線車両。おしゃれな良い色合いですね。
子鉄は大好きな217系が間近にみられて コーフン気味です。今日は、なんと運転台にも入れます。
運転台を愛でるように撫で回す子鉄を見て、この企画に参加して良かったなぁと思ったりするわけです。
更に…
後継235系の運転台も体験します。
235系の方が新しい電車なのですが、運転席が広くてスッキリしていますね。
運転台の新旧はこんなにも違いがあるのに驚きです🫢思わず、なぜにこんなにも 235系の運転台は広々快適なのか 聞いてしまいました。
対応してくださった社員さん曰く 217系も同じ線路を走るにあたり、新しい機器類を入れ替えたり、付け足したりしているうちに、運転台が窮屈になってしまったとのことです。
それも味もあって良いのですが
運転士さんとしては圧倒的に新型車両の方が快適な気はします🙂↕️
車両基地では他にも色々な体験をさせていただきました。
大好きな217系のグリーン車の座席。「この座席
、217系の座席では✨」と社員さんに尋ねた子鉄。見事に正解で 社員さんからも 立派なマニア認定していただきました…🥇
これは、結構面白かった。線路の落とし物拾い体験。赤い⭕️内のイヤホンをマジックハンドで拾いました。コード付きでもけっこう苦戦。…ということはAirPodsは本当に至難の技😱
とにかく まずは何も
落とさないようにしましょう!
電車の洗車体験に出発です。子鉄は動画を撮りまーす。車両基地から洗車場に出発です。
これ実は……すごい体験です。電車にいくら乗ってもこの線路はたどり着くことはできない場所を走っているわけで……
子鉄は大興奮の体験だったワケです。
当日は雨天だったのですが、予定通り洗車は行います。天候に関係なく 洗車は週に一度必ず行うそうです。大きな電車です。天気とか考えながら洗濯物のようにまとめて気軽にできるワケではありません。週に一度のこの時しかできない洗車はとても大事だそう。
というわけで 雨でも雪でも必ず行います。
最後に233系の運転台に乗せていただきました。
最後の体験者とのことで 特別に
運転士さんに、幕を回送にする際に、なんと手を添えさせてもらって実際の操作体験をさせてもらった子鉄。
すごく喜んで、写真をたくさん撮っていました。
ちなみにこの、233系、お外の線路にいますね。ホームのないところから 電車に初めて乗ったのですが、電車の車高はかなり高く感じました。
ホームではない場所に 電車が止まってしまう緊急事態が起きた時に、この 高さを知っておいて良かったなと思います。
総括しますと……
湘南モノレールは利便性もありますが、絶景が拝め、観光要素も充分‼️
ホームから線路に落とし物をしてはいけない。
古い電車も新しい電車も乗り心地ってそんなに変わらないものですが、運転席は激変している。古い車両を運転するのはやはりそれなりに難しい。
電車って何気に 車高が超高い‼️緊急時においそれと降りようとしてはいけない。
毎日 なにげなく 使っている電車ですが、たくさんの人が関わり、しっかり整備、洗車され、管理されている。これが 日本の電車の安全性や正確性を守っているのだな、と しみじみ実感。JRの社員の皆様に改めて頭の下がる思いがいたしました。改めて感謝です。