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実家の片付け vol.6 ~思い出の物整理~

実家の片付けもずっとやっていますが、ようやく思い出の物に手をつけ始めました。
天袋の奥の方に写真コーナーがあります。(まず踏み台に乗って手を伸ばさないと届かず、かれこれ30年以上手付かずの物)
どんな写真があるかは開いてみないと分からないので、端から順に確認しています。

この作業が時間がかかる!

写真屋さんで貰う差し込み式のアルバム(昔は良く貰った!)に無造作に入れてある写真は、フィルムに張り付いていて取り出すのに一苦労。
自分が写っているものを中心に抜き取って、一か所にまとめ選別していきました。

まずは、誰が写っているのかよくわからないピントがぼけた写真は即捨て。
次に、自分の表情がいまいちなものも手放し。

眺めているうちに私の中で残す写真の基準がだんだんと明確になってきます。
今の私から見て、表情が自然でその時を心から楽しんでいるような写真は残しました。
後から見てもこちらが幸せになるような写真、、。
それ以外は自然と手放すことができました。

小学校と中学校の卒業アルバムも残っていました。
卒業してから見返すこともなく押し入れの奥にずっと置かれていたものなので、即手放すでも良かったのですが、最後にパラっとめくってみました。
小学校のアルバムは表紙が布張りでクロスステッチが施されていて自分でデザインしたものでした。(意外と洒落てる)
先生方の写真を眺めると、私が想像していたよりもずっとお若く見えました。
小学校時代の私から見ると、ずっと年配に見えていたのだなぁとこの時気づきました。
おそらく今の私くらいの年齢かもっとお若い先生も多かったでしょう。時の流れを感じます。

中学校のアルバムも面白かったです。
修学旅行の写真ではみんな「写ルンです」を手に写真を撮る様子が、、。
運動会の写真では女子はみんなブルマー姿でした、、。
今思うと違和感だらけだけれど、当時はそれが普通で何の疑問も持たずに履いていたのだから不思議です。

アルバムの後ろには中学時代に起きたニュースが写真付きで時系列で載っていました。当時14歳だった岩崎恭子選手が金メダルを取った年です。

また今では絶対にありえないのでしょうが、生徒全員の住所録と教職員の住所録がしっかり載っていました。
こちらはこのまま処分する訳にはいかないので、ページを切り取って細かく裁断しました。平和な時代だったのでしょうね、、。

こうやってゆっくり写真を見返す機会もなかなかないので、貴重な時間でした。
とはいえ実家の片付けはまだ続きます、、。




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