2010年代中頃に聞いてた曲たち紹介
どうもマンコです。
どうも、普段ニコニコ動画で「淫夢」やってるキモです。
あ、隙!
隙を見つけたので自分語りします
自分は昔、エルレとかのいわゆるロキノン系を好んでいたのですが(今も大好きですが)、ある時を境にaphextwin やautechre、bocやsquerpusharなんかのwarpに所属するIDM系アーティストにはまり、そこから電子音楽にのめり込むようになっていきました。
そんな中で昔聞いてた曲を最近ふと思い出したんで紹介します。
こういうのって普段淫夢やクッキー☆擦ってる
""""""激キモ"""""""たちはどう感じるのかなって、気になったんです。
だから、お前らも聞け。
Tiny mix tapeやResident Advisorで紹介されてたような曲たちです。ジャンルはよく分かんないけど、インダストリアルとか、ノイズとか、グライムっていうんすかね?わからん。
こっから紹介
Rabit ー Pandemic
2015年の作品。レーベルはTri Angle。
今は亡きブッルクリンを拠点としていたTri Angleからの自信1st LPからの一曲。ていうかTri Angleって活動終了してたんかい。そっちにまず驚いたわ。
Tri Angleっていうレーベルはまさにこういう「雰囲気」の曲を作るアーティストを大勢抱えてて、後で紹介するSd Laikaなんかもこのレーベルから作品をリリースしてたりします。HALCYON VEIL、The Trilogy Tapes、PAN….などなど、2010年代を彩ったアングラ電子音楽レーベルは色々ありますが、そんなかでもTri Angleって結構大きな存在だったんじゃないでしょうか。
話を曲にもどすと、開幕数十秒の不穏なアンビエント+囁き声から一転、爆発したのかと思うほどの荒々しいビートが始まり、時折混じる子供の声、謎の機械音、それらが入り乱れクライマックス数十秒ノンストップの連続爆撃からの、最後はこれまた不穏すぎる静寂に戻り曲は終わります。かっこいい。これは案外誰が効いてもかっこいいと思うんじゃないでしょうか。
Visionist ー Victim
2015年の作品。レーベルはPAN。
みなさんご存じあのArcaもリリースしたことのある超実験的な作品やアーティストを多く排出しているドイツのレーベルPANからの一曲。
こちらも先程紹介したRabitのPandemic同様の激しさがありますがこちらはかなりメロディアスなつくりとなっております。人の声の様にも聞こえる美しいメロディ&金属質というか、激しい中に冷たさを感じるビートが合わさってすごくドラマチックな曲です。この曲が入っているアルバムは全体的に儚いと冷たいっていう言葉がよく似合う雰囲気が漂っております。これもウケよさそう。
M.E.S.H. ー Epithet
2015年の作品。レーベルはPAN。
またPANから紹介します。この曲とアルバムは自分がこういうのにハマった最初期に出会った曲で、これまでこんな音楽は聞いたことなく、当時の自分には結構な衝撃でした。とにかくずっとこれ聞いててなんならシコってる最中にもこれ聞いてました。このどことなく海を漂っているかのような
サウンドをベースにそこに不規則かつ多種多様なリズムが乗っかって・・・変ではあるんですけどクラブとかでかかってても全然イケるような心地よさもあって、これ今聞いても新鮮ですね。アルバムジャケットもかっけえな~。これ聞いてシコってる時もすごい変な気分になりましたね。音に身を任せるというか、この曲があるアルバムPiteous Gateってタイトルなんですけど、翻訳したら「哀れな門」って意味なんですって。そういやシコってる時
ホントにどっかの門が開いた感覚でしたね。
Sd Laika - Meshes
2014年の作品。レーベルはTri Angle。
リリースした作品はこの曲が入っているアルバムと後シングル一枚のみで、現在では目立った活動が全く見られない謎多きアーティストの一曲。
アルバムのタイトルはThat's Harakiriで、ジャケットもかなりインパクトのある作品です。肝心の曲はというと、最初ノイズから始まったかと思えば突如アフリカかどっかの部族が使う笛?のような音が鳴り響き、カンカンポコポコと金属製の何かを叩いているかのような音でビートを刻み曲が展開していきます。終始そんな具合でどこかトライバルな雰囲気もある曲です。最初はなんだコレ?と思いましたが何回か聞いていくうちに結構癖になってくるようななってこないような・・・
Rezzett ー Doyce
2016年の作品。レーベルはThe Trilogy Tapes。
活動当初は詳細が謎だった(今は公開されてるらしい)二人組アーティストによる一曲。なんとなく懐かしい、メランコリックなメロディがしばらく続き、後半からざらついたリズムを刻みます。このLow-Hiなサウンドは
L.I.E.S. Recordsを彷彿とさせますね。L.I.E.S.で思い出しましたが、海外のアングラよりのレーベルは各々でこだわりを持って運営されており、統一感があって面白いですね。例えばビジュアル面でいえば、このcentral processing unit(https://centralprocessingunit.bandcamp.com/)はリンク先を見てもらったら分かる通りジャケットを完全に統一していますし、今回紹介している様なレーベルはどこも、当然商業的に結果を出すことも重要目標の一つでしょうけど、それ以上に自分達なりに考えたコンセプトでこだわり抜いた作品をとにかく世に出したいという思いを感じますよね。このRezzett擁する
The Trilogy Tapesもレーベル特有のこだわりもってて、クールな感じです。
Chino Amobi ー NEGATIVE FIRE III
2017年の作品。レーベルはNON。
アーティストやレーベルについてインタビューの記事があったんでこっちもどうぞ。なんというか、エモ、ですね。ガラスが割れるような音、ボソボソなんか喋ってて、たまに遠くから聞こえるパトカーや救急車のサイレン…どこか治安の悪い国の喧騒を聞いているみたいですね。物語の始まりって感じもする。壮大な何かが始まる感じ。こんなの見てるサワムロ予備軍の皆さんは、何か始められていますか・・・?
Giant Claw - DARK WEB 003
2014年の作品。 レーベルはOrange Milk records。
おっひょ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
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vaperwaveのエッセンスを取り込んだ傑作。いままで紹介した曲たちと
かなり毛色が違いますが、2010年代に聞きまくった曲としてこれはやはり外せなかったので。ひょっ・・・・ひょっ・・・・これに関してはインダストリアルとかグライムとかそういうジャンルでは絶対にない。
Arca - &&&&&
2013年の作品。 もともとセルフリリースされてて、2020年にPANからリイシューされた。
紹介してきた人たちのなかでは一番知名度の高いであろうベネズエラのアーティストArcaのミックステープ作品。あのKanye WestのYeezusや、BjörkのVulnicuraの制作にも関わっています。
一つの曲というよりはいろんな曲を一連の流れとして一つにまとめている様なものなので25分と長尺になっております。この作品~2015年くらいまでのArca作品はけっこうIDMよりなスタイルでして、当時Arcaの曲のMVを担当していたJesse Kandaの映像が極めてなにか生命に対する侮辱を感じます的映像
(これとかhttps://www.youtube.com/watch?v=NApVOHrbhqg)
なのも相まってかつてのAphex Twinも連想するようなアーティストでした。
聞いてみてください。
この辺にしとくか
もっといろいろ紹介したいものはありますがキリがないのでこの辺で。
俺に技術があれば、こういう曲使って音MAD作るのになぁ…
ボカロやアニソンも勿論良いし俺も好きだけど、たまにはこういうのも聞いてみてよ。
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