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車椅子おばあちゃんストックホルムへの挑戦物語#3

VさんとAさん、お二人とお話をしていたら、私の夢の実現のために力を貸してくださるということでした。
本当にありがたい、夢のような展開に頭がついて行けません。
こんな奇跡みたいなことって、本当に起きるんだ。

女神:Vさんのご紹介

女神:Kさんのご紹介

私は、「来年ストックホルムへ行って生活します!その様子をブログなどで発信していきます!」と、宣言はしているものの、どこからどう手を付けていいのやらわかりませんでした。
とりあえず行くと決め、ホテルだけは予約をしましたが、その先へ進めずにいたのです。

まず不安なのはフライト時間です。
先日北海道へ旅行した時の1時間余りのフライトがかなりきつかったのです。ストックホルムへは直行便でも13時間以上かかります。
考えただけで具合が悪くなりそうです。
かといって、ビジネスクラスなんて、いったいいくらかかることやら、
恐ろしくて調べることさえできずにいます。

次に不安なのは言葉です。
いくら通訳アプリがあるとはいっても、とっさに使いこなせるかどうか。
簡単な会話位話せなくては何もできないのではないでしょうか?

などなどきりがないくらい不安や、心配や、やめた方がいいんじゃない?
というささやきで動けなくなっていたのです。

私はまず、今までブログに書いてきたエピソードを交えてお二人に自己紹介のようなお話をさせていただきました。
生後10か月でポリオという感染症に罹り後遺症で8歳から車いす生活をしてきたこと。養護学校を卒業して、受験した大学が車いすに対応できずリハビリ訓練を受け、就職、結婚、出産、という普通の人生を過ごしてきたとお話をしました。
すると「普通じゃないですよ」と言われました。

自分にとっての普通は、他の人の普通じゃない。
自分のあたりまえは、他の人のあたりまえじゃない。
自分が普通だと思ってやってきたことが、それだけで誰かの力になれる。

ブログを書き始めて、なんとなく感じていましたが、このお二人の女神とお話をして、そのことをはっきりと確信できた気がしました。

だからこそ、私は諦めずに、自分がやりたいことに挑戦して、そのドタバタ奮闘記を発信して行きたいと思ったのです。
それがきっと誰かの力になれると思っています。

つまり、電動車椅子の、68歳の、気力も体力もいつまでもつかわからないような、そのうえ学歴もスキルも専門も何もない、普通のおばあちゃんの私に出来ることなのです。
やると決めて、出来そうなことから始めればきっと誰にでもできるにきまっています。
もしできなかったとしても、始めてしまえば毎日が楽しくて仕方がなくなります。これはみんなにお勧めしたいことです。

一年前の私は何がやりたいのかも考えられませんでした。
初めは、さわやかのハンバーグを食べてみたいとか、身延まんじゅうを買いに行きたいとか、食べたいものから書き出してみました。
その次に、江ノ島水族館へ行きたいとか、美術館へ行きたいとか、行きたいところを書き出して、それから、1人で飛行機に乗りたいとか、一人旅をしたいとかやりたいことを書き出したら100個を超えてしまいました。

で、これをブログに投稿して、Facebookのコミュニティにシェアしたら、
女神が降臨したのです!
人生何が起きるかわかりません。
「長生きはするものだわ」と思う車椅子おばあちゃんです。
さあ、強力な仲間を得て動き出した挑戦物語!楽しみです!

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