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最後から2番目の「恋物語」じゃなくて「挑戦物語」です。34

オーデイションが終わり、zoomが閉じられました。
「え?わたし、手が挙がったの?」
とりあえず娘たちにlineで報告しましたが、

全く実感がありません。

なんだかどっと疲れが押し寄せてきました。
寝ちゃおうかなとも思いましたが、こんな時間に寝てしまったらまた夜眠れなくなりそうです。

気が付くと夕方なので、キッチンへ。
冷蔵庫の中を物色し、今夜のメニューは豚丼に決定。
そういえば朝食のパンがなかったと思い出し、今度こそ胡桃とレーズンのパンを焼こうとホームベーカリーをセット。
牛乳、強力粉、砂糖、塩、マーガリン、スキムミルク、イースト。
分量を量りながら次々と投入するだけです。
そしてスウィッチをピーと押します。
胡桃とレーズンの投入時間にアラームが鳴るよう、スマホをセットして完璧!

もしかして今頃・・・

私に手を挙げた審査員の方と「出版界のおやっさん」が連絡を取って、
「手を挙げたのは間違いです」「いやそれは困ります」とかなんとか揉めているのではないのだろうかなどと、よからぬ妄想が始まってしまいました。

あ~、もしそうだったらどうしよう。
いや、手を挙げてくださったのは事実なのだから、ここから食らいつけばいい。
とりあえず一回打ち合わせができるのだから、そこで勝負に出ればいいのよ。
頭の中でグルグル妄想が渦を巻いてきました。
もうこうなると、強制終了するしかありません。

とりあえず、ここまで頑張ってきた自分を褒めて、いつものスーパードライとおつまみをよういしなくっちゃ、どっちにしても祝杯だ~い!

しばらくしてFacebookにメッセージが届きました。
「出版界のおやっさん」からです。
「○○さん、先ほどはおつかれさまでした。○○さんに手を挙げたのは、△△社の♡♡さんでした。・・・」と、今後の予定の連絡をくださいいました。

現実でした。

車椅子おばあちゃんの“最後から2番目の恋物語じゃなくて挑戦物語”は終わりを迎えるはずのところでしたが、なんと第2章が始まってしまいそうです。これから、編集者の方と打ち合わせが始まり、出版社の中でのいくつもの会議を通過させ、企画書が採用されなければ出版はできません。

4か月前にいきなり飛び込んでしまった「ベストセラー作家養成講座」です。
1年前の私は、
「何をすればよいのか」
「この先の人生どう生きていけばよいのか」
「私にできることなんか何もない」
「もうこのまま年を取っていくだけ」

毎日ただただ時間を過ごしているだけで、ブログも読んだこともない状態でした。でも、アメブロを始めたことから人生がどんどん動き始めました。
そして、訳も分からずnoteも書き始めてさらに前へ進んでいます。
お友達になっていただいた方、コメントやいいねやスキをくださった方、
アクセスしてくださった方、サポートしてくださった方、皆様に心から感謝しかありません。
本当にありがとうございます。

アラ古希の私がこんなことになろうとは、びっくり仰天です。
「動けば変わる」ほんとに小さなことをやってみたことで、毎日が充実しています。
まだまだ始まったばかりの挑戦物語第2章、いったいどうなっていくのでしょう。

やれるところまでやろうと決意を新たにする車椅子おばあちゃんです。
これからも応援をどうぞよろしくお願いします!


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