最後から2番目の「恋物語」じゃなくて「挑戦物語」です。78

「う～、起きれない～」
前日自宅に辿り着いたのは21時を過ぎていました。
これでも札幌新千歳空港１５：０５発のフライトで、まっすぐ帰ってきたのです。
と、遠すぎる～
おまけにタクシーを降りるとき雨脚が強くなり、ひさしぶりに雫が落ちるほどびっしょり濡れてしまいました。
車いすを下ろしてくださった運転手さんもびっしょりです。
降りてから玄関まで傘をさしてくださいましたが、申し訳ないほど濡れていらっしゃいました。
私は自宅だからいいけれど、運転手さんはこの後のお仕事どうされるのでしょう。
あのまま運転席に座られたのでしょうか、ありがとうございました。
感謝です。

お風呂に入り、ベッドに倒れこんだのは午前2時近くです。

3日間食べまくり、若い人に合わせて動きまくった結果…起きれない
確実に体力が落ちていることを思い知らされています。

あ～でも起きなくちゃ。
ヘルパーさん訪問日、お買い物をお願いしよう。
お買い物リスト書かなくちゃ、冷蔵庫空っぽです。

せっかくYouTube動画がアップされたのに、ブログも、FacebookもXも3日間放置したままだ～。
旅行先でスマートフォンで更新しようと思っていたけれど、結局遊びほうけて何もできませんでした。

ぐずぐずと起き上がり、リビングへ行くと、妄想シェアハウス同居人の夫はとっくに朝食を済ませ、自室に戻っています。
3日間食べまくったせいか、胃袋が「食べ物入れて～」と催促しています。
食べ癖がついてしまったようです。
とりあえずあり合わせで朝食を済ませ、ヘルパーさんにお願いする買い物リストとお金を用意しました。
「今夜はおでんとサンマにしよう」
動き出したら、なんだか元気が出てきました。
多分疲れが出るのは2～3日あとでしょう。

よし、やるか！
今日は北海道へ行ったことを簡単に報告をして、
YouTube動画がアップされたことをlineのお友達に知らせよう。

北海道で食べまくったお料理の写真を数枚選んでアメブロとnoteに投稿、
それをFacebookとXにシェア。
次にLINEに送るトークを考えて、動画のURLを貼って・・・
さて、
「え？誰に送ればいいの？」
普段から連絡を取っていて、ブログも読んでくれている人には抵抗なく送信ボタンを押せるけれど、
例えば、2～3回しか連絡したことがない人や、もうずっとご無沙汰の人や、それこそLINE交換しただけの人とか送信していいのかなぁ、
厚かましいとか、売り込みとか、迷惑がられるかもしれない。
え～っ、どうしよう～
気持ちが揺れます。

でも、この動画を見て喜んでくれるかもしれない。
いや、きっと喜んでもらえるはず。
いやな気持になる人がいたら、それはその人の問題だから私が心配しても仕方がないこと。
そう思うことにして、片っ端から送信していきました。
「ふ～、やり切った！」

どうなるか、考えると胃が痛くなりそうでしたが、すぐに友達からラインが帰ってきました。
「出版したの？凄いね」
「してないよ、オーディションだけ」
「結果出たら教えて！」
「自信もって、踏ん張れ！」

不安が吹っ飛んで、旅の疲れも吹っ飛んだ車椅子おばあちゃんです。
ありがとう！感謝です！